TSON FUNDINGは上場廃止で危ない?評判と元本割れゼロの実績を検証

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TSON FUNDING(ティーソンファンディング)は、運営会社が上場をやめたという事実だけで危ないと決めつけるのは早計で、廃止に至った経緯や元本割れゼロとされる実績をあわせて見ることが大切です。とはいえ、「運営元の株式会社TSONは2023年に上場をやめているが、安心して資金を預けられるのか」「5〜6%という想定利回りが実際に達成されているのか」と気にかける方は少なくありません。

以下では、口コミや評判から見えてくる実情に加え、上場廃止に至った背景と元本割れゼロという実績の裏付けを、一次情報にあたりながら順に確認していきます。

メリットとデメリット、税金の扱い、他社との比べ方までひととおり目を通していただくと、ご自分に向いた投資先かどうかを見極める判断材料が手元にそろうはずです。

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ポイント 〔新サイト名〕編集部

TSON FUNDINGについては「上場をやめた会社は怪しいのでは」と不安に感じる方も少なくありません。ただし、確かめたいのは上場をやめた理由と、その後も事業が続いているかどうかです。同社は宅建業免許と不動産特定共同事業の許可をいずれも保ったまま、2025年6月期も売上・利益ともに伸ばして運営を続けています。そこで本記事では、一次情報に基づき、安心できる点と気をつけたい点をどちらも取り上げます。

※2026年10月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

目次

TSON FUNDING(ティーソンファンディング)の概要と押さえたい基本情報

TSON FUNDING(ティーソンファンディング)の概要と押さえたい基本情報

株式会社TSONが手がけるTSON FUNDINGは、不動産特定共同事業法のルールに沿って提供される、不動産を対象としたクラウドファンディングのサービスです。

本拠を愛知県名古屋市に置く運営会社が、自社で開発した不動産AIを使って投資対象の物件を選び出していることが大きな特色です。

この章で取り上げるポイントは、次の3点です。

運営元である株式会社TSONの会社概要(所在地・代表者・各種許認可)

株式会社TSONの会社概要を、以下の表に整理しました。

区分詳細
商号株式会社TSON(フリガナ: ティーソン)
法人番号9180001066378
本店の所在地愛知県名古屋市中村区名駅3丁目22番8号 大東海ビル2階
代表取締役金子 勇樹
不動産特定共同事業 許可番号愛知県知事 第6号(第1号事業・第2号事業)
宅地建物取引業 免許番号国土交通大臣(1)第10513号
建設業 許可番号国土交通大臣免許(特-5)第28922号

出典: 国税庁 法人番号公表サイト

不動産特定共同事業の許可に加えて宅建業免許も保有しており、土地の仕入れから開発、販売までを自社で一手に担っていることが、運営会社として目を引くポイントです。

2種類のファンド形態(匿名組合型/任意組合型)の比較

TSON FUNDINGで扱うファンドは「匿名組合型」「任意組合型」の2種類に分かれ、それぞれ運用期間や税金の扱いが違います。

比べるポイント匿名組合型任意組合型
物件を所有する者事業者(株式会社TSON)投資家それぞれ
投資家が負う責任有限責任(出資額が上限)無限責任(出資割合に応じる)
税務上の所得区分雑所得不動産所得
源泉徴収あり(20.42%)なし(本人が確定申告)
想定される運用期間短期(6ヶ月〜1年)長期(3年〜)
該当する主なシリーズSMART FUND/AI勝率一番180/森林再生SONAEシリーズ

運用を短期で済ませたいなら匿名組合型、長く保有したい場合や相続対策を視野に入れる場合は任意組合型というように、目的に合わせて選択しやすい形になっています。

不動産特定共同事業法の許可を受けたサービス

TSON FUNDINGの運営元は、愛知県知事から、不動産特定共同事業法上の第1号事業・第2号事業の許可を受けています(許可番号: 愛知県知事 第6号)。

加えて、同法にのっとった電子取引業務にも対応しているため、申込みの段階から契約締結までの手続きをWEB上だけで完了できます。

株式会社TSONの登録は、国土交通省が公表する「不動産特定共同事業者許可一覧」の令和8年3月現在の最新版でも確認できます。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

不動産クラウドファンディングを比べるときは、まず「不動産特定共同事業の許可番号」「宅建業免許番号」「電子取引業務の認可」という3点セットを確認しておきましょう。TSON FUNDINGはこの3点のいずれもクリアしており、法的な運営の土台は、不動産クラファン業界で標準とされる水準に達していると考えられます。許認可を公的に確かめられる点は、安心につながる材料の1つといえるでしょう。

