国の省エネ補助と市の住宅エコリフォーム補助制度は同時に利用でき、札幌市内に営業拠点を持つ複数の会社へ見積もりを依頼すれば、工事のコストを下げやすくなります。
札幌市住宅エコリフォーム補助制度の場合、対象となるのは、建設業の許可を持ち、主たる営業所を札幌市内に置く事業者が請け負って施工した工事に限られます(出典: 札幌市 住宅エコリフォーム補助制度)。
言い換えると、依頼先を選んだ段階で、利用できる補助金の幅はおおむね定まってしまうと考えられます。
この記事では、所在地と対応エリアを公式サイト上で確かめられた札幌市で営業する15社のリフォーム会社を取り上げ、市や国の補助制度、工事箇所ごとの相場、依頼先を選ぶポイントとあわせて1本に整理しました。
\ 札幌市で依頼できる会社を一括比較 /
札幌市で依頼できる15社のリフォーム会社|工事の得意分野と対応地域の一覧

札幌市内で候補になる15社を見比べると、水まわりを専門にする会社、外装・断熱の改修を得意とする会社、設計段階から関わる会社、住まいを幅広く引き受ける総合型の会社に大きく分けられ、頼みたい工事によって選ぶ先が変わってきます。
会社を並べた順番は五十音順によらず、根拠を説明できる2つの物差しで決めています。
1つ目の物差しは対応する地域の広さで、札幌市の外にある道内の市町村を対応エリアまたは拠点として公式サイトに載せている会社を前に、札幌市と近隣が中心の会社を後ろに配置しました。
2つ目の物差しは同じグループ内での創業・設立の早さで、創業年か設立年を公式サイトで明かしている会社を年の古い順に置き、明かしていない会社はその後ろに回しました。
創業年が公表されていない3社については、公式サイトに建設業許可番号を載せている会社を前にしました。
各社について書いた内容は公式サイトで裏付けが取れる範囲にとどめ、口コミも、お客様本人の言葉を「お客様の声」として公式サイトに載せていた会社だけに添えました。
札幌市内で名前を聞くリフォーム会社は実際には15社を超えますが、この記事では事業内容と所在地を公式サイトで確かめられた会社だけを取り上げています。
※記載している各社の情報は、2026年10月時点で各社の公式サイトに載っている内容をもとにしています。対応エリアや所在地が変更される場合もあるため、お問い合わせの前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
- 株式会社すけみつ|住まいから事務所・店舗まで幅広く改修
- 株式会社土屋ホームトピア|断熱と耐震の改修を戸建て・マンションで
- トーリツ株式会社|マンション再生の専門部署がある地元密着の会社
- ホームリー・ワン株式会社|本社を札幌市内に構える住まいの改修会社
- 株式会社クレアスト|水まわりと再生工事で道内広域に対応
- アトリエ株式会社|設計段階から関わる改修
- 株式会社ヤマヒサ|得意分野を打ち出した住宅改修
- 株式会社キッチンワークス|水回り工事とオーダー家具を自社で施工
- 株式会社エントランス|住まいの困りごとを幅広く引き受ける改修会社
- 株式会社イーエムテクノ|北海道ならではの気候に合わせた工事
- 株式会社アイウィル|住宅の改修全般の受け付け
- 北日本ホーム株式会社|住まい全体のリフォーム
- シンエイホーム株式会社|地元に根ざした住まいの改修
- 株式会社ライフスタイル|住まいのリフォームを幅広く担当
- 株式会社三方リフォーム|外壁・屋根から水まわりまで
| 社名 | 本社所在地 | 得意分野 | 対応エリア(公式の記載) | 創業・設立年 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社すけみつ | 白石区菊水 | 店舗・オフィスを含む総合リフォーム | 札幌市ほか道内5市 | 1935年創業 |
| 株式会社土屋ホームトピア | 厚別区厚別南 | 断熱・耐震・マンション間取りの変更 | 道内に9拠点(函館・旭川・帯広など) | 1982年設立 |
| トーリツ株式会社 | 東区北43条東 | 住まいのリフォームとリノベーション | 札幌と近郊/旭川と近郊 | 1988年設立 |
| ホームリー・ワン株式会社 | 豊平区美園 | 外装・内装、保険適用の修繕 | 札幌ほか北海道内 | 2016年設立 |
| 株式会社クレアスト | 北区北32条西 | 水まわり・外装・リノベーション | 札幌市と近郊、道内各地 | 2019年設立 |
| アトリエ株式会社 | 中央区南1条西(札幌店) | 省エネ設備・水まわり・塗装 | 札幌・釧路・苫小牧 | 確認できる記載なし |
| 株式会社ヤマヒサ | 中央区北一条東(札幌支店) | 防音・介護・ペット・自然素材 | 全国に10拠点(札幌に支店) | 1973年創業 |
| 株式会社キッチンワークス | 白石区流通センター | オーダー収納・水まわり・カーテン | 確認できる記載なし | 2003年設立 |
| 株式会社エントランス | 東区北34条東 | 商業施設・一般建築・外構 | 確認できる記載なし | 2006年設立 |
| 株式会社イーエムテクノ | 北区篠路町拓北 | 新築・内装・外構・除雪 | 確認できる記載なし | 2014年設立 |
| 株式会社アイウィル | 東区東苗穂 | 外壁・屋根・水回り4点・介護 | 確認できる記載なし | 2019年法人成り |
| 北日本ホーム株式会社 | 西区宮の沢 | 屋根・外装・内装・水回り | 確認できる記載なし | 2023年設立 |
| シンエイホーム株式会社 | 白石区東札幌 | リフォーム・新築・外構 | 札幌市内及び近郊 | 確認できる記載なし |
| 株式会社ライフスタイル | 白石区中央 | 店舗設計・リフォーム・外構 | 確認できる記載なし | 確認できる記載なし |
| 株式会社三方リフォーム | 北区篠路町篠路 | 水まわり・外壁・屋根・外構 | 確認できる記載なし | 確認できる記載なし |
株式会社すけみつ|住まいから事務所・店舗まで幅広く改修

昭和10年(1935年)に創業した株式会社すけみつは、戸建てなどの一般住宅に加えて、アパートやマンションの改修、事務所・店舗の工事まで1社でまとめて引き受ける総合リフォーム会社です。
法人の設立は昭和53年(1978年)4月で、本社を札幌市白石区菊水6条4丁目に構えています。
北海道知事免許(般-7)石第07538号の建設業許可を持ち、二級建築士事務所の登録も受けています(出典: 株式会社すけみつ 会社概要)。
札幌市のほか江別市・北広島市・石狩市・小樽市・恵庭市も対応エリアに含まれており、離れて暮らす家族の住まいも一緒に相談しやすい広さです。
北海道インテリア事業協同組合と北海道畳組合連合会の加盟社でもあり、畳や内装を下地の段階からまとめて見てもらえる体制は、築年数を重ねた住まいを改修するときの強みになりやすいでしょう。
建築士事務所として登録されているので、間取りに手を入れるような工事も、図面づくりの段階から話を持ちかけられます。
事業用の建物と自宅の両方を所有している方や、水まわりにとどまらず内装をまるごと刷新したい方に合う会社です。
\ 条件に合う施工会社を札幌市内から探す /
株式会社土屋ホームトピア|断熱と耐震の改修を戸建て・マンションで

1982年6月に設立された株式会社土屋ホームトピアはリフォーム一本に絞った会社で、戸建て向けには外壁・屋根・水まわりから間取り変更、耐震、断熱までを手がける工事として示しています(出典: 株式会社土屋ホームトピア 戸建てリフォーム)。
建設業許可は国土交通大臣許可(般-5)第19582号、一級建築士事務所の登録は北海道知事登録(石)第1972号で、本社は札幌市厚別区厚別南1丁目18番1号に置かれています。
従業員数はパートも含めて185名で、住宅とマンションのリフォーム、インテリア、エクステリア、店舗設計について企画から施工までを事業としています(2025年10月31日現在。出典: 株式会社土屋ホームトピア 会社情報)。
北海道内の拠点は9か所で、札幌市内の3拠点のほか北広島・小樽・苫小牧・旭川・帯広・函館にも置かれています(出典: 株式会社土屋ホームトピア 拠点一覧)。
断熱改修については3つの工法(内断熱・外断熱・付加断熱)から住まいに合うものを選ぶ方針を示しており、窓の交換や天井の断熱、24時間換気システムの導入も組み合わせています(出典: 株式会社土屋ホームトピア 超断熱・超換気)。
マンション向けには間取り変更を大きく打ち出しており、断熱補強と内窓の交換で寒さや結露の悩みに対応した施工例も公開されています(出典: 株式会社土屋ホームトピア マンションリフォーム)。
冬場の寒さや結露を根本的に改善したい方や、道内の遠く離れた市町村にある家の扱いを相談したい方に合う会社です。
\ 断熱リフォームが得意な会社を比べてみる /
トーリツ株式会社|リノベーション専門の部門も抱える地元密着型

