クリアル株式会社(東京証券取引所グロース市場に上場)が、個人の方に向けて展開している不動産投資の運用サービスがCREAL PB(クリアルPB)です。
取り扱う物件は投資用区分マンションが主体で、一棟物件や木造アパートも対象に含まれます。物件を買ったあとの賃貸管理から税金に関する相談まで、窓口を一本化して依頼できることが強みといわれています。
ただ、口コミの中には「面談を受けたのにポイントが付与されなかった」という書き込みもあり、申し込みより先に特典の条件をきちんと把握しておきたい方は少なくないはずです。
本記事では、決算資料や公式サイトといった一次情報を参照しながら、CREAL PBの口コミ・評判と、そこから読み取れる長所・短所、さらに面談特典を受け取るための条件を順に整理していきます。
運営会社を同じくする不動産クラウドファンディング「CREAL」と比べてどこが異なるのかも取り上げますので、両者のどちらが自分向きか判断に迷っている方は、あわせてご覧ください。
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※2026年10月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
CREAL PB(クリアルPB)の概要と不動産クラウドファンディング「CREAL」との違い

CREAL PB(クリアル プライベートバンク)は、クリアル株式会社が個人投資家に向けて展開している不動産の資産運用サービスです。
公式サイトによると、DXの活用によって効率がよく手間のかからない資産運用を個人に届けることを目指したサービスとされています。
運営元が同じクリアル株式会社であっても、クラウドファンディング型の「CREAL」とCREAL PBは、それぞれ独立したサービスとして扱われている点に注意しておきたいところです。
サービス名がよく似ているので取り違えられがちですが、投資の構造からして違いがあります。
このあとは、CREALとの比較を皮切りに順番に確認していきましょう。
CREAL(不動産クラウドファンディング)とCREAL PBの比較
最初に、CREAL PBの基本情報を一覧で確認しておきましょう。

| 区分 | 概要 |
|---|---|
| 名称 | CREAL PB(クリアル プライベートバンク) |
| 運営元 | クリアル株式会社(東京証券取引所グロース市場・証券コード2998) |
| 投資の形 | 現物の不動産を買って所有 |
| おもな投資先 | 投資用区分レジデンス/木造アパート/不動産小口化商品/一棟レジデンス・ファンド |
| 中心となるエリア | 東京都心部と横浜が主体 |
| 融資の利用 | 可能(提携金融機関9社) |
| 購入後の支援 | 賃貸管理のほか、確定申告や相続の相談にも対応 |
両サービスを分ける最大のポイントは、物件を投資家自身が所有するか否かにあります。
CREAL PBでは実物の不動産を買い取って所有し、入居者から家賃を受け取りながら資産を運用します。
対してCREALは、運営会社がつくったファンドに出資するスタイルであり、物件を自分の名義で持つことはありません。
主な相違点を、次の表で比べています。
| 比較の観点 | CREAL PB | CREAL |
|---|---|---|
| 投資のやり方 | 現物の不動産を買って所有 | ファンドに出資 |
| 資金の目安 | 頭金や諸費用の用意が必要 | 1万円から |
| ローン | 利用できる | 利用しない |
| 運用中の負担 | 管理会社へ任せながら収支は自分で把握 | 運用は事業者に委ねるスタイル |
| 想定される主なリスク | 空室、家賃の下落、金利の上昇、売却価格の変動 | 元本割れ、運用の遅れ |
| 合いやすい人 | 融資を使って本格的な資産形成を目指す人 | 少ない金額で不動産投資を体験したい人 |
ひと口に「不動産投資」といっても、用意する資金の大きさや抱えるリスクの性質はかなり違います。
小さな金額で試したいという段階なら、クラウドファンディングのほうから検討を始めるのも一つの選択肢です。
CREALの仕組みや利用者からの評価は、1万円から投資できるCREAL(クリアル)の評判・仕組みをまとめた記事で詳しく取り上げています。
運営会社クリアル株式会社の概要(東証グロース・証券コード2998)
CREAL PBの運営主体は、クリアル株式会社という企業です。
東京証券取引所グロース市場に株式を上場しており、2998の証券コードが割り当てられています。