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【最重要】2023年に上場廃止した株式会社TSONの安全性と事実の検証

【最重要】2023年に上場廃止した株式会社TSONの安全性と事実の検証

運営会社が上場をやめたという点は、TSON FUNDINGへの投資を考える方にとって、いちばん気がかりな材料ではないでしょうか。

先に要点をお伝えすると、今回の上場廃止は会社自らの申請にもとづく廃止で、同社は廃止のあとも事業を続けながら売上・利益をともに伸ばしています。

以下では、公的機関や同社の公表資料をもとに、次の3つの観点を順番に確認していきます。

上場廃止に至った流れ(2023年12月27日・TOKYO PRO Market・自主申請)

2023年11月に東京証券取引所が出したリリースでは、株式会社TSON(証券コード3456)が上場廃止となった流れが次のように示されています。

区分詳細
対象銘柄株式会社TSONの株式(証券コード3456)
上場していた市場TOKYO PRO Market(プロ投資家を対象とした市場)
整理銘柄指定期間2023年11月29日〜2023年12月26日
廃止日2023年12月27日
廃止に至った理由同社の申請を受けて東証が決定(特定上場有価証券に関する有価証券上場規程の特例第143条)

出典: 日本取引所グループ「上場廃止等の決定:(株)TSON」(2023年11月付)

注目したいのは、同社自身が上場廃止を申し出た結果であるという点です。

不正の発覚や上場維持基準を満たせなくなったことによるペナルティとしての廃止ではなく、会社が経営上の判断で選んだ廃止とみることができます。

加えて、同社が上場していたのは東証のプライム市場やスタンダード市場、グロース市場といった本則市場ではなく、プロ投資家を対象とする「TOKYO PRO Market」という市場でした。

TOKYO PRO Marketでは個人投資家による売買が原則として制限されており、上場の基準や求められる情報開示の範囲も本則市場とは異なります。

廃止後の業績と事業の状況(2025年6月期で増収増益を確保)

株式会社TSONは上場をやめたあとも事業を続けており、業績も堅調に伸びています。

2025年9月付で同社がIR情報として出した2025年6月期の決算速報を見ると、次の表のとおり主要な指標はいずれも前年を上回っています。

項目2025年6月期の実績前年からの伸び
売上高5,126百万円+24%
売上総利益986百万円+28%
営業利益331百万円+178%
当期純利益92百万円+61%

出典: 株式会社TSON「2025年6月期 決算速報のお知らせ」(2025年9月付)

売上高は創業から初めて50億円を超え、本業のもうけを表す営業利益は前年から+178%と大きく伸びました。

あわせて、不動産クラウドファンディングの事業では、2025年時点で累計のファンド運用実績が300億円、累計の償還実績が200億円に達しています。

不動産特定共同事業の許可と宅建業免許はいずれも継続

株式会社TSONが持つ不動産特定共同事業の許可、宅地建物取引業免許、建設業許可は、上場廃止のあとも取り消されることなく、いずれも有効なまま残っています。

許認可の種類許可・免許番号所管の行政庁
不動産特定共同事業第6号(第1号事業・第2号事業)愛知県知事
宅地建物取引業(1)第10513号国土交通大臣
建設業(特-5)第28922号国土交通大臣

令和8年3月現在の国土交通省「不動産特定共同事業者許可一覧」を見ても、株式会社TSONの名前が掲載されています。

行政処分を受けたり不祥事を起こしたりすれば、こうした許認可は取り消しや業務停止の対象になりますが、現時点でそのような履歴は明らかにされていません。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

上場廃止と聞くと「危ないのでは」「やばいのでは」と不安になる方は少なくありません。ただ、確かめておきたいのは「廃止が制裁によるものか自らの判断によるものか、そして廃止後も事業と財務が健全に続いているか」の2点です。TSON FUNDINGについては、自主的な廃止であるうえ、廃止後の増収増益や許認可の維持も確かめられるので、上場廃止という事実だけで投資先から外すほどではないと考えられます。一方で、上場企業に課される開示義務はもう適用されないため、判断の材料が公式IRや第三者による調査に限られる点は押さえておきたいところです。

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投資家の口コミから見るTSON FUNDINGの評判と実際の声

投資家の口コミから見るTSON FUNDINGの評判と実際の声

投資家の声を見ると、TSON FUNDINGには「想定どおりの利回りで償還を受けられた」「キャンペーンで得をした」といった好意的な感想が多く集まっています。その一方で、「本人確認の手続きが長引いた」「還元が高すぎてかえって心配」と感じている人もいるようです。