1988年4月に設立されたトーリツ株式会社は、住まいのリフォームを本業とし、リフォームとリノベーションを別々の事業として運営しています。
従業員数は30名で、札幌市東区北43条東16丁目に本社を構えています(出典: トーリツ株式会社 会社概要)。
札幌とその周辺だけでなく、旭川や旭川周辺でも施工を受けている点が特徴で、2つの生活圏にまたがって動ける地域密着型の会社は道内でも多くありません(出典: トーリツ株式会社 お問い合わせ)。
施工事例のページには、キッチンや浴室、トイレ、洗面化粧台などの水まわりをはじめ、外壁や屋根、窓・サッシの工事まで多岐にわたって掲載されています。
分譲マンション向けのリノベーションは独立したブランドの部門が担当しており、専有部の間取りを変える工事も持ち込みやすい体制です。
問い合わせは電話・フォームのどちらでもでき、相談や見積もりだけの段階から受け付けると明記されているので、工事内容が決まりきっていなくても声をかけやすいでしょう。
分譲マンションを購入して室内をつくり直したい方や、旭川の実家について札幌にいながら相談したい方に合う会社です。
\ 道内で動けるリフォーム会社を見比べる /
ホームリー・ワン株式会社|豊平区に本社がある札幌の住まいの改修会社

2016年2月に設立されたホームリー・ワン株式会社は、リフォーム全般に加えて不動産の取り扱いも行う会社です。
本社の所在地は札幌市豊平区美園3条5丁目で、北海道知事許可 石第24455号の建設業許可と、北海道知事 石狩(1)第9315号の宅地建物取引業免許を受けています(出典: ホームリー・ワン株式会社 会社概要)。
札幌を中心に北海道内を対応エリアとしており、一戸建てに限らず、共同住宅やビル、オフィス、店舗の改修工事にも応じています。
工事のたびに集めたアンケートが公式サイトで公開されていて、依頼した人の生の声を読めます。

「大変良く、大満足です。」「業者の方々が明るく気持ちが良いです。」という声が、札幌市厚別区の内装工事について公式サイトに掲載されています(出典: ホームリー・ワン お客様の声(2024年11月))。



「ご担当者様におかれましては技術や知識があり信頼できました。」という声が、札幌市南区のクロス・内装工事について掲載されています(出典: ホームリー・ワン お客様の声(2024年10月))。
札幌は積雪や強風による被害が起きやすい土地なので、火災保険を活用した修繕の相談にしっかり応じている点は、実際の場面で頼りになるポイントです。
屋根・外壁の劣化が心配な方や、ちょっとした内装の補修から依頼したい方に合っています。
\ 豊平区から相談できる会社をチェック /
株式会社クレアスト|水まわりからリノベーションまで道内広域で対応


2019年11月に設立された株式会社クレアストは、住まいの増改築や建替え、リフォームを手がけるほか、住宅工事の斡旋・仲介も事業に掲げています。
本社は札幌市北区北32条西3丁目に置かれ、福岡県久留米市には九州支店があります。
従業員数は23人、建設業許可は国土交通大臣許可(般-7)第29741号です(2025年4月現在。出典: 株式会社クレアスト 会社概要)。
札幌市10区と、小樽・石狩・千歳・恵庭・北広島・江別といった周辺の市に加え、旭川・苫小牧・函館・帯広・北見・釧路に至るまで、対応できる市町村が名前を挙げて公開されています(出典: 株式会社クレアスト お問い合わせ)。
リノベーションや、浴室・キッチン・トイレといった水まわり、外壁塗装・屋根、内装、店舗工事や原状回復まで守備範囲が広く、賃貸オーナー向けの相談窓口も用意されています。
会社概要には積水化学工業の子会社である旨が記載されていて、資本関係まで確認できるのは依頼先を選ぶうえでの材料になります。
札幌市の外にある物件もまとめて相談したい方や、賃貸用の部屋の改修を検討しているオーナーに合う会社です。
\ 北区で頼めるリフォームの見積もりを見比べる /
アトリエ株式会社|設計段階から自社で担うリフォーム


アトリエ株式会社は、最初の打ち合わせから設計、着工、完工に至るまでを一貫して自社で担う体制をうたうリフォーム会社です。
札幌店の所在地は中央区南1条西16丁目で、このほか苫小牧店、釧路本社、札幌市中沼町の資材センターがあります(出典: アトリエ株式会社 会社概要)。
新築や建築塗装、水回り全般の工事を事業とするほか、太陽光発電システムや省エネ住宅、オール電化、ヒートポンプシステムの設計・施工、さらに給排水設備・省エネルギー設備などの診断まで手がけています。
設備を診断する段階から設計・施工までを1社で通して任せられるので、暖房や給湯機器の交換を家全体の性能とあわせて検討したい場合の相談先として候補になります。
道東と道央にまたがる3拠点で営業しているため、札幌から遠い地域にある実家の扱いについても相談しやすい体制です。
工事内容を業者に丸投げせず、図面と設備の計画を一緒に詰めていきたい方に合っています。
窓口は店舗単位で分かれているので、連絡する際に物件がどこにあるかを最初に伝えるとスムーズです。
\ 中央区で設計から相談できる会社を複数比較 /
株式会社ヤマヒサ|得意分野を打ち出す住宅改修


1973年1月に創業した株式会社ヤマヒサは、札幌支店をはじめ全国10か所に拠点を構え、リフォームやリノベーションのほか新築・建替えにも対応しています。
札幌での窓口となる札幌支店は、札幌市中央区北一条東12丁目に置かれています(出典: 株式会社ヤマヒサ ショールーム)。
国土交通大臣許可(特-7)第11005号という建設業許可を受けており、特定建設業に当たることから、元請として受注し、多額の工事を下請業者へ発注するような大きな案件にも対応できる立場です(出典: 株式会社ヤマヒサ 会社概要)。
水まわりや内装・外装の工事だけでなく、ペットと共に暮らす家づくり、防音室、介護リフォーム、自然素材を得意分野として公式サイトに掲げています。
得意な分野があらかじめ示されていれば、問い合わせの段階で自分の要望と合うかを見極めやすくなります。
介護に備えた改修や、楽器演奏・テレワーク向けの防音など、やりたいことが明確な方に合いやすい会社です。
拠点が全国に広がっているため、道外に持っている物件も一つの窓口でまとめて相談したいときに頼れます。
\ 得意分野から会社を選ぶ /
株式会社キッチンワークス|水まわり・オーダー家具を自社で施工


水まわりを専門とする株式会社キッチンワークスは平成15年(2003年)7月の設立で、オーダー収納やオーダーカーテンと組み合わせた工事を強みにしています。
本社の所在地は札幌市白石区流通センター1丁目で、ショールーム「インテリアスタジオ大通」は中央区大通西15丁目に構えています。
北海道知事許可(般-6)石第20257号の建設業許可を受けており、正社員29名の内訳として現場管理が14名、施工スタッフが8名、自社工場が3名であることまで明らかにしています(出典: 株式会社キッチンワークス 会社概要)。
下見に始まり、打ち合わせ、工事、アフターに至るまで自社の社員が受け持ち、下請けへ丸投げしないと明言していることが、同社を最も特徴づける点です。
公式サイトに載っている施工事例は、キッチンが802件、浴室が592件、洗面化粧台が479件、トイレが473件で、大半が水まわりの工事です(出典: 株式会社キッチンワークス 施工事例)。
出費を抑えるために設備の入れ替えだけを頼みたい方にも、収納やカーテンまで含めて部屋を使いやすくしたい方にも合う会社です。
交換用のパック商品が公開されているので、おおよその金額を確かめたうえで問い合わせできます。
\ 水まわりの見積もりを比べる /
株式会社エントランス|住まいの困りごとを幅広く受ける総合改修


