横浜市の物件を手放そうと考えたとき、多くの方がまず悩むのは「高値で、しかも安心して任せられる不動産会社はどこなのか」という問題でしょう。
18の区で構成され、人口約377万人を抱える横浜市は、市としては全国で最も大きな規模を持つ自治体です。
都心部にはみなとみらい・関内・横浜駅周辺のマンション、田園都市線沿いには青葉区・都筑区のファミリー向け住宅、さらに磯子・金沢・栄・旭区などには郊外の戸建てが広がっており、ひとつの市の中でも相場や買い手の動き方には大きな開きがあります。
そこで大切になるのが、「1社に絞って最良の会社を探す」という発想ではなく、物件の所在エリアや種別を得意とする会社をいくつか候補に挙げ、見比べながら決める進め方です。後から悔いが残りにくい方法といえます。
本記事では、横浜市で売却を依頼する候補として15社を取り上げ、大手の仲介会社・買取専門の会社・地域密着型の会社という3つのタイプに分けて紹介します。あわせて、仲介と買取のどちらを選ぶかの考え方、エリアごとの最新相場、会社選びで後悔しないためのポイント、売却完了までの手順についても、公的なデータや各社が公表している一次情報を根拠にまとめました。
横浜市内の物件の売却を検討中の方は、依頼先を絞り込む際の参考にしていただければ幸いです。
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横浜市で不動産を売るときのおすすめ会社15選【大手・買取専門・地域密着】

横浜市で売却を進めるにあたっては、依頼先がどのタイプの会社なのかを先に押さえておくと、自分に合う1社を探しやすくなります。
得意分野は会社ごとに異なり、たとえばみなとみらい・横浜駅周辺にある築浅マンションをできるだけ高値で手放したい場合と、郊外の戸建てや相続で受け継いだ空き家を早めに現金へ換えたい場合とでは、向いている依頼先が違ってきます。
横浜市にかぎらず、売却の依頼先をどんな基準で選べばよいのかを基本から確認したい方は、売却の依頼先選びのポイントをまとめた記事も参考になります。
依頼先となる不動産会社は、おおむね次の3タイプに整理できます。
- 大手仲介:全国に広がる集客網と多数の取引実績が強みです。多くの購入希望者へ物件を届けられるため、相場並み〜相場を上回る価格での売却を目指す方に向いています。
- 買取専門・買取再販:会社自身が買主になるので内覧の手間が抑えられ、短い期間で現金に換えやすいタイプです。築年数の古い物件や相続物件、早めに売りたいケースに適しています。
- 地域密着:横浜市の土地柄を熟知し、地元とのつながりを持っている点が強みです。区によって異なる事情を踏まえたアドバイスが期待できます。
ここからは、横浜市の物件に対応している15社を順に取り上げます。
最初に早見表で各社の位置づけを把握し、「タイプ」の列を手がかりにして目的に合った会社を絞り込んでみてください。
- 三井のリハウス|全国屈指の仲介実績を持ち横浜のマンション売却が得意
- 東急リバブル|東横線・田園都市線・新横浜線の沿線に店舗が充実
- SREリアルティ|AI査定とエージェント制を採るソニーグループの会社
- 大京穴吹不動産|仲介に加えマンション買取再販でも実績
- オークラヤ住宅|独立系で中古マンションの仲介が得意
- 長谷工リアルエステート|長谷工グループでマンションの