ここからは、好意的な口コミ、否定的な口コミ、上場廃止をめぐる声という3つの視点に分けて、順に確認していきます。

評価が高い口コミ(償還の実績/お得なキャンペーン/利回りの高さ)

好意的な口コミで目立つのは、想定していた利回りのまま償還を受けられたという実績面への評価と、キャンペーンの内容が手厚いという意見です。

TSON FUNDING:SMART FUND 80号 東京都足立区扇大橋駅の案件が無事に運用期間終了となり戻ってきました キャンペーンと合わせると毎回結構利回りよくて、なんだかんだ入れ続けてるTSONさん。
取得元: X(旧Twitter)

TSON (TSON FUNDING運営会社)2025年6月期 決算が発表されました 【2025年6月期 通期業績】 売上高 5,126百万円(前年比+24%) 売上総利益 986百万円(前年比+28%) 営業利益 331百万円(前年比+178%) 当期純利益 92百万円(前年比+61%) 全ての重要指標においてプラス成長し増収増益
取得元: X(旧Twitter)

TSON FUNDINGからSMART FUND75号が償還予定8月15日をお盆前の今日に少しだけ繰り上げてくれて償還
取得元: X(旧Twitter)

不満が見られる口コミ(1口10万円のハードル/抽選に当たらない)

反対に、本人確認が終わるまでに日数を要したという不満や、還元率の高さにむしろ不安を覚えるという意見も寄せられています。

tson funding、ネットの本人確認が撮影し直しになると5日経たないと再トライ出来なくて……案件期限間に合わない確定!ただ申込みした人になった
取得元: X(旧Twitter)

登録しているポイントサイトからのメールにTSON FUNDINGの記載。100万円投資でポイント10万円と公式キャンペーンでアマギフ4万円。最近ここ投資してないけどそんなに募集苦戦してるのかな ポイントサイトも活用できるものは活用しているけどここまで高還元だと不安に
取得元: X(旧Twitter)

衝撃の募集中止! TSON FUNDING、応募がぜんぜん集まっていなかったITSUDEMO2号の募集を中止すると発表 これで良いよ、無理してアマギフ配って集めるのやめましょう 業者がコケたら全案件が元本全損、投資家にとって業者の経営破綻が一番怖い アマギフいらんから無理なコストアップやめてほしい
取得元: X(旧Twitter)

上場廃止は危険なのかという疑問と事実関係

検索候補や「他の人はこちらも検索」の欄には「TSON 上場廃止」「TSON やばい」などの語句が並んでおり、上場廃止という出来事をどう捉えればよいのか気にしている方は少なくありません。

先に要点を述べると、株式会社TSONが上場を取りやめたのは2023年12月27日付で同社自ら申請して行われた廃止であり、不祥事や上場基準への抵触に伴うペナルティとしての廃止とは性質が異なります。

同社は上場廃止のあとも事業を続けており、2025年6月期の決算では売上高51.26億円、営業利益+178%と、売上・利益ともに伸ばす結果となっています。

上場廃止に至った経緯については、本記事のH2-5「【最重要】株式会社TSONの2023年上場廃止は危ない?」で詳しく取り上げています。

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TSON FUNDINGが持つ4つの強み

TSON FUNDINGが持つ4つの強み

数ある不動産クラウドファンディングのサービスと比べたとき、TSON FUNDINGには目を引く強みが4つ備わっています。

以下の4点について、順番に解説します。

5〜6%台を見込む高めの想定利回り

TSON FUNDINGで募集されるファンドは、想定利回りが年5.5%〜6.0%前後に設定されているものが中心です。

公式サイトに掲載された最近の募集を見ても、「SMART FUND127号」は運用期間365日で年6.0%、「AI勝率一番180」40号は運用期間180日で年5.5%、「森林再生108号」は運用期間244日で年5.6%という条件でした。

業界を見渡すと年3%〜4%台にとどまるファンドも少なくないため、TSON FUNDINGの水準は相対的に高めと考えられます。

もっとも、提示されている数値は見込みとしての「想定」利回りで、運用後に確定するものではない点に留意してください。

配当遅延・元本割れともにゼロの運用実績(累計300億運用・200億償還)

2020年12月にサービスが始まってから2026年7月時点に至るまで、TSON FUNDINGでは元本割れも配当遅延も一度も起きていないことが、実績面での大きな強みです。

2025年に株式会社TSONが出したリリースでは、ファンドの累計運用実績が300億円、累計償還実績が200億円に達したと発表されています。

加えて、不動産クラウドファンディング事業者を対象とした第三者の調査において、2024年〜2025年の2年連続で複数指標の全国トップ評価を受けている点も、運用が安定していることを裏づける材料といえます。