2006年2月に設立された株式会社エントランスは、一般建築工事や商業施設工事の設計・施工管理を中心としながら、不動産の売買、賃貸管理・仲介にも取り組んでいます。
本社を札幌市東区北34条東20丁目に置き、北海道知事許可(般-2)石第23812号の建設業許可を受けています(出典: 株式会社エントランス 会社概要)。
フルリノベーションといった大がかりな工事から、水栓の交換や床の補修などの小規模な工事まで対応できることを、公式サイトで打ち出しています。
外構工事ではロードヒーティングも対象に含まれるので、冬場の出入りにかかわる箇所を一括で相談できます。
手すりの取り付けや増築など、暮らし方に直結する工事も受けており、家族構成が変化する時期に頼れる相談先です。
社内に不動産部門があるため、売る・貸す前提で「どの程度まで手を入れるか」を相談しながら決められるのが利点です。
住み替えるか改修するかで迷っている方に合う会社です。
\ 内外装をまとめて頼める会社を比べる /
株式会社イーエムテクノ|北海道の気候に合わせた施工


2014年1月に設立された株式会社イーエムテクノは、新築やリフォーム、外構、エクステリアの各工事を手がけるほか、除雪業務も事業の一つに挙げている建築会社です。
札幌市北区篠路町拓北2丁目に本社を置き、北海道知事許可(般-4)石第22909号の建設業許可と、宅地建物取引業では北海道知事 石狩(1)第9450号の免許を取得しています(出典: 株式会社イーエムテクノ 会社概要)。
公式サイトのメニューには、一般住宅向けの内装リフォームを筆頭に、キッチンやバスルーム、エクステリア工事、除雪作業、さらに太陽光発電・蓄電池までが並びます(出典: 株式会社イーエムテクノ リフォームメニュー)。
冬の生活と光熱費が悩みの種になりやすい札幌らしく、太陽光・蓄電池や除雪まで一社で扱う構成になっています。
賃貸物件の管理や売買の仲介にも携わっているので、持っている物件の維持管理も含めて相談できます。
屋根や敷地にたまる雪の始末に毎冬困っている方や、設備を新しくするのに合わせて光熱費を見直したい方に合います。
工事の種類で窓口が分かれていない分、いくつかの困りごとをまとめて持ち込みやすい会社です。
\ 外構まで頼める会社を比べる /
株式会社アイウィル|住まいの改修を幅広く受ける会社


2019年6月に法人となった株式会社アイウィルは、住宅リフォーム全般のほか、補助金や保険を活かしたリフォーム、不動産売買を事業として掲げています。
札幌市東区東苗穂8条3丁目に本社を置き、北海道知事(般-6)石第24977号の建設業許可を受けています(出典: 株式会社アイウィル 会社概要)。
リフォームメニューはフルリフォーム・水回り4点・内装・外壁・屋根の5本柱で、介護リフォームに加え、車庫の補修やスロープの造作、カーポートの設置にも対応しています(出典: 株式会社アイウィル リフォームメニュー)。
水回り4点では、交換時期の目安を一般に15年から20年と示しつつ、工事の案内をしています。
補助金を活用する工事を単独のメニューにしているので、制度の利用を前提に段取りを考えたい方の相談と合いやすい会社です。
介護向けの小規模な工事から家全体の改修まで対応範囲が広く、何から手をつけるか決まっていない段階でも相談しやすいでしょう。
車庫やカーポートも含めて、敷地をまるごと整えたい方にも合います。
\ 補助金に対応する会社を一覧で確認 /
北日本ホーム株式会社|住まいを丸ごと任せられるリフォーム


令和5年(2023年)2月に設立された北日本ホーム株式会社が手がけるのは、住宅リフォームやマンションリフォーム、さらに外装・屋根の工事です。
4名の従業員で運営されており、本社の所在地は札幌市西区宮の沢2条4丁目です(出典: 北日本ホーム株式会社 会社概要)。
水回りリフォームや内装工事のほか、外構工事とエクステリア各種も事業として掲げているので、家の内側から外まわりまで一通り相談できます。
社員の数が多くないぶん窓口が変わりにくく、相談の始めから引き渡しまで同じ人とやり取りしやすいのが強みです。
外壁塗装・屋根塗装の施工例を公式サイトで見られるため、外まわりの改修を考えている方は目を通しておくとよいでしょう。
大手のように工程ごとに担当が分かれるやり方が苦手な方や、見積書の中身・工程をじっくり聞きたい方に合う会社です。
設立して日が浅い会社でもあるため、これまでの施工件数やどんな保証が付くかは、最初の相談時に聞いておくと安心でしょう。
\ 西区で対応できるリフォーム会社を探す /
シンエイホーム株式会社|地元に根ざした住まいの改修


新築工事、リフォーム工事、エクステリア工事を主な事業とするシンエイホーム株式会社の施工範囲は、札幌市内及び近郊です。
札幌市白石区東札幌2条5丁目に本社を、清田区清田6条3丁目に清田営業所を構え、従業員数は35名となっています(2026年5月現在)。
北海道知事許可(般-27)石第19884号を取得しており、許可業種は建築、大工、左官、屋根、板金、塗装、防水、内装仕上、熱絶縁など多岐にわたります(出典: シンエイホーム株式会社 会社概要)。
断熱材を入れる作業を伴う改修でも、熱絶縁工事の許可を持つ会社なら自社で管理しながら進めやすいと考えられます。
工事後の姿を前もって確かめられるVRシミュレーションのほか、清田区に限って除排雪も請け負っています(出典: シンエイホーム サービス一覧)。



「職人さんの仕事はとても丁寧で感心しました。専門の方の説明も詳しく安心してお任せできました。」という声が、札幌市北区の外壁・屋根・玄関の工事について公式サイトに掲載されています(出典: シンエイホーム お客様の声)。
断熱を絡めた改修を検討している方や、仕上がりを目で見て納得してから契約したい方に合う会社といえます。
\ 清田区で頼める会社を見比べる /
株式会社ライフスタイル|住まいのことを幅広く任せられる会社


株式会社ライフスタイルには、リフォーム事業部、エクステリア事業部、店舗設計事業部という3部門があります。
会社は札幌市白石区中央2条1丁目にあり、北海道知事許可(般-30)石第20492号として建設業の許可を得ています(出典: 株式会社ライフスタイル 会社概要)。
許可番号のうち括弧の中にある30という数字は、許可を受けた年度を示しています。
建設業の許可は5年ごとに更新を受ける仕組みのため、許可が切れずに続いているかどうかは事業の継続を見る手がかりの一つになります。
住まいの改修も、庭・外構の工事も、店舗の設計も同じ会社の中で相談できるので、依頼先をいくつも持たずに済みます。
家と外まわりを一緒に計画したい方や、住まいの一角を事務所・お店に変えたいと考えている方に合う会社です。
相談の際はどのくらいの工事か、予算はどの程度かを先に伝え、担当部門をはっきりさせておくと打ち合わせが進めやすいでしょう。
\ 住まいとお店をまとめて頼める会社を探す /
株式会社三方リフォーム|外まわりの改修と水まわり工事


札幌市北区篠路町篠路を拠点とする株式会社三方リフォームは、外壁や屋根、外構の工事を主軸としつつ、水まわりにも対応しています。
施工事例のページを見ると、トイレや洗面化粧台の入れ替え、庭の防草処理、冬場の寒さ対策の工事などが紹介されています(出典: 株式会社三方リフォーム 施工事例)。
「少数精鋭」での連携と「スピーディな対応」を打ち出していて、相談を受けてから現地を見に行くまでの間を空けない姿勢がうかがえます。
外まわりにも室内の設備にも対応しているので、屋根を点検してもらう機会に水まわりの悩みもあわせて聞いてもらえます。
冬に部屋が冷えやすくて困っている方は、窓の交換など寒さ対策につながる工事例を持つこの会社に相談してみるのも一つの方法です。
小さめの工事も引き受けているため、家の一部だけを直したい場合にも声をかけやすいでしょう。
創業してまだ年月が経っていない会社なので、何年保証が付くのか、アフターサービスがどこまで及ぶのかは、契約の前に書面で確認しておきましょう。
\ 外壁・屋根の費用を見比べる /
札幌市で考えるリフォーム費用の目安