主な会社情報を、下の表に整理しました。
| 区分 | 概要 |
|---|---|
| 会社名 | クリアル株式会社 |
| 代表 | 代表取締役社長 執行役員 CEO 横田 大造 |
| 設立 | 2011年5月11日 |
| 本社 | 東京都港区新橋二丁目12番11号 新橋27MTビル8階 |
| 資本金の額 | 3,452,407,050円(2026年4月末時点) |
| 主な事業 | 資産運用プラットフォーム事業(CREAL/CREAL PB/CREAL PRO) |
許認可として公表されているのは、以下の3つです。
- 不動産特定共同事業 許可番号 金融庁長官・国土交通大臣 第135号
- 金融商品取引業(第二種金融商品取引業、投資助言・代理業) 登録番号 関東財務局長(金商) 第2898号
- 宅地建物取引業 免許番号 東京都知事(2)第100911号
出典: クリアル株式会社 会社概要、2026年8月時点
不動産取引を担う宅地建物取引業だけでなく、金融商品取引業についても登録を受けていることから、不動産と金融の両面にまたがる事業の構成がうかがえます。
上場会社として決算内容や事業の進み具合が一定の頻度で公表されているため、検討時の材料として活用できるでしょう。
4タイプの取扱商品と主な対応エリア
CREAL PBで取り扱っている商品は、4つのタイプに大別できます。
公式サイトに掲載されている情報をもとに、表へ整理しました。
| 商品タイプ | 主な特徴 | 合いそうな人の例 |
|---|---|---|
| 投資用区分レジデンス | フルローンまで対応/生命保険代わりの効果/税負担を抑える効果 | 手元の現金をなるべく投資に回したくない人 |
| 木造アパート | 利回りは5〜8%台と相対的に高め | 利回りの高さを重視したい人 |
| 不動産小口化商品 | 安定的な3〜4%の利回り | 大型物件への投資に加わりたい人 |
| 一棟レジデンス・ファンド組成 | レジデンス・オフィス・ホテル・物流施設・ヘルスケアなど多様な選択肢 | 中長期の視点で資産を運用したい人 |
エリアについては、東京都心部と横浜を主な対象としています。
区分マンションに特化した会社と違い、手元資金や投資の目的に合わせて複数の商品を比べながら選べる体制です。
なお、表中の利回りはタイプ別のおおよその水準を示したもので、実際の条件は物件ごとに異なります。
グループ会社クリアルパートナーズ株式会社の位置づけ
CREAL PBについて情報を集めていると、「クリアルパートナーズ株式会社」という名前に行き当たる場合があります。
クリアルパートナーズ株式会社はクリアル株式会社のグループ企業であり、会社概要に載っているグループ会社の一覧にも名前があります。
加えて、クリアル株式会社の決算説明資料によると、賃貸管理事業はグループ内の子会社が担い、「その他事業」に分類されていることが示されています。
出典: クリアル株式会社 会社概要(2026年8月時点)/クリアル株式会社「2026年3月期通期決算説明資料」27ページ
要するに、物件の提案・販売と購入後の賃貸管理とを、グループ内の別々の会社で分担している形です。
ネット上の口コミを読むときは、この構造を頭に入れておくと情報を整理しやすくなります。
「クリアル株式会社」「クリアルパートナーズ株式会社」「CREAL」「CREAL PB」は互いにつながりがあるものの、それぞれが指す対象は同じではありません。
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CREAL PB(クリアルPB)の口コミ・評価|好意的な声と懸念が残る声

CREAL PBを利用した人がどのような感想を持っているのか、寄せられている声を確認していきましょう。
あらかじめ押さえておきたいのは、運営会社とは関係のない第三者によるCREAL PBの口コミは、数がかなり限られているという点です。
この記事では、公式サイトで紹介されているオーナーの声とGoogleマップ上の口コミをどちらも取り上げ、どこから引用したものかを示しながらまとめています。
好意的な評判・口コミ
最初に取り上げるのは、公式サイトで紹介されているオーナーの声です。

色々な会社から営業されてた時に相談させていただきました。適正な金額なのか、全ての物件を調べていただき、最終的にはご紹介していただた物件を購入しました。購入後にも、色々な営業会社から売ってくれと電話が掛かってきて、人気物件なのだと改めて認識しました。また、確定申告や新しく募集するときのサポートもスムーズで手間が掛からず、大変助かります!