項目数値
ファンド運用の累計356億円(2026年時点)
償還の累計233億円(2026年時点)
元本割れの件数0件(2026年8月時点)
配当遅延の件数0件(2026年8月時点)
サービスの開始時期2020年12月(第1号ファンドの募集を開始)

優先劣後システムと全期間家賃保証で抑えるリスク

TSON FUNDINGでは、優先劣後システムと全期間家賃保証という2層構造によって、投資家が負うリスクを軽くする工夫がなされています。

優先劣後システムとは、運営会社が劣後出資者、投資家が優先出資者という立場になり、損失が出たときには劣後側の運営会社から先に損失をかぶる仕組みのことです。

仮に劣後出資の比率が10%に設定されたファンドであれば、物件売却で生じた損失が10%の範囲内にとどまる限り、投資家の元本は毀損しない設計です。

SONAEシリーズやSMART FUNDシリーズの一部で採用されている全期間家賃保証は、サブリース契約や家賃保証契約の方式によって、入居が始まってから運用の全期間にわたって家賃を固定額で受け取れるようにする制度です。

空室が出て家賃収入が減ってしまうリスクを和らげる効果が期待できます。

不動産AIが300万件を分析して行う物件選定

自社で開発した不動産AIを使って物件を選ぶ仕組みは、TSON FUNDINGを特徴づける大きなポイントの1つです。

株式会社TSONは、インターネット上から集めた約300万件の不動産データをAIで解析し、住所、希望する価格、希望する販売期間を入れるだけで市場での売れ行きの傾向をつかめるマーケティングシステムを持っています。

こうしたシステムを用いて投資対象となる物件の市場価値を客観的なデータから見極め、利回りと安全性のバランスをとることを目指した設計です。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

不動産クラウドファンディングのサービスを比べる際は、「AIによる物件選定」「優先劣後」「家賃保証」の3点を備えているかどうかに注目すると、各社の違いをつかみやすくなります。TSON FUNDINGはこの3点がそろっているため、安定した運用を重視する方にとって候補に入れる価値のあるサービスといえます。とはいえ、どの仕組みも元本を保証するものではありませんので、まず許容できる損失の範囲を決めたうえで始めるのが基本的な考え方です。

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TSON FUNDINGを利用する前に知りたい弱点と留意点

TSON FUNDINGを利用する前に知りたい弱点と留意点

利点の多いTSON FUNDINGにも、申し込みを考える段階で押さえておきたい弱点や留意点がいくつか存在します。

以下では、次に挙げる4点について一つずつ見ていきます。

1口10万円からと高めの最低投資額

現在募集の中心となっているファンドを見ると、TSON FUNDINGの最低投資額はおおむね1口10万円に設定されています。

不動産クラウドファンディングの分野では1口1万円で出資できるサービスも広がりつつあり、投資を始めたばかりの方には手を出しにくい金額だと受け止められることもあります。

一方で、これまでの運用成績や利回りの水準を踏まえれば、10万円単位の出資に釣り合う内容だとする見方も見られます。

抽選となる人気ファンドで落選するケース

TSON FUNDINGの募集方法は2種類で、「先着順」に加えて「抽選式」が採られることもあり、注目を集めるファンドは抽選で出資者が決まる場合があります。

過去に募集された案件を公式サイトの一覧で確かめると、募集金額に対して100〜120%を上回る応募が集まった例もいくつか見られ、申し込みが殺到した案件では落選も想定しておいたほうがよいでしょう。

申し込む時期を工夫したり、複数の案件に分けて応募したりと、当選の可能性を高める方法を考えておくと現実的です。

元本の保証なし(投資商品である点に留意)

TSON FUNDINGが積み上げてきた元本割れゼロという実績は、あくまでこれまでの結果であり、今後の元本を保証するものではない点に気をつけておきたいところです。

公式サイト上にも、掲載している利回りは想定利回りにすぎず、法令に基づき利回りの保証は一切行っていない旨が記されています。

不動産市場の動き方によっては、優先劣後システムにおける劣後出資の範囲では吸収しきれない損失が生じるおそれも否定できません。

自分が受け入れられるリスクの大きさを見極めたうえで、出資するかどうかを判断するのが基本です。

任意組合型ファンドで求められる確定申告

TSON FUNDINGで募集されるSONAEシリーズをはじめとした任意組合型の案件では、分配金が不動産所得に区分され、源泉徴収は行われません。

したがって、受け取った分配金については、ご自身で確定申告を行って税金を納めることになります。

出典: 国税庁 タックスアンサー No.1370 不動産収入を受け取ったとき

確定申告の経験が少ない会社員の方は、最初の年だけでも税理士へ相談しておくと心強いでしょう。

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他社の不動産クラウドファンディングとTSON FUNDINGの比較