工事する場所と範囲によって札幌市のリフォーム費用は変わり、水まわりを1か所だけ替えるケースと家全体を改修するケースでは、金額に大きな開きがあります。
ここから示す金額は、いずれも全国を対象とした数値です。
札幌市だけを対象にした公的な費用統計は見当たらないため、本記事では見積もりを一括で依頼できるサービスが公表している全国の相場データを用い、札幌特有の事情については別の見出しで解説します。
参照したのは、2019年4月にSUUMOリフォームが行った調査、リショップナビが目安にしている2021年2月のリフォーム産業新聞による調査、ホームプロに掲載された事例データです。
浴室・キッチン・洗面・トイレ別の価格帯
設備をどのランクにするか、配管や下地にどこまで手を入れるかによって、浴室・キッチン・トイレ・洗面所それぞれの交換費用は価格帯が上下します。
次の表はいずれも全国を対象とした数値で、2019年4月にSUUMOリフォームが行った調査と、2021年2月にリフォーム産業新聞が実施した調査(リショップナビが目安として採用)を元にしています(2026年9月時点で公開中の情報)。
| 工事する場所 | SUUMOリフォームで多い費用帯 | リショップナビで多い価格帯 |
|---|---|---|
| キッチン | 50〜100万円 | 50〜150万円 |
| 浴室・ユニットバス | 100〜150万円 | 50〜150万円 |
| トイレ | 20〜40万円 | 20〜50万円 |
| 洗面所・脱衣所 | 20〜40万円 | 20〜50万円 |
| リビング・ダイニング | 50〜100万円 | 掲載なし |
| 外壁・屋根 | 100〜150万円 | 外壁塗装は1坪あたり約1万2千円〜2万円超 |
(出典: SUUMOリフォーム 費用相場、リショップナビ リフォーム費用相場)
2つのサービスの数字に開きがあるのは、調査の実施年や調べた相手が同じではないからです。
工事の方法次第で同じ場所でも費用は動き、浴室なら0.75坪で約60万円〜約120万円、1.25坪で約90万円〜約280万円まで幅があります(全国を対象とした数値。出典: SUUMOリフォーム 浴室の費用相場)。
約80万円〜約160万円かかるのが在来工法の浴室からユニットバスへの切り替えで、既存のユニットバスを新しいものに替える場合よりも費用はかさみます。
札幌の戸建ては配管が凍らないための工事が追加になるケースもあるので、見積書に断熱や保温の項目が含まれているか、早い段階でチェックしておくと安心です。
水回り4点を一度に工事する場合のコスト減の仕組み
水まわりの工事を一度にまとめれば、解体や養生、配管工事、職人の移動が1回で済み、1か所ずつ別々に頼むよりも総額を抑えられる可能性があります。
安くなるのは重なる工程の部分に限られ、同時に工事したからといって設備そのものの価格は下がりません。
床下の配管を一括でやり直せるため、キッチンと浴室が隣接した間取りでは特に効果が出やすくなります。
ただし、まとめて工事をしている間は水まわりがどれも使えなくなるので、仮住まいや銭湯に通う前提で計画を立てておく必要があります。
冬の札幌で工事をするなら、水まわりを使えない日数が生活を大きく左右するため、先に工程表に目を通しておいてください。
4か所を同時に進めると総額が数百万円に達することもあり、予算を考えるうえでは補助金の対象となる工事と組み合わせられるかも検討材料になります。
一般に設備は15年から20年が交換の目安といわれるため、まだ傷みが出ていない場所まで無理にまとめる必要はありません。
戸建ての全面改修とマンションリフォームで異なる費用
同じ予算でも手を付けられる場所には違いがあり、戸建てを丸ごとリフォームする場合は構造や外装まで改修できますが、マンションで工事できるのは専有部分に限られます。
全国の全面リフォーム事例1,000件をホームプロが集計したデータでは、相場は戸建てが1,000〜1,250万円、マンションが600〜700万円、中心価格帯が750〜1,000万円となっています(2026年9月時点。出典: ホームプロ 全面リフォームの費用相場)。
金額に開きが生じるのは、工事できる範囲が違うからです。
屋根や外壁、基礎、断熱まで工事に含められる戸建てとは異なり、マンションの窓・バルコニー・玄関ドアの外側は共用部分に当たるため、管理規約で認められた範囲でしか工事できません。
札幌のマンションで現実的なのは窓の室内側に内窓を取り付ける方法で、国の補助事業でも対象工事として扱われています。
着工前に管理組合への申請を求められるケースが多いため、承認が下りるまでの期間もスケジュールに組み込んでおいてください。
雪対策・断熱・暖房など札幌ならではの費用
本州では発生しにくい費用として、札幌市のリフォームには窓の断熱改修、暖房設備の入れ替え、屋根まわり・敷地内の雪対策が加わります。
公開されている相場データは全国のものに限られるので、金額の目安は先ほどの表を見ていただくことになりますが、札幌で追加される工事の種類を知っておくことには意味があります。
窓の断熱には内窓の設置・ガラスの交換・外窓の交換という方法があり、いずれも国の先進的窓リノベ2026事業で対象工事とされています。
雪への備えとしては、屋根からの雪の落とし方を変更する工事に加え、敷地に融雪槽やロードヒーティングを設置する方法も選べます。
札幌市には融雪施設設置資金融資あっせん制度があり、敷地内に設ける固定式の融雪機や融雪槽、ロードヒーティングが対象で、限度額300万円まで無利子での融資をあっせんしています(2026年9月時点。なお令和8年度分は融資枠に達し、受付は終了しています。出典: 札幌市 融雪施設設置資金融資あっせん制度)。
出入り口から入り込む冷気を和らげる風除室は玄関前に設ける設備で、札幌の住宅では標準的なものとして位置づけられています。
暖房設備を新しくすると光熱費に直接響くため、断熱改修と時期を合わせて考えると効果を期待しやすくなります。
予算オーバー時の費用の絞り込み方
予算をオーバーした場合は、設備のランクを落とすよりも、工事範囲を分けて優先度の高い場所から手を付けたほうが、満足のいく仕上がりを保ちやすくなります。
グレードを一段落としても総額があまり変わらないケースは多く、削るのであれば「今回は見送る場所」を決めるほうが効果的です。
優先度を決めるときは、傷みが進むほど被害が広がる場所から先に手を付けるのが基本です。
雨漏りの原因になる屋根や外壁、劣化した給排水管は、そのままにしておくと内装まで直すことになるため、先送りしにくい箇所といえます。
反対に、内装の張り替えや造作収納は暮らしに支障が出にくいので、次回に回しても影響は小さく済みます。
工事を分ける場合は、次回の工事で足場をもう一度組むことになるかを確かめてください。
外装工事には足場代がかかるので、屋根と外壁を同じタイミングで行ったほうが総額を抑えやすくなります。
\ 予算内で収まる工事の範囲を相談してみる /
札幌市のリフォームに役立つ補助金・助成金のあらまし