引用: CREAL PB公式サイト オーナー様の声
何社かから物件の提案が届いていたなかで、提示された価格が適正かどうかを検証してもらえたことに満足している様子がうかがえます。
物件を買った後も、確定申告や入居者の募集について相談に乗ってもらえたと述べられています。



不動産投資の仕組みやエリアの知識がない私に、定量的に情報を提供してくださり、私が考えている間、急かさず待ってくださったのが好印象でした。その後、保有物件で退去があった際にも親身になって原状回復や募集について教えてくださり、スムーズに次の入居も決まりました。収支状況や確定申告の際の資料もすべてオンラインで見られ、新着物件情報も随時更新されるので、買い増しのご相談もしたいなと思っています。
引用: CREAL PB公式サイト オーナー様の声
投資の知識が乏しい段階でも数値を根拠にした説明があり、決断を急がされることはなかったと語られています。
収支や確定申告に必要な資料をオンライン上で見られる仕組みについても言及があります。



Kさんが分かりやすいお話をよどみなくしてくださるので、いつも助かります。オススメ、オススメしない、グレーの3つの分類がよくわかり、こちらの頭の整理ができるのが助かっています。御社とご縁ができて、私達夫婦はとてもラッキーだと思っています。
引用: CREAL PB公式サイト オーナー様の声
物件を「おすすめ」と「おすすめしない」、そして「グレー」の3分類に分けて説明してもらえたため、考えをまとめやすかったという感想です。
ここで紹介した声は、いずれも公式サイト上に載っているものである点にご注意ください。
公式サイト側でも、「お客様個人の感想です。不動産賃貸経営は、物件の立地や間取り、築年数等の物件個別条件が収益に大きな影響を与えることから、賃貸経営実績を保証するものではありません」という但し書きが付けられています。
掲載された体験と同じ対応が、あらゆる利用者に当てはまるとは言い切れない点を意識しておきましょう。
懸念が残る評判・口コミ
続いて、懸念として挙がっている声を確認します。
ここで紹介するのは、CREAL PBだけを対象にした投稿ではなく、Googleマップ上のクリアル株式会社のページに投稿された口コミになります。
個別相談(面談)について書かれたもので、サービス全般を評価した内容ではないことをあらかじめご理解ください。
また、担当者その人を評価している箇所は省き、事実として書かれている部分のみを抜き出しました。



ポイントサイトを経由して申し込み、真剣に購入を検討するも何だかんだと理由をつけてポイント付与を否認する。付与条件に無いことを後出しするのは信義則に反する
引用: Googleマップ



付与条件をクリアしているにも関わらず、拒否してくる(中略)この会社から区分所有ワンルームマンションを購入してはいけません。かなり市場価格と乖離しています(中略)市場価格と乖離しているので、やんわりと断ったらポイント付与を拒否してきました
引用: Googleマップ
どちらの投稿も、ポイントサイトを経由して個別相談に申し込んだのにポイントがもらえなかった、という内容になっています。
加えて、提示された区分マンションについて、価格が相場の水準から外れているように思えたとの指摘も見られます。
このような指摘への向き合い方については、記事の後半で掘り下げています。
特典がもらえる条件は面談特典(PayPayポイント)を受け取る条件・注意点、物件価格が妥当かどうかを見極めるコツはデメリットと注意すべき点でそれぞれ解説しています。
口コミを踏まえたCREAL PBの姿
紹介した口コミをもとに、CREAL PBの全体像をまとめてみます。
最初に挙げられるのは、寄せられている口コミがそもそも少ないという点です。
CREAL PBは個別相談からスタートするサービスであり、クラウドファンディング型の商品とは異なり、少額で気軽に試せる性格のものではありません。
利用者の感想が外に出る機会が少なく、好意的な評価も大半が公式サイトに載っているオーナーの声にとどまっているのが現状です。
一方で懸念が残る評判に目を向けると、サービスの質を問うものというより、特典がもらえる条件についての認識のずれが中心になっているとわかります。
物件価格への指摘に関しても、複数の会社から相見積もりを取ることで、投資家自身がある程度確かめられる内容といえます。
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口コミと評判から見たCREAL PB(クリアルPB)の強み


ここからは、寄せられた口コミと公式に公開されている情報をもとに、CREAL PBの長所を順に見ていきます。
東証グロース上場による業績・財務情報の公開
運営元が上場しているため、業績や財務の数字を投資家自身の目でチェックできる点が挙げられます。