他社の不動産クラウドファンディングとTSON FUNDINGの比較

代表的な不動産クラウドファンディングサービスと並べて見ると、TSON FUNDINGがどのような立ち位置にあるのかがつかみやすくなります。

以下の3つの観点から、順番に見ていきましょう。

最低投資額・想定利回り・運用期間・元本割れ実績で見る主要4社の一覧表

TSON FUNDINGを含めた主要4社の条件を、ひとつの表にまとめました。

スクロールできます
項目TSON FUNDINGCOZUCHICREAL利回り不動産
運営会社株式会社TSONLAETOLI株式会社クリアル株式会社株式会社ワイズホールディングス
最低投資額1口10万円1口1万円1口1万円1口1万円
想定利回り年5.5〜6.0%前後案件により変動年4〜5%前後年5〜10%前後
運用期間6ヶ月〜3年以上数ヶ月〜数年数ヶ月〜数年数ヶ月〜2年
元本割れ実績0件0件0件0件
上場/非上場非上場(2023年廃止)非上場東証グロース上場非上場
主な投資対象居住用住宅(戸建て・賃貸)多様な不動産レジデンス・商業居住用・商業

最低投資額こそ他社を上回るものの、想定利回りの水準と元本割れゼロという実績を兼ね備えている点がTSON FUNDINGの持ち味と考えられます。

表中のCREALは運営元が東証グロース上場企業で、こちらも1口1万円からの少額投資に対応しています。くわしくはCREAL(クリアル)に関する評判の解説記事をご覧ください。

サービスの選び方や各社の違いをまとめて把握したい場合は、おすすめの不動産クラウドファンディングサイト32選のランキングも参考にしてください。

COZUCHIと比べたときの相違点

1口1万円という少額から参加でき、高めの利回りを狙うCOZUCHIは、始めやすさや運用の考え方の面でTSON FUNDINGとかなり性格が異なります。

扱う物件は商業施設・物流施設・ホテルなど幅広く、利回りも案件ごとに大きな開きがある仕組みです。

対するTSON FUNDINGは、投資先を戸建てや賃貸といった居住用の住宅に限定し、AIによる分析と全期間の家賃保証によって安定した運用を目指す方針をとっています。

運営会社の実情や利用者の声をより深く知りたい方は、COZUCHI(コヅチ)の口コミ・評判をくわしくまとめた記事もご確認ください。

利回り不動産と比べたときの相違点

利回り不動産は1口1万円から参加できる中堅規模のサービスで、年5〜10%前後と想定利回りに幅のある案件がそろっています。

TSON FUNDINGより少ない資金で始めやすい反面、リスクの度合いが案件によって異なるため、一つひとつを見極める力が求められるケースも少なくありません。

TSON FUNDINGの想定利回りは5.5〜6.0%前後の範囲にまとまっていて案件間の差が小さく、投資判断のしやすさを評価する声があります。

利用者の口コミについては、利回り不動産の口コミ・評判をくわしくまとめた記事で整理しています。

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TSON FUNDINGが合う人・合わない人

TSON FUNDINGが合う人・合わない人

投資の目的やスタイルによって、TSON FUNDINGとの相性は大きく変わってきます。

以下の2つの観点から、順番に見ていきましょう。

合う人

①10万円単位で、中長期にわたって安定した運用を目指す方

募集の中心は1口10万円で、想定利回りはおおむね5〜6%前後に設定された案件が多くなっています。1ファンドに10万円以上を投じられる中級者や、利回りの安定感を重視して不動産投資をしたい方と相性がよいサービスです。
【メリット】

全期間家賃保証と優先劣後システムという形で、リスクを抑える仕組みが明らかにされている点は大きな強みです。過去に元本割れも配当遅延も起きていないという実績は、安定志向の方が検討する際の材料になるでしょう。

②地方の優良物件や定期借地権を使った仕組みに関心がある方

TSON FUNDINGの投資先は、愛知県・岐阜県・三重県・東京都・埼玉県といったエリアの戸建て住宅や賃貸住宅が中心となっています。地方で人気のある地域の新築物件や、定期借地権スキームで土地のコストを抑えて利回りを引き上げる設計に魅力を感じる方に合うでしょう。