札幌市内のリフォームで利用を検討できる補助には、市が設けている住宅エコリフォーム補助制度と、木造住宅の耐震改修補助、さらに再エネ省エネ機器導入補助金制度があり、国の側では住宅省エネ2026キャンペーンが用意されています。
札幌市側の制度は回ごとに受付期間が設定されており、国の事業も予算が上限に届いた段階で締め切られるので、いずれも早い者勝ちに近い仕組みといえます。
要件が合えば市と国の制度を併せて利用できることもあるものの、同一の工事への重複した補助は、多くの場合制限されます。
札幌市住宅エコリフォーム補助制度で対象となる工事と補助の金額
札幌市住宅エコリフォーム補助制度は、所定の省エネ改修やバリアフリー改修を行う札幌市民に対し、かかった改修費の一部を補助する仕組みです。
工事を請け負う業者にも要件が設けられており、建設業の許可を持ち、主な営業所を札幌市内に置く事業者による請負施工の工事だけが対象です。
施工を複数の業者に分けて発注するときは、どの業者もこの条件に当てはまっていることが求められます。
対象にならない工事もあり、外壁や屋根の塗装工事を目的とした補助金は用意されていない旨が、市の案内に記載されています。
年度内に何度か募集があり、令和8年度の受付は第1回の期間が5月22日〜6月4日、第2回の期間が9月4日〜9月17日と案内されています(出典: 札幌市 住宅エコリフォーム補助制度)。
対象となる工事の細かな内容や補助の金額は、市の制度ページやパンフレットで公開されていますので、申し込みの前に目を通しておくと安心です(出典: 札幌市 住宅エコリフォーム補助制度)。
受付は2週間程度で締め切られるため、工事を予定している年度に入ったら、早めにスケジュールを確認しておきましょう。
木造住宅向け耐震設計・耐震改修の補助額と利用条件
札幌市木造住宅耐震改修工事等補助事業は、市内にある木造住宅のうち昭和56年(1981年)5月31日以前に建てられたものを対象として、耐震設計や耐震改修工事にかかる費用を一部補助する事業です。
対象となるのは、札幌市木造住宅耐震診断員が担当した耐震設計・耐震改修工事のみです。
補助の上限は、評点1.0未満を1.0以上に引き上げる耐震改修で140万円、段階改修では1段階目(評点を0.7未満から0.7以上1.0未満へ)で80万円、2段階目(評点を0.7以上1.0未満から1.0以上へ)で60万円となっています(2026年9月時点。工事費の額によっては、補助がこの金額を下回ることもあります)。
受付期間は令和8年(2026年)4月1日〜9月11日で、耐震設計の契約・着手より前に申請を済ませる必要があります(出典: 札幌市 木造住宅の耐震化補助制度)。
申請先は札幌市役所本庁舎2階8番窓口となっています。
築45年を超える住まいの改修を検討している場合、間取り変更や内装工事とあわせて耐震診断を受けておくと、補助を受けられる工事の内容を組みやすくなります。
段階改修という選択肢があるのは、まとまった費用を一度に用意できないときでも、工事を分けて進められるようにするためです。
再エネ省エネ機器導入補助金制度で補助される機器と抽選の仕組み
市内にお住まいの方や、これから市内に住む予定の方が自宅へ対象機器を設置する際に使えるのが、札幌市の再エネ省エネ機器導入補助金制度です。
補助の金額は機器ごとに異なり、太陽光発電は1kWあたり2万円(上限13万9千円)、定置用蓄電池は1kWhあたり1万6千円(上限6万4千円)、エネファームは8万円、地中熱ヒートポンプは20万円、ペレットストーブは5万円です(2026年9月時点)。
応募の合計額が予算額を上回ったときに限って抽選で補助金交付予定者が決まる方式のため、上回らなければ申込者は全員が補助の対象となります。
募集期間は2回設けられており、第1回が2026年5月7日〜7月8日、第2回が2026年9月1日〜11月4日と案内されています。
申し込める人の条件としては、札幌市税の滞納がないこと、機器を自分で購入して設置すること、太陽光やエネファームで補助を受けるならエコエネクラブへ入会することなどが定められています(出典: 札幌市 再エネ省エネ機器導入補助金制度)。
暖房・給湯設備の入れ替えを予定しているなら、この制度の募集スケジュールに工事の時期を合わせると活用しやすいでしょう。
抽選に外れる場合もあるので、補助なしでも工事を進められるよう、資金の見通しを立てておくと安心です。
窓や断熱の改修で利用できる国の補助制度
窓まわりや断熱の改修では、国の住宅省エネ2026キャンペーンのうち、先進的窓リノベ2026事業とみらいエコ住宅2026事業を活用できます。
先進的窓リノベ2026事業で対象となるのはガラスの交換、内窓の設置、外窓やドアの交換で、戸建住宅の上限は1戸あたり100万円、補助額の合計が5万円以上になることが要件です(2026年9月時点)。
補助額は工事内容・住宅の建て方・対象製品の性能やサイズによって算定され、建築後1年を経過した住宅か、以前に人が住んでいた住宅が対象となります(出典: 先進的窓リノベ2026事業 対象要件)。
みらいエコ住宅2026事業でのリフォームは、開口部と躯体の断熱改修などを組み合わせた工事が対象となり、上限は平成3年以前の新築住宅が義務基準の工事で100万円/戸、平成4年から平成28年までに建てられた住宅が80万円/戸です(出典: みらいエコ住宅2026事業 リフォーム)。
いずれの事業でも、申請の手続きや補助金の受領は登録事業者が担う仕組みで、一般の消費者が自ら申請することはできません。
工事に着手できる期間は2025年11月28日から遅くとも2026年12月31日までで、予算の上限に達した時点で交付申請の受付は締め切られます(出典: 住宅省エネ2026キャンペーン)。
依頼する会社を検討する際には、事業者として登録済みかどうかを確認しておきましょう。
補助金を申請する手順と契約前に気をつけたいポイント
リフォーム関係の補助金は、工事の契約や着工より前に申請するのが基本で、契約を先に結ぶと対象外となる制度もあります。
札幌市の木造住宅向け耐震補助については、耐震設計の契約・着手より前に申請するよう明示されています(出典: 札幌市 木造住宅の耐震化補助制度)。
介護保険の住宅改修費についても、改修に先立って申請していなければ支給の対象から外れます(出典: 札幌市 介護保険の住宅改修費)。
国の事業では登録事業者が代わりに申請を行うため、依頼先を選ぶ時点で補助金を利用したいことを伝えておくことが求められます。
進め方としては、使えそうな制度を調べたうえで施工会社に相談し、必要な書類を準備して申請し、交付決定を受けてから契約と着工に進むという流れです。
制度によっては工事の写真を提出する場合もあるので、着工前の様子を撮影しておくよう施工会社へ頼んでおいてください。
札幌市と国の補助金を組み合わせて使う方法
札幌市の制度と国の事業は、対象の工事を分けて申請することで、併用できるケースがあります。
基本となる考え方は、同一の工事に国と市の双方から補助を受けることは制限されますが、工事が別であればそれぞれの制度を利用できるという点です。
一例として、窓の断熱改修は国の先進的窓リノベ2026事業で、バリアフリー改修は札幌市住宅エコリフォーム補助制度で申請するという振り分け方が考えられます。
札幌市では市の事業と国などの事業をまとめて一覧で紹介しているため、最初に全体を把握してから組み合わせを検討するとよいでしょう(出典: 札幌市 住宅のリフォームに関する支援制度)。
実際に併用できるかどうかは制度ごとの要綱で判断されるので、申請する前にそれぞれの窓口へ問い合わせておくと安心です。
施工会社が複数制度の申請手続きに慣れているかどうかも、補助を実際に受け取れるかどうかに影響します。
受付期間が短い市の制度のスケジュールに合わせて、国の事業の申請タイミングを調整するのも現実的な段取りといえます。
\ 補助金を使えるリフォーム会社をチェック /
札幌市のリフォーム会社を見極めるポイント