通期決算(2026年3月期)で示された主な数値を、以下にまとめました。
| 指標 | 2026年3月期 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上総利益 | 78.0億円 | 137.6% |
| 営業利益 | 29.4億円 | 149.2% |
| 経常利益 | 27.8億円 | 151.9% |
| 当期純利益 | 19.4億円 | 143.7% |
| 1株当たり配当金 | 8円 | 133.3% |
事業ごとの内訳では、売上総利益はCREAL PB事業単体で900百万円、前年同期比では125.3%に伸びています。
同事業の売上高も9,142百万円と前年同期比110.4%の水準になり、粗利率は8.7%だったところが9.8%へ高まりました。
決算資料の中でCREAL PB事業は、投資用の区分レジデンスの販売戸数が順調に伸びたことで、前年同期より利益が増えたと説明されています。
区分マンションの運用状況については、2026年5月末時点で全1,719戸中、空室が27戸にとどまると公表されています(出典: CREAL PB公式サイト、2026年8月時点)。
不動産投資では物件を買ってからの運用が長期に及ぶので、運営会社が今後も事業を続けていけるかどうかも見ておきたいポイントです。
業績の情報が外部に向けて公開されていることは、そうした点をチェックしやすくする材料になるでしょう。
木造アパートや一棟、区分、小口化まで比較できる商品の幅
先に紹介したように、CREAL PBの取扱商品は4種類あります。
ワンルーム物件だけを扱う会社に比べ、手元の資金や投資の目的に合わせて候補を見比べやすい点が特徴です。
口コミの中には、勧める物件・勧めない物件・どちらともいえない物件の3つに分けて説明してもらえたという声もありました。商品の選択肢が複数あるからこそ可能な提案の仕方といえそうです。
一方で候補が多い分、検討したい商品をあらかじめ絞り込んでから面談を受けたほうが、相談がスムーズに進みやすいでしょう。
AIによる価格査定ツール「CREAL buyer」を使った仕入れ価格のチェック
公式サイトによると、自社で開発したAIの価格査定ツール「CREAL buyer」を使い、適正な価格で売り出せる物件に絞って仕入れているとのことです(出典: CREAL PB公式サイト、2026年8月時点)。
口コミには、周辺の物件価格まで一通り調べてもらえたことで、安心できる物件だと感じたという内容も見られます。
投資家にとって物件価格が妥当かどうかは見極めが難しいところなので、査定の仕組みが整っていることは同社の特色といえます。
とはいえ、この点はあくまで会社側による説明です。相場と比べて価格が適切かどうかは、後ほど触れるように投資家自身でも確認しておくと安心です。
提携金融機関は9つ、金利1%台からのローンにも対応
CREAL PBでは、提携している金融機関が複数あります。
提携先として公式サイトに掲載されているのは、次の金融機関です。
| 提携先の金融機関 |
|---|
| イオン住宅ローンサービス株式会社/オリックス銀行株式会社/東京スター銀行/株式会社SBJ銀行/株式会社ジャックス/株式会社日本政策金融公庫/株式会社三井住友銀行/株式会社横浜銀行/株式会社楽天銀行 |
ローンは金利1%台から用意されており、がん保険付団信や8大疾病付き団信、諸費用を上乗せした借入れなど、選べる商品もそろっています。
対象は会社員から自営業者まで幅広いとされる一方、提携金融機関の審査次第では希望どおりにならないケースもあることが公式に記されています。
creal conciergeを使った運用状況のオンライン管理
オーナー向けには「creal concierge」というコンシェルジュシステムが用意されています。
物件の基本的な情報に加え、月々の送金明細や入居者の情報、年間の収支報告書などをオンライン上で閲覧できます。
口コミでも、収支の状況や確定申告用の資料までオンラインで確認できるという声がありました。
不動産投資は扱う書類や数字が増えやすいので、情報を1か所で管理できることは運用の手間を減らすことにつながります。
会計士・税理士が担う税務・相続面の支援
相続対策に関しては公式FAQで、会計・税務の分野を得意としており、希望に応じて会計士や税理士が中心となり相談を受けると案内されています。
物件を購入したあとは確定申告を行う必要があるため、届出や書類作成についてもサポートを受けられるとされています。
出典: CREAL PB サービスページ、2026年8月時点
ただし、税負担を抑えるための高度なスキームを組む必要があるケースなど、案件の規模次第では別途サービス料がかかることもあると記されています。
税金の扱われ方は、人それぞれの状況で結果が異なります。不動産投資と税金のかかわりを事前に理解しておきたい方は、不動産投資で節税が成り立つ仕組みをまとめた記事も参考にしてください。