【メリット】
物件の選定に不動産AIを活用しており、市場価値の裏付けがある立地や価格の物件へ分散して投資できるのが特徴です。

③不動産小口化商品を相続税対策に役立てたい方

TSON FUNDINGが扱うSONAEシリーズは任意組合型の商品のため、相続税を評価する際には現物不動産と同じ方法で評価されます。1口ごとに分けて相続できるので、相続人が複数いるケースで遺産の分け方を単純にしたい方に適しています。

【メリット】
時価に対する路線価評価額の水準は70〜80%程度となるケースが多いため、相続税評価額を抑えられる余地があります。もっとも、税制の改正で評価の方法が変更されることも考えられるので、税理士にも相談しながら進めると安心です。

合わない人

①1万円ほどの少額からスタートしたい投資初心者の方

TSON FUNDINGでは1口10万円が最低投資額となっており、不動産クラウドファンディング全体で見ると高めの部類に入ります。1万円程度で運用の感覚をつかみたい初心者の方にとっては、少し手を出しにくいと感じるかもしれません。

【代替案】
1口1万円から出資できるサービスには、COZUCHI・CREAL・利回り不動産などがあります。最初はこうしたサービスで1万円単位の投資を経験し、慣れてきた段階でまとまった金額をTSON FUNDINGに回すという進め方も考えられます。

②元本の保証や元本の安全性を何より重視する方

TSON FUNDINGには元本割れゼロの実績こそありますが、あくまで過去の結果にすぎず、将来の元本を保証するものではありません。法令上、利回りの保証は一切ないことが公式サイトにも記載されているため、元本保証を前提に考える方には向かないサービスです。

【代替案】
元本の安全性を最優先にするなら、預貯金・国債・社債等が選択肢になります。一方で利回りは低めになるため、ご自身がどこまでリスクを取れるかや運用の目的を踏まえて商品を選ぶことが重要です。

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TSON FUNDINGの申し込み手順|5ステップの流れ

TSON FUNDINGの申し込み手順|5ステップの流れ

出資までの手続きは、会員登録も含めてオンライン上で済ませられる仕組みです。はじめて登録してから出資が終わるまで、早いケースでは即日〜数日ほどで進められます。

STEP
無料の会員登録

まずは公式サイト内にある会員登録ページで、メールアドレスを入れて送信します。認証用のメールが届くので、記載のURLを開けば登録手続きが終わります。

STEP
出資者情報の入力と本人確認

続いてマイページへ進み、出資者としての情報を入力します。本人確認の方法は2種類あり、オンライン(審査完了まで即日〜1営業日)とハガキの郵送(約1週間)のどちらかを選択できます。

STEP
ファンドの選択と申し込み

プロジェクトの一覧ページで出資先にしたいファンドを選び、申し込む口数を入れます。申し込む前には「契約成立前書面」と「電子取引に係る重要事項等説明書」に目を通しておく必要があります。

STEP
出資の確定と入金手続き

抽選に当たるか先着順で出資の権利を得られたら、「契約成立時書面」の内容を確かめてから「出資確定」を選択します。そのうえで、指定された口座へ期日内に出資金を振り込みます。

STEP
運用のスタートと配当の受け取り

ファンドは運用開始日を起点に運用されます。配当金と出資元本は、運用が終わった月の翌々月までを目安に、マイページで登録しておいた口座へ入金されます。

利用の対象は、日本国内在住で満20歳以上〜85歳以下の個人、あるいは日本国内の法人となっています。

なお、出資の際には個別に審査が行われるため、審査の結果によっては申し込みが受け付けられないこともあります。

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TSON FUNDINGで開催中の特典キャンペーン

2026年8月時点では、TSON FUNDINGで新しく会員になる方と出資をする方を対象にした特典キャンペーンが行われています。

2026年8月付で公式サイトに掲載されたお知らせを見ると、開催期間は2026年12月31日までの予定とされており、特典の概要は次の表のとおりです。

特典の中身受け取りの条件
【登録だけで500円!最大で30万円!】新規登録&ご出資キャンペーン投資家としての登録を終えると500円分
登録後30日以内に出資をすると、最大30万円分のAmazonギフト券(e-メールタイプ)を進呈
対象は先着1,000名
参照「TSON FUNDING」

受け取れる特典がもっとも大きくなるのは、会員登録後30日以内に出資まで進んだ場合です。出資を前向きに考えている方は、登録する日と出資する時期をあらかじめ見通しておくと無駄が少なくなります。

キャンペーンの中身や締め切りは今後見直される場合もありますので、申し込む前に公式サイトで最新の情報を確かめておくと安心です。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