札幌市で依頼先を決める際は、建設業許可を持っているか・市内に拠点があるか・頼みたい工事が得意分野か・見積書に内訳が書かれているか・口コミをどう読むかという5点を、上から順にチェックしていくと選び間違いを減らせます。
補助金の利用を考えている方は、まず営業所の所在地から確かめておくと安心です。
地域を問わず使える比較の考え方は、リフォーム会社のおすすめランキングの記事にもまとめています。
札幌市内に営業所を持つ会社が有利な理由
札幌市住宅エコリフォーム補助制度では、施工を担う事業者の条件として市内に主たる営業所を置くことが求められており、ここが市内の会社を選ぶいちばんの理由になります。
制度の案内では、建設業の許可を持ち、主たる営業所を札幌市内に置く事業者が請け負って施工した工事に限って補助の対象となり、請負業者を分けて複数と契約するときは、そのすべてが条件を満たしていることが求められています(出典: 札幌市 住宅エコリフォーム補助制度)。
同じ内容の工事であっても、市外の業者と契約すると補助を受けられなくなるということです。
補助金を利用しないケースでも、市内に拠点を持つ会社には現場ならではのメリットがあります。
工事が始まってから手直しが出てきた場合や、冬場に暖房や給湯のトラブルが発生した場合でも、現場へ来てもらうまでの時間を短くできるからです。
住まいに関する相談窓口も札幌市が用意しており、地元の建設業者とのつなぎ役となるコーディネート事務局が、市内全10区で動いています(出典: さっぽろコミュニティ型建設業推進協議会)。
身近なところで依頼先が見つからない場合は、公的な窓口を頼って探す手もあります。
施工実績の豊富な会社を見つけるコツ
実績の多さは、公式サイトに載っている施工事例の数とページの更新ペース、それに建設業許可の内容という2つの観点から見極められます。
事例を見るときは数の多さよりも、これから頼みたい工事と同じ場所を手がけた事例がそろっているかを確かめるほうが、判断の役に立ちます。
例を挙げると、水まわりの事例を数百件そろえている会社と外装工事の事例が多くを占める会社とでは、得意分野が明確に異なります。
判断材料としてもう1つ挙げられるのが、建設業許可です。
許可の業種や許可年月日は、国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで調べられます(出典: 国土交通省 建設業者・宅建業者等企業情報検索システム)。
許可番号のかっこ内にある数字は許可の回数を表しており、5年ごとの更新回数が多い会社ほど長く営業を続けてきたと判断する目安になります。
許可番号を公式サイトに載せていない会社も見られるため、そうした会社には見積もりを頼む時点で番号を問い合わせてください。
口コミで評判の良い会社に絞るステップ
評判の良い会社に絞り込むには、総合点を眺めるより、自分と同じ箇所・同じくらいの予算で工事をした人の投稿に限って目を通すと参考にしやすくなります。
外壁塗装で高く評価されている会社が、キッチンの交換でも同様に評価されるとは言い切れないからです。
投稿を読む際の着眼点は、約束した工期どおりに進んだか、追加費用が出たときの説明は納得できるものだったか、完成後の不具合への対応はどうだったかという3点です。
工事の種類を問わず起こりうる問題なので、この3つについては他人の体験談も自分のケースに置き換えて参考にできます。
公式サイトに載る「お客様の声」は会社側が選んだものだと理解したうえで読む必要はあるものの、工事の内容や地域まで書かれていれば実際の様子をつかむ手がかりになります。
この記事でも、お客様ご本人の言葉が掲載されていると確かめられた会社に限って、その声を紹介しています。
なお、投稿の数が少ない会社は評価が固まっていないだけであり、工事の品質が劣るとは言えない点にも気をつけてください。
口コミの平均評価に振り回されない読み解き方
口コミの平均点は掲載サイトによって評価の基準も投稿数も異なるので、サイトの垣根を越えて数字を比べてもあまり意味がありません。
5段階で3を普通とみなすサイトと、満足したら5を付けるのが当たり前になっているサイトとでは、同じ4.0という数字でも中身が違ってきます。
投稿数が二桁に届かない平均点は、わずか数件の書き込みで0.5点上下するので、参考程度にとどめるのが無難です。
平均点より注目したいのは点数のばらつきで、高い評価と低い評価の両方を読むと会社の特徴が浮かび上がります。
低い評価については、工事の出来に対する指摘なのか、連絡のすれ違いといった対応面の問題なのかを区別して読むのがおすすめです。
施工の技術についての指摘がいくつもの投稿に共通して見られるなら、そこが会社の弱みである可能性があります。
点数の高い順に選ぶよりも、自分がこだわりたい条件について書かれた投稿があるかどうかで候補を絞ったほうが、最終的に相性の良い会社に出会いやすくなります。
悪質業者を見抜くためのチェックポイント
悪質業者に見られやすい特徴は、予告なく訪ねてきて不安をあおる、その場で契約させようとする、見積書が「一式」としか書かれていない、という3点です。
屋根や外壁は住んでいる人が自分の目で確認しにくく、点検を名目にした勧誘が多く見られる場所です。
訪問販売で交わした契約には8日間のクーリング・オフが適用され、書面に加えて、電子メール等の電子的な手段でも通知できます(出典: 国民生活センター クーリング・オフ)。
札幌市消費者センターは札幌市北区北8条西3丁目の札幌エルプラザ2階にあり、電話での相談は月曜日から金曜日の9時から19時まで受け付けています(出典: 札幌市消費者センター)。
契約を済ませたあとでも、期間内であれば対処の余地があるため、早い段階で相談するようにしましょう。
相見積もりの進め方と見積書のチェック項目
相見積もりは3社ほどに同一の条件を伝えて依頼し、工事の項目・数量・単価が分けて記載されているかを見比べると、金額に差が出る理由をつかめます。
条件がばらばらだと、安く見えた見積書が実は工事範囲を絞っていただけ、という事態になりかねません。
伝えておきたいのは、手を入れたい箇所、設備に求めるグレード、上限とする予算額、いつまでに工事を終えたいか、の4つです。
「一式」としか記載されていない項目が目立つ見積書は、あとで追加費用が出やすいため、内訳の提示を依頼してください。
契約前の見積書については、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが、建築士による電話での見積相談を実施しています(出典: 住まいるダイヤル リフォームの相談)。
札幌市でも住まいの相談先を紹介しており、北海道建築指導センターや住まいるダイヤルを通じて建築士・弁護士へ相談できます(出典: 札幌市 住まいの相談)。
住まいの区と工事内容で選ぶ会社の見つけ方


札幌市内の10区のうちどこまで施工を受けるかは会社ごとに異なるので、自宅のある区が各社の公式サイトで対応地域に含まれているかを最初に照らし合わせると、無駄な問い合わせを減らせます。
対応地域を書いていない会社も少なくないため、所在地との距離から推し量るよりも、直接連絡して確認したほうが手間がかかりません。
10区ごとの対応会社の選び分け
候補となる会社は中央区・北区・東区・白石区・豊平区・南区・西区・厚別区・手稲区・清田区のうちどこに住まいがあるかで入れ替わり、中心部から遠い区ほど出張費がかかるかどうかを前もって確かめておきたいところです。
本記事で取り上げた15社を拠点のある区で分けると、白石区に4社、北区に3社、東区に3社、中央区に2社、厚別区・豊平区・西区に各1社となります。
今回の15社の中に南区・手稲区・清田区を拠点とする会社は見当たらないものの、清田区だけを対象に除排雪を請け負う会社もあり、営業所の所在地とサービスを届ける地域が重なるとは言い切れません。
効率よく候補を減らすなら、自宅の区名が対応地域に載っている会社をまず拾い出し、そこから得意分野と工事箇所がかみ合う会社を残していく流れがおすすめです。
対応地域が書かれていない会社には、連絡した時点で住まいの区を先に伝え、出張費や駐車場代を別に請求されるかどうかを尋ねておくと安心です。
市内全10区を対象に、コーディネート事務局が地元の企業を紹介してくれる仕組みも、札幌市の住まいに関する相談窓口に設けられています(出典: さっぽろコミュニティ型建設業推進協議会)。
自宅の近くで依頼先が見当たらない場合は、区を条件に入れて一括見積もりサービスで探すのも手堅い方法です。
工事内容に合った依頼先の選び方
どこを工事するかで向いている依頼先は変わり、水まわりに限るなら設備を得意とする専門会社、断熱や耐震まで手を入れるなら構造を確認できる会社が候補になります。
専門会社には同種の工事の経験が豊富で手配がスムーズという強みがあり、総合リフォーム会社には複数の工程を一括で取り仕切れるという持ち味があります。
見極めるポイントは、1つの箇所だけで工事が終わるかどうかです。
キッチンを交換するだけであれば専門会社でも十分ですが、間取りの変更に伴って配管も動かす場合は、給排水・電気・大工工事を一手に管理できる会社に任せたほうがスムーズに進みやすいでしょう。
工事に断熱や耐震が含まれるときは、該当する業種の建設業許可を取得しているかどうかも判断の手がかりになります。
会社の数や価格の幅は地域ごとに異なり、東京のリフォーム会社と見比べると、札幌では寒い土地での施工を得意とする会社が多い反面、道内の広いエリアを対応範囲にしている会社もよく見られます。
どんな工事にするかまだ決まっていないなら、いくつかの会社に提案を出してもらって見比べることで、どのタイプの会社に頼むかを決めやすくなります。
紹介・一括見積もりサービス4社の選び方