また公式サイトでは、生命保険の代わりとしての効果、年金やインフレへの備え、税金対策などがメリットとして紹介されていますが、いずれにも注意書きが付いています。
例えば、不動産投資には変動要因が多く、老後に向けた安定的な資産形成が100%保証されるわけではないこと、インフレ局面でも物件価格が下がる可能性があること、節税効果は限られ、適用要件や個人の状況によって差が出ることなどが記載されています。
メリットとして説明されている内容にも前提条件がある点を意識しながら、読み進めてください。
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CREAL PB(クリアルPB)の評判に見るデメリットと注意すべき点


ここからは、申し込む前に確認しておきたいポイントをまとめます。
少額スタートが難しい点
CREAL PBで扱うのは実際に購入する現物不動産のため、1万円程度の小さな金額で投資を始められる仕組みにはなっていません。
融資を利用するとしても、頭金や諸費用にあてる自己資金は用意しておく必要があります。
費用は物件代金だけでは済まず、不動産取得税や登記費用、ローンに関わる費用なども別途かかります。
加えて、空室期間や修繕に備えるお金も見込んでおきたいため、生活費とは分けて手元に余裕資金を残しておくと安心です。
現物を買う前に、少ない金額で不動産投資を体験してみたい方は、クラウドファンディングを候補に入れるのもひとつの手です。
少額で不動産投資を始める5つの方法をまとめた記事も参考にしてください。
年収や勤務先、融資審査の高いハードル
CREAL PBの面談特典を受け取るには、年収や勤務先、融資が通る見込みといった細かい条件を満たす必要があります。
特典を受けるための条件というだけでなく、サービスが想定している利用者層を読み取る手がかりにもなっています。
不動産投資ローンの審査では、年収のほかにも勤め先や勤続年数、すでにある借入、健康状態まで確認の対象になります。
申し込めば融資が通るとは限らないので、前もってこの点を理解しておくことが大切です。
特典条件の詳しい内容は、面談特典(PayPayポイント)の受け取り条件と注意事項の章でまとめています。
仕入れ販売型ゆえに求められる価格の見極め
公式サイトでも説明されているように、CREAL PBはAI査定によって物件を仕入れ、販売するビジネスモデルを採っています。
自ら開発した物件を売り出す事業者とは、この部分で仕組みが分かれます。
また、先に触れたGoogleマップの口コミでは、紹介された区分マンションについて、価格が相場からかけ離れているように感じたという声が見られました。
会社としては適正な価格で仕入れていると説明している一方、利用者の中にはそう受け止めなかった人もいるのが現状です。
どちらの見方が正しいのか外部から判断するのは難しいものの、投資家自身で講じられる対策はあります。
具体的には、エリアや築年数が近い物件を他社がいくらで売り出しているのか、あらかじめ確認しておくことです。
営業担当者の話の進め方や、価格が割高になりがちなパターンについては、ワンルーム投資の裏側と営業トークで気をつけたい点をまとめた記事でも取り上げています。
不動産以外の商品が提案される可能性
公式サイトによると、提案できる資産運用商品は投資用の区分レジデンスが中心で、ほかにも一棟レジデンスや太陽光など多様なラインナップがあるとされています。
出典: CREAL PB サービスページ、2026年8月時点
言い換えると、提案の対象は不動産に限られないということです。
資産運用全般を相談できる点はメリットといえますが、区分マンションに絞って検討している方には、思っていた内容と違うと感じられるかもしれません。
面談が始まった段階で、関心のある商品をはっきり伝えておくと話がスムーズです。
判断材料になる口コミの少なさ
先にも触れたように、CREAL PBについての第三者による口コミはまだ少数です。
サービスが始まってからの経緯や、個別に相談を受ける形式であることを踏まえればやむを得ない面もありますが、投資する側から見ると判断に使える情報が限られるということでもあります。
口コミの評価だけで決めてしまわず、面談の場で提案の中身を自分自身で確認することが大切です。
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CREAL PB(クリアルPB)と他社サービスの比較


取り扱う物件の種類や提案の進め方は、不動産投資会社によってさまざまです。
以下の表では、CREAL PBと同様に東証グロースへ上場する企業グループが手がけるリノシー(RENOSY)と、都心エリアで区分マンションを取り扱うトーシンパートナーズを比較の相手とし、数値などの客観的な項目で違いを整理しました。