不動産クラファン各社の特典を見比べると、会員登録の段階で受け取れるものと、出資してはじめて受け取れるものの2層構造に分かれている例がよく見られ、TSON FUNDINGも同様の仕組みです。最初は登録特典を受け取りながら口座を用意しておき、募集されたファンドが自分の受け入れられるリスクの範囲に収まるかを確かめたうえで、出資するかどうかを決める流れが、負担の少ない方法といえるでしょう。期間限定という言葉に背中を押されて、出資を急ぐ必要はありません。

\ Amazonギフト券の特典を受け取る /

※特典の詳しい条件は公式サイトにてお確かめください。

TSON FUNDINGにかかる税金と確定申告のポイント

TSON FUNDINGにかかる税金と確定申告のポイント

分配金にかかる税金の扱いは、TSON FUNDINGではファンドの種類ごとに違いがあります。

以下の3点について、順番に見ていきます。

※本記事の税制に関する記載は、執筆時点(2026年5月)を基準としています。具体的なケースの判断は、税理士に確認されることをおすすめします。

匿名組合型の分配金は雑所得として20.42%源泉徴収

SMART FUND・AI勝率一番180・森林再生シリーズといった、TSON FUNDINGの匿名組合型ファンドから受け取る分配金は、所得税法では雑所得に区分されます。

匿名組合契約による分配金は、20.42%の税率で源泉徴収されたあとの額が投資家に支払われます。

給与所得者の場合、給与以外の所得(雑所得や配当所得など)が年間で合計20万円以下なら、確定申告をしなくてよいケースがあります。

とはいえ、申告することで差し引かれた源泉税の一部が戻ってくることもあるので、税理士の意見を聞いたうえで決めると安心です。

任意組合型の分配金は不動産所得として自分で申告

SONAEシリーズをはじめとするTSON FUNDINGの任意組合型ファンドでは、分配金が所得税法における不動産所得に区分されます。

任意組合には法人格がなく、事業で生じた利益や損失はそのまま各組合員のものとみなされます。いわゆる「構成員課税(パススルー課税)」と呼ばれる仕組みです。

出典: 国税庁 法人税基本通達「14-1-1 任意組合等の組合事業から生ずる利益等の帰属」

源泉徴収が行われない点が匿名組合型との違いで、投資家が自ら確定申告をおこない、税金を納める必要があります。

不動産所得に区分されることの利点としては、賃貸経営の収入をはじめ、ほかの不動産所得と損益通算できることが挙げられます。

確定申告の経験があまりない会社員の方は、最初の年だけでも税理士に相談しておくと安心です。

出典: 国税庁 タックスアンサー No.1370 不動産収入を受け取ったとき

相続時の任意組合型ファンド評価(現物不動産と同じ扱い)

SONAEシリーズのようなTSON FUNDINGの任意組合型ファンドを相続した場合、相続税評価額は現物の不動産と同じ方法で算出されます。

任意組合契約のもとで、組合員は物件の共有持分を法律上保有しています。そのため財産評価基本通達にのっとり、宅地は路線価方式か倍率方式、建物にあたる家屋については固定資産税評価額を基準として評価されます。

出典: 国税庁 タックスアンサー No.4603 宅地の評価単位

路線価による評価額は時価のおおむね70〜80%程度とされることが多く、現金や有価証券のまま持っている場合と比べて、相続税評価額を抑えられるケースがあります。

加えて、SONAEシリーズは1口ずつ相続できるため、相続人が複数いるときに遺産分割の話し合いを進めやすいことも特徴といえます。

なお、評価方法は税制改正によって変更されることがあり、個々の評価額も土地の所在地・形状・使われ方によって上下します。

相続対策での活用を検討する際は、あらかじめ税理士に相談しておくことをおすすめします。

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TSON FUNDINGについてのよくある質問

投資を考えている方から届くことの多い疑問を8項目取り上げ、ひとつずつ回答していきます。

TSON FUNDINGはいくらから出資できますか?

いま募集の中心となっているのは、1口10万円から出資できるファンドです。

以前は1口50万円で募集されたシリーズも存在しましたが、出資額は段階的に引き下げられ、今では10万円単位での出資に対応しています。

TSON FUNDINGで元本は保証されていますか?

元本が保証される仕組みにはなっていません。

利回りを保証しないことは、法令に沿って公式サイト上でもはっきり示されています。一方で、損失が劣後出資の範囲に収まる限り運営会社がかぶる優先劣後システムや、運用の全期間にわたる家賃保証など、リスクを抑える工夫は用意されています。2026年5月時点で、元本割れの実績はゼロとなっています。

2023年に株式会社TSONが上場をやめていますが、TSON FUNDINGを使い続けても問題はないでしょうか?