札幌市で施工できる会社を一から探さなくても、条件の近い数社の見積もりをまとめて取り寄せられるのが一括見積もりの仕組みの強みで、依頼先の候補がまだ定まらない時期に役立ちます。
審査を経た加盟会社を紹介する点は4社とも同じですが、名前を伏せたまま進められるか、プランの提案も届くかという部分で差が出ます。
直したい工事がはっきりしていれば加盟店を絞って探すタイプ、まだ固まっていなければ提案をもらうタイプを選ぶと合いやすくなります。
SUUMOリフォームの強みと合う人
SUUMOリフォームでは、費用相場や施工事例を見比べることも、会社を探すことも1つのサイト上で済み、審査を通過した3〜4社を紹介してもらう流れが示されています。
フォームに希望内容と予算を書き込む、会社の紹介を受け取る、納得いくまで相談するという3段階で進みます(出典: SUUMOリフォーム)。
箇所ごとの費用相場が公開されているのも見どころで、依頼先を探し始める前に、検討中の工事のおおよその金額をつかんでおけます(出典: SUUMOリフォーム 費用相場)。
相談の窓口にはプロのアドバイザーが就いているため、はじめてリフォームを頼む方が依頼先の候補を集める最初の一歩として使いやすい形です。
やりたい工事がまだ定まっていなくても、費用の目安と依頼先を並べて確認できるので、判断の手がかりを増やせます。
\ 費用の目安を確かめて会社を探す /
評判や気をつけたい点まで知っておきたい方は、SUUMOカウンターリフォームの評判と口コミに目を通しておくと、使うかどうか決めやすくなります。
ホームプロの強みと合う人
ホームプロでは、住所・氏名・電話番号を知らせずに会社を紹介してもらえる仕組みが公開されています。
現地調査を頼む段階までは名前を出さずに使え、合わないと感じた会社にはボタン1つでお断りできるとされています(出典: ホームプロ ご利用の流れ)。
利用料は一切かからず、会員になると付く特典の工事完成保証にも料金は発生しないと記載されています。
加盟審査は書類審査と、訪問調査・面談の2段階で行われ、資格・許可を持っているか、過去2年間に建築関連法規で処罰されていないか、一定以上の施工実績があるかがチェックされます。
加盟してからも決算報告書の確認が毎年1回行われ、基準に届かなければ退会となる仕組みで、全国で約1,100社が加盟しています(出典: ホームプロ 加盟会社の基準)。
営業電話を受けたくない方や、経営状態も含めて依頼先を見極めたい方に合うサービスです。
\ 名前を伏せたまま会社を紹介してもらう /
利用した方の声は、ホームプロの口コミ・評判に整理しています。
リショップナビの強みと合う人
リショップナビでは、どんな工事をしたいかを伝えると、条件に合う加盟店を最大5社まで紹介してもらえます。
全国約4,000社のリフォーム会社が加盟しており、いずれも資格・実績・保証に関する加盟基準をクリアした会社です(出典: リショップナビ よくある質問)。
申し込んだ後はカスタマーサポートが希望を詳しくヒアリングする流れで、直したい場所が明確な人ほど、紹介される会社が希望に合いやすい仕組みです。
契約先の会社が倒産したときには、前払金を返してもらえたり別の会社を紹介してもらえたりする独自の保証も備わっています。
工事箇所ごとの費用相場も載っているので、届いた見積もりの金額が妥当かどうかを判断する手がかりになります。
キッチンや浴室など、手を入れたい場所がはっきりしている方に合うサービスです。
\ 工事の内容に合う加盟店を探す /
利用した方の評価や気をつけたい点は、リショップナビの評判と口コミで取り上げています。
タウンライフリフォームの強みと合う人
タウンライフリフォームが打ち出しているのは、見積もりに加えて、リフォームプランや専門家のアドバイス・アイデアまで受け取れる点です。
まずリフォーム内容を書き込み、次に依頼先を自分で選ぶと、各社から連絡が届くという順番で進みます。
独自基準を満たした全国650社以上が登録しています(2026年9月現在、同社調べ。出典: タウンライフリフォーム)。
料金は無料で、契約が決まった後に、リフォーム会社への支払いへサービス利用料が加算されることもないと記されています(出典: タウンライフリフォーム 3つの特徴)。
金額だけでなく、どのように直すかという提案内容まで比べられるので、工事の進め方から相談したい方に合います。
連絡を受ける会社を自分で決められるため、紹介される件数を自分でコントロールしたい方にも使いやすい作りです。
\ 見積もりとプランをまとめて受け取る /
サービスの詳しい内容は、タウンライフリフォームの評判と口コミにまとめています。
目的ごとに異なるリフォームの段取り


設備を新しくしたいのか、住まいを大きく作り替えたいのか、介護に備えたいのかによって、相談先の会社も工事の進め方も変わってきます。
ひと口に「直したい」と言っても、傷んだ所を戻す工事と住まいを組み替える工事とでは、かかるお金も期間も大きく異なります。
リノベーションとリフォームの線引き
傷んだ箇所を以前の状態へ回復させるのがリフォーム、間取りや住宅性能まで手を入れて暮らしやすさを高めるのがリノベーションで、一般にお金も日数もリノベーションのほうがかさみます。
設備を入れ替えたり内装を新しく張ったりする工事はリフォーム、部屋の配置を変えたり断熱の性能を引き上げたりする工事はリノベーションに分類されます。
札幌で営業する会社には、2つを別々の事業に分けて運営しているところも見られます。
トーリツ株式会社はその一例で、リノベーション事業を住宅リフォーム事業から切り離して立ち上げ、マンションを対象とするリノベーションには専任の部門を置いています。
どちらの工事にあたるかによって、見積書の中身にも差が出てきます。
設備を入れ替えるだけなら商品の代金と施工費がおもな項目ですが、間取りに手を入れると解体や下地、電気、給排水といった費目が重なっていくため、明細が長くなります。
予算の組み方にも違いがあり、一部だけの工事なら場所別の相場を足し合わせて見積もれる一方、大きく作り替える場合は出せる総額を先に決め、そこから工事の範囲を絞るほうが進めやすいでしょう。
どちらにするかは、この先何年住むつもりか、現在の間取りにどれほど不便を感じているかを目安に考えてみてください。
中古住宅を買って改修まで一緒に進める手順
中古の家を買って手を入れるなら、購入を申し込む前の段階でリフォーム会社に物件を確認してもらい、工事費のおおよその額をつかんでから資金の計画を組むと、やり直しが少なくて済みます。
契約してから見積もりを依頼した場合、工事費が見込みを上回ると判明しても、もう後戻りはできないからです。
国土交通省が実施した令和7年度住宅市場動向調査によると、既存住宅を購入したあとに改修を行った世帯で、リフォーム促進税制を使った、あるいは使う予定と回答したのは、既存戸建住宅が14.7%、既存集合住宅が12.2%となっています(出典: 国土交通省 令和7年度住宅市場動向調査)。
税制の優遇を受けている世帯は少数にとどまるため、予定している工事が当てはまるかどうか、早めに調べておくとよいでしょう。
進め方としては、内見の際にリフォーム会社にも立ち会ってもらい、建物の構造や配管の傷み具合を見てもらってから概算を受け取るのが望ましい形です。
マンションでは管理規約によって手を入れられる範囲が限られるので、まず規約を入手しておきましょう。
札幌は雪によって建物の外まわりが傷みやすい地域のため、戸建てを検討しているなら買う前に屋根や外壁の状態を見ておくと、あとで想定外の大きな出費が生じるリスクを抑えられます。
介護・バリアフリー改修にかかる費用と住宅改修費の支給
要支援1・要支援2のほか、要介護1から要介護5のいずれかに認定されている方であれば、手すりを付けたり段差をなくしたりする介護向けの改修に、介護保険から住宅改修費が支給されます。
認められる工事は、手すりを取り付ける、段差をなくす、滑りにくい床材などへ変える、扉を取り替える、便器を取り替えるといった内容で、いずれも建物に固定されて簡単には外せないものが条件です。
住んでいる住宅について1人あたり20万円が支給限度基準額とされ、負担割合が1割の方なら最高18万円まで給付を受けられます(2026年9月時点)。
負担割合が2割なら最高16万円、3割なら最高14万円で、限度額を上回った部分はすべて自費でまかなうことになります(出典: 札幌市 介護保険の福祉用具・住宅改修)。
ケアマネジャーに相談したうえで区役所へ事前申請を出し、工事を終えてから事後申請を行う手順となっており、着工前に申請していなければ支給は受けられません(出典: 札幌市 介護保険の住宅改修費)。
バリアフリー改修は札幌市住宅エコリフォーム補助制度の対象にも入っているので、工事によっては市の補助と併用できる場合もあります。
冬場の部屋ごとの温度差は高齢の方の体にこたえるため、手すりや段差の対策にとどまらず、浴室・脱衣室を暖める設備や断熱もあわせて考えておくと安心です。
依頼から引き渡しまでの進め方