| 比較項目 | CREAL PB | リノシー(RENOSY) | トーシンパートナーズ |
|---|---|---|---|
| 運営企業 | クリアル株式会社 | 株式会社GA technologies | 株式会社トーシンパートナーズ |
| 上場先 | 東証グロース | 東証グロース | 非上場 |
| 主な取扱商品 | 区分レジデンス・木造アパート・小口化商品・一棟 | 新築・中古マンション、アパート、オフィスなど | マンション(区分) |
| 中心となるエリア | 東京都心部・横浜が中心 | 東京23区・川崎・横浜・大阪・神戸・京都・福岡ほか | 都心部および横浜・川崎中心 |
| 管理戸数 | 区分マンション1,719戸(2026年5月末時点) | 17,543戸(2025年10月末時点) | 15,000戸(2025年12月末時点) |
| 入居状況 | 空室27戸/1,719戸(2026年5月末時点) | 99.6%(2025年10月時点) | 98.7%(2025年平均) |
管理戸数という一点に絞ると、他の2社と比較してCREAL PBは規模が小さめです。
ただし、区分マンションにとどまらず木造アパートや小口化商品なども取りそろえていることは、比較した他社には見られない特色といえます。
優劣をつけるよりも、各社で取扱商品や提案の方向性に違いがあると理解したうえで、ご自身の投資目的に沿った会社を選ぶのがよいでしょう。
今回取り上げた2社の詳細は、リノシー(RENOSY)の口コミ・評判、トーシンパートナーズの口コミ・評判の各記事で個別にまとめています。
より多くの会社を一覧で見比べたい場合は、おすすめの不動産投資会社18選の記事も参考にしてみてください。
\ 各社の提案を比較する /
CREAL PB(クリアルPB)の利用に適した人・適さない人


前の章までに見てきた特徴をもとに、相性のよいケースと慎重に考えたいケースを分けてまとめます。
CREAL PBは融資の利用を前提に組み立てられたサービスのため、まずは提携金融機関の審査に通るかどうかが検討のスタートラインです。
勤め先の安定度が高く評価される属性なら、利用できる金融機関の幅が広がりやすく、金利などの条件も見比べやすくなります。
賃貸の管理業務や確定申告の支援に加え、相続に関する相談も同じ窓口へまとめて持ち込める体制です。
本業に追われて物件の管理まで手が回りにくい方なら、運用にかかる手間を軽くしやすい仕組みといえます。
取り扱う商品は4種類あり、用意できる資金や投資の目的に合わせて、いくつかの選択肢を見比べながら検討を進められます。
どの商品タイプにするか決めきる前に、各商品の違いを説明してもらいたい方に合っています。
CREAL PBで取り扱うのは現物不動産の購入であり、少ない資金で始められる仕組みではありません。
【代替案】最初は出資額1万円から参加できる不動産クラウドファンディングを利用し、仕組みや価格変動の感覚に慣れておく選択肢もあります。運営会社が同じサービスは、CREAL(クリアル)の評判と仕組み、1万円からの始め方の記事で詳しく取り上げています。
特典を受け取るための条件や金融機関の審査基準を考えると、今の段階では検討しにくいケースがあります。
【代替案】勤続期間を延ばして信用力を高めたうえで再検討する方法のほか、少額で始められる不動産投資で経験を積んでおく方法も考えられます。投資を判断する基準を身につけておけば、のちに現物投資へ進むときにも役立ちます。
面談でもらえる特典には、年収・勤務先・融資を受けられる見込みといった複数の条件が設けられています。条件に届かなければ、面談に時間をかけても特典の対象にならないおそれがあります。
【代替案】特典そのものが目当てであれば、融資審査が必要ない別ジャンルのサービスを選んだほうが、期待どおりの結果につながりやすいと考えられます。
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CREAL PB(クリアルPB)で面談特典(PayPayポイント)を受け取る条件と気をつけたい点


個別面談を終えた方に向けて、CREAL PBはPayPayポイントを進呈するキャンペーンを行っています。
とはいえ、面談の参加者が一律にもらえる特典ではありません。
公式が提示している条件は全部で14項目あり、いずれにも当てはまっている必要があります。
代表的な条件を下の表にまとめました。
| 項目 | おもな要件 |
|---|---|
| 収入 | 前年の年収で800万円以上 |
| 勤務先・職種 | 上場企業もしくはそのグループ企業で役員・正社員として働いている方、または公務員・弁護士・会計士・税理士・医者として勤めている方 |
| 勤務状況 | 社会人として3年以上の経験があり、試用期間はすでに終えている |