東証へ自ら申請して上場を取りやめたもので、上場基準に抵触したり不祥事を起こしたりしたことが理由ではありません。

上場をやめたあとも同社の事業は続いており、2025年6月期には売上51.26億円、営業利益+178%と増収増益を実現しました。宅建業免許に加えて、不動産特定共同事業に関する許可も保持し続けていることから、ただちにサービスの存続を心配する必要性は低いと見られます。

確定申告をする必要はありますか?

どのタイプのファンドに出資するかで変わります。

SMART FUND・AI勝率一番180・森林再生シリーズといった匿名組合型は、雑所得として扱われ20.42%が源泉徴収されます。このため、給与のほかの所得が年20万円以下に収まる会社員であれば、申告が要らないケースもあります。一方、SONAEシリーズの任意組合型は不動産所得に区分され、源泉徴収が行われないので、ご自身で確定申告を行うことになります。

運用の途中で解約したり、持分を他人へ譲ったりできますか?

解約や持分の譲渡ができるかどうかは、各ファンドで定められたルール次第です。

やむを得ない理由があれば応じてもらえる場合もあるものの、基本的には運用期間が終わるまで持ち続けることを前提とした仕組みです。詳しい条件は、申し込む前に「契約成立前書面」や「重要事項説明書」で確かめておきましょう。

振込手数料は誰が負担しますか?

出資金の振り込みにかかる手数料は投資家側の負担となります(振込先のGMOあおぞらネット銀行へ同じ銀行の口座から送る場合は無料です)。

匿名組合ファンドでは、配当や償還金を受け取る際の振込手数料を運営会社が負担します。任意組合ファンドの場合は、2025年9月から分配金・償還金がGMOあおぞらネット銀行経由で支払われるようになり、同じ銀行の口座で受け取れば手数料はかかりません。

日本国外に住んでいても出資できますか?

対象とされているのは、国内に住所を持つ個人(満20歳以上〜85歳以下)か日本国内の法人に限られるため、海外にお住まいの方は利用できません。

申し込んでから運用が始まるまで、どれくらいの日数が必要ですか?

会員登録はその日のうちに済み、本人確認にかかる期間はオンラインで即日〜1営業日、ハガキの郵送を選ぶと約1週間が見込まれます。

登録が済んだらファンドに応募し、抽選や先着によって出資できることが決まった段階で、入金期日までに出資金を振り込みます。運用がいつ始まるかは、ファンドごとに定められています。

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※会員登録に費用はかかりません。

まとめ|TSON FUNDINGは中長期で安定した運用を望む方に向くサービス

TSON FUNDINGについて、利用者の声や世間の評価に加え、運営元がどこまで信頼できるか、元本割れが起きたことはあるかを、一次情報にもとづいて確認してきました。

ポイントを振り返ると、次のようになります。

  1. 年5.5〜6.0%前後という想定利回りは、不動産クラウドファンディングの各サービスと比べても高めで、ぶれの少ない水準といえる
  2. 累計の運用額は300億円、償還額は200億円にのぼり、2026年5月時点で元本割れも配当の遅れも一度も起きていない
  3. 株式会社TSONが2023年に上場を取りやめたのは自主廃止によるもので、その後も増収増益を続けながら事業を運営(2025年6月期の営業利益は+178%)
  4. 宅建業免許とあわせて、不動産特定共同事業許可(愛知県知事第6号)も引き続き保持
  5. 出資は1口10万円からとなるため、10万円以上を中長期でじっくり運用したい中級者に合うサービス
  6. 任意組合型ファンドで得た利益は不動産所得として確定申告が求められ、相続税の評価では現物の不動産と同じ扱いになる

「上場廃止」という言葉を見ただけで身構えてしまう方も少なくありませんが、なぜ廃止に至ったのか、廃止後に事業がどう続いているのかを一次情報でたどれば、判断に使える材料は揃えやすくなります。

運用の目的や許容できるリスクの大きさと照らし合わせながら、投資先候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

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※税制や法律に関わる本記事の内容は、執筆時点(2026年8月)のものです。具体的な税務処理や投資のご判断は、税理士などの専門家へご相談ください。

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田崎 義人のアバター 田崎 義人 賃貸不動産経営管理士

大学在学中に、人材派遣・セールスアウトソースのスタートアップに参画。その後、賃貸不動産会社専門商社に移り、新規事業開発・営業責任者として東証マザーズ上場後に執行役員を務める。
【資格】
賃貸不動産経営管理士

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