最初の問い合わせから工事の完成までは通常2〜4か月が目安で、現地調査、見積もり、契約、着工、完了検査という段階を順にたどります。
補助金を利用するなら、申請手続きと交付決定までの待ち時間が工程に加わるので、着工が1か月ほど後ろへずれる前提で予定を組んでおくと安心です。
手を入れたい場所、設備グレードの希望、予算の上限額、工事を完了させたい時期という4つをメモにまとめます。4点のどれかが欠けていると、各社の見積もりを同一条件で見比べにくくなります。
施工エリアや得意分野が自宅の工事に合う会社を選び、どの会社にも共通の要望を伝えたうえで現地を見てもらいます。床下・天井裏・外壁といった普段は目の届かない部分の状態も、調査の際に確認を頼んでおきましょう。
工事の項目、数量、単価がそれぞれ分けて記載されているかをチェックし、「一式」の表記だけで済まされている項目には明細を出してもらいます。会社によって数量が食い違っている部分は、工事範囲の捉え方に差があるサインといえます。
利用する制度が固まった段階で、契約・着工より前に申請を行います。国の住宅省エネ2026キャンペーンに含まれる事業は、登録事業者が代わりに申請する仕組みなので、依頼する会社が登録を済ませているか確認しておきましょう。
工事の期間、代金を支払うタイミングと回数、保証期間の年数、追加費用がかかるケースを、書面上でチェックします。訪問販売を通じて結んだ契約であれば、8日間のクーリング・オフの適用対象になります。
制度によっては、補助金の申請時に施工前の写真の提出を求められます。撮影を会社へお願いするのに加えて、自分の手元にも写真を残しておくと心強いでしょう。
住んだまま工事を進めるなら、養生する範囲や作業してよい時間帯をあらかじめ取り決めておきます。途中で内容が変わる場合は、口約束で終わらせずに書面で残してもらうようにしましょう。
図面・仕様書どおりの仕上がりかを担当者と一緒にチェックし、手直しの必要な部分は一覧にまとめて対応期限を取り決めます。保証書とアフター点検のスケジュールを受け取れば、一連の工程は終了です。
※工事にかかる期間は、規模や施工する時期によって前後します。札幌は冬のあいだ外装工事に制約が出ることがあるので、いつ着工するかは会社と話し合って決めるとよいでしょう。
札幌市内のリフォームに関するよくある質問
札幌市でリフォームを検討している方から寄せられやすい疑問は主に6点で、依頼する会社の数、冬場に施工できるか、暮らしながらの工事、契約を結んだあとの取り消し、ローンの活用、補助金を誰が申請するかが挙がります。
外回りの施工は冬場の冷え込みや雪の量によって進み具合が変わります。工事を始めたい時期から逆算し、3か月ほど前に依頼先を探し始めると、スケジュールにゆとりを持たせやすくなります。
国が実施する補助事業では、登録を受けた事業者が手続きを代わりに行う流れになっています。依頼する予定の会社が登録を済ませているか、契約を交わす前に確認しておくと安心です。
見積もりを依頼する会社は何社が適当ですか
目安は3社ほどです。1社だけでは提示額が妥当かどうかを見極めにくく、5社を超えると比べる作業の負担がかえって重くなります。前提として、工事する場所、設備のグレード、予算の上限、希望する時期の4点を各社へ同じ内容で伝えてください。条件が食い違った見積書同士では、正しく比べることができません。
冬の期間も施工してもらえますか
屋内の工事であれば冬場も進めやすい一方、屋外の工事は冷え込みや雪の影響を受けやすくなります。下地が冷えた状態で塗装すると仕上がりに差が出ることがあり、施工時期を変えるよう提案する会社もあります。窓の取り替えや内窓の取り付けは、冬のあいだも行われるケースが多くあります。いつ着工できるかは、依頼先に問い合わせてください。
生活を続けたまま工事を進められますか
一部分の工事であれば、暮らしながら進めることができます。水まわりを1か所ずつ順に工事するケースでも、数日単位で使用できない期間が生じます。水まわり4点を一度に工事するケースや、間取りの変更をともなう工事では仮住まいを用意する場合もあるため、使用できなくなる設備と日数を工程表で事前にチェックしておいてください。
契約を結んだあとに取り消すことはできますか
訪問販売による契約であれば8日間のクーリング・オフが適用され、書面のほか電子メールといった電子的な方法でも通知が可能です(出典: 国民生活センター クーリング・オフ)。みずから店舗を訪れて交わした契約は適用されないため、契約書に記載された解約条件に目を通しておきましょう。トラブルになった際は、札幌市消費者センターへの相談も選択肢になります。
リフォームローンを利用することはできますか
金融機関が取り扱うリフォームローンを使うという選択肢があります。住宅ローンに比べて担保が不要な商品が多いものの、返済期間は短めに設定されやすい傾向です。補助金が交付されるのは工事が終わったあとなので、支払うタイミングと受け取るタイミングに差が出ることも資金計画に織り込んでおきましょう。
補助金の手続きは施主が自分で行うのでしょうか
対応は制度ごとに違います。国の住宅省エネ2026キャンペーンのうち、先進的窓リノベ2026事業とみらいエコ住宅2026事業では、登録事業者が申請から補助金の受領までを担い、一般の消費者が直接申し込むことはできない仕組みです(出典: 先進的窓リノベ2026事業)。札幌市が設けている制度では施主自身による申請が基本となりますが、必要書類をそろえる際には施工会社の協力が欠かせません。
札幌市でリフォームを進める際の4つのポイント


札幌市でのリフォームの仕上がりや費用は、市内に拠点を構える依頼先、市と国の補助金の併用、工事契約より先の申請、3社からの相見積もりという4つのポイントで大きく左右されます。
1つ目に確認したいのは、依頼先がどこにあるかという点です。
札幌市住宅エコリフォーム補助制度では、施工を担うのが市内に主たる営業所を置く建設業許可事業者であることが要件とされており、補助金を利用できるかどうかは依頼先を決めた時点でほぼ定まります。
2つ目は補助制度の併用で、断熱や窓の改修は国の事業、耐震やバリアフリーの改修は市の制度へと、工事を振り分けて申請する進め方が実際的です。
3つ目は手続きの順序です。
市の耐震補助では契約や着手より前に、介護保険の住宅改修費では工事に入る前に申請を済ませる必要があり、順序が逆になると対象外となります。
4つ目のポイントとして、3社に同じ条件を伝えて見積書を取り、工事項目、数量、単価という内訳の単位で比較してみてください。
合計金額の違いよりも、数量の違いのほうが工事範囲の食い違いに気づくきっかけになります。
この記事で取り上げた15社は、所在地と事業内容を公式サイト上で確認できた会社に限っています。
得意とする工事や対応できるエリアは変更される場合もあるので、問い合わせる前に各社の公式サイトで最新情報を確認し、複数社から提案を受けて比べたうえで依頼先を決めるのがおすすめです。
\ リフォームのプランを提案してもらう /
![不動産 – LiPro[ライプロ]| あなたの「暮らし」の提案をする情報メディア](https://test01.vod-rich.com/wp-content/uploads/2026/10/lipro-realestate-logo-kari.png)