| 利用経験 | CREAL PBの利用が初回であること/クリアルパートナーズ(旧社名ブリッジ・シー・エステート)で個別面談・セミナー参加・資料請求をした経験がないこと(1世帯につき1回限り) |
| 面談の形式 | 対面とWEB面談のどちらか。WEBで受ける場合はPCかタブレットを使い、カメラとマイクをONにして参加。移動しながら・家事と並行しての参加は認められない |
| スケジュール | 申込から1週間以内に面談日を確定させ、30日以内に実施(電話だけの面談は対象外) |
| 提出書類 | 源泉徴収票・確定申告書などの収入資料と、顔写真のある身分証明書を出せる |
| ローン審査 | 基本情報をもとに、投資用不動産ローンの借入れが可能と見込まれる |
| 面談時の対応 | 申込後にかかってくる事前確認の電話に応じ、提案内容を終わりまで聞く |
公式サイトでは、特典から外れるケースについても明示されています。
特に注意したいのは、4,000万円以上の投資用不動産ローンを提携金融機関から借りられない方は特典の対象にならないという点です。
ほかにも、面談に遅れた・途中で抜けた・質問に答えなかった、あるいは同業他社に勤めている、といったケースも除外されます。
さらに、相場の利回りが3%前後の地域で10%を求めるといった、足元の不動産市況からかけ離れた利回りを希望する場合も対象外です。
投資の決裁権を本人が持っていないときは、配偶者など決裁権のある方が条件をクリアしている必要があるとのことです。
「ポイントを受け取れなかった」という口コミが生まれる理由
記事の前半で取り上げたネガティブな評判は、どれもポイントが付かなかったという内容でした。
CREAL PBの個別面談はポイントサイトなどで高還元の案件として掲載されており、特典目当てで申し込む人が一定数いることが背景にあります。
しかし実際の条件は細かく、融資の見込み・年収・職業のどれかが基準に届かなければ特典は受けられません。
条件をよく確認せずに申し込むと、面談は済ませたのに特典の対象外だった、という事態に陥りやすい仕組みといえます。
ほかの会社の面談特典にも同様の「もらえないケース」が定められており、詳しくはAmazonギフト券がもらえる不動産投資面談8選にまとめています。
加えて、どのページから申し込むかによって、特典の中身や条件に違いが出ることがあります。
申込の前に、利用するページに書かれている条件へ目を通しておくと安心です。
条件に届かなくても特典を受け取れる場合
公式サイトの案内によると、14項目の一部に該当しなくても、成約に至れば特典が進呈されることがあるとされています。
具体的には、以下のようなケースです。
- 投資用不動産を現金で買った場合
- 現金で頭金を入れたうえで投資用不動産を買った場合
- 年収が800万円に届かない、または勤続1年未満であっても、提携金融機関の融資を利用して投資用不動産を買った場合
出典: CREAL PB公式サイト「PayPayポイント対象条件」、2026年8月時点
このようなケースでは、付与が確定するまで「付与保留」という扱いになるようです。
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CREAL PB(クリアルPB)での不動産投資スタートまでの手順


無料の個別相談に申し込んでから、物件の運用がスタートするまでを順に見ていきます。
特定の会社に限らない基本的な手順は、不動産投資を始めるための9ステップをまとめた記事で詳しく取り上げています。
まずは公式サイト上の専用フォームから相談を申し込みます。入力する項目は、名前や連絡先に加えて年収といった基本的な情報です。
申し込み後、面談日を決めるための電話が担当スタッフからかかってきます。希望する投資条件なども、このタイミングで確認されます。
面談は1対1の形式で、対面かオンラインのいずれかで行われます。かかる時間や当日の進め方については、面談の場で説明があります。
具体的な投資物件が紹介され、購入後のキャッシュフローを試算したシミュレーションも無料で受け取れます。
受け取った試算をもとに、購入へ進むかどうかを考えます。ほかの会社の提案とも見比べておくと、より納得感のある判断につながりやすくなります。
公式FAQによると、購入した物件については入居者募集・賃貸契約・クレーム対応・物件管理といった賃貸管理全般をサポートしてもらえるとのことです。確定申告で必要となる書類づくりの支援も用意されています。
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CREAL PB(クリアルPB)についてのよくある質問
CREAL PBを検討するときに気になりやすい点を、Q&A形式で取り上げます。
CREALとCREAL PBの違いは何ですか?
CREAL PBは実物の不動産を自分で買って所有する仕組みで、CREALは不動産ファンドに資金を出すクラウドファンディング型の投資サービスです。
求められる資金の規模や、抱えるリスクの性質にも違いがあります。
ローンを使いながら長い時間をかけて資産を築きたい方にはCREAL PB、まずは1万円からの少額で始めてみたい方にはCREAL、という分け方で考えると比較しやすいかもしれません。
面談に参加すれば、参加者全員がPayPayポイントを受け取れますか?
公式が提示している14項目にわたる条件のすべてに当てはまることが、特典を受け取る前提となります。
条件には、年収や職業、社会人としての経験年数、面談をどの形式で受けるか、投資用不動産ローンを利用できるかどうかなど、いくつもの項目が含まれます。
いずれかの条件に当てはまらないと特典の対象から外れることもあるので、申込前に公式サイトの内容に目を通しておくと安心です。
特典を受けるには、どのくらいの年収が必要ですか?
年収については、昨年度で800万円以上という基準が公式に示されています。
年収の基準とは別に、勤め先の属性や社会人としての経験年数、融資を受けられそうかどうかといった条件も設けられています。
また、条件に当てはまらない場合であっても、成約した後に特典を受け取れるケースがあるとの案内も出ています。
強引に契約を迫られることはありませんか?
公式サイト上のオーナーの声には、決断を急がされることはなかったという感想が載っています。
ただ、Googleマップに寄せられた口コミの中には、対応面への不満を示す書き込みもありました。
受け止め方は人によって異なるため、面談の冒頭で自分が考えている検討のペースを伝えておくと、進め方についての認識のずれを防ぎやすくなります。
物件を購入した後の管理はどこが担当しますか?
公式FAQによれば、購入後は賃貸管理として、入居者募集や賃貸借契約、クレームへの対応、物件の管理までサポートを受けられるとされています。
また決算説明資料には、賃貸管理事業をグループ子会社が運営しており、「その他事業」に区分していることが記載されています。
運営元の会社は上場企業ですか?
運営するクリアル株式会社は東京証券取引所グロース市場の上場企業で、証券コードは2998となっています。
許認可としては、不動産特定共同事業(金融庁長官・国土交通大臣 第135号)、金融商品取引業(関東財務局長(金商)第2898号)、宅地建物取引業(東京都知事(2)第100911号)を取得しています。
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まとめ|CREAL PB(クリアルPB)は条件に合う人が検討できる投資サービス
ここまで、CREAL PBの口コミやサービス内容を見てきました。
押さえておきたいポイントを5つに絞ると、次のとおりです。
- 運営元は東証グロース上場のクリアル株式会社で、実物の不動産を取得して運用するサービスです。1万円から出資できる「CREAL」(不動産クラウドファンディング)とは異なるサービスにあたります
- 取り扱う商品は区分レジデンス、木造アパート、不動産小口化商品、一棟の4種類で、物件を取得したあとも賃貸管理や税務について相談できます
- 口コミでは、提案が丁寧だった点やアフターサポートを評価する声がある一方、特典の受け取りをめぐって認識に食い違いが生じたという声も見られます。なお、第三者による口コミはそれほど多くありません
- 面談特典を受けるには、年収800万円以上であることや勤め先の属性、投資用不動産ローンを利用できるかどうかなど、14項目の条件を満たす必要があり、申し込んだ全員が受け取れるとは限りません
- 提示された物件価格が適正かどうかは、ほかの会社の見積もりと比べることで判断しやすくなります
上場企業による運営で、物件の購入後も管理や税務の相談先がある点は、長期の運用を考える際に評価しやすいポイントです。
ただし、少ない資金で気軽に始めるタイプのサービスではなく、ローンの審査に通る属性かどうかが事実上のスタートラインといえます。
条件に該当する場合は、検討材料を増やす意味で個別相談を利用してみるのも一つの方法です。
あわせて複数の会社から提案を受けて比べておくと、納得したうえで判断しやすくなるでしょう。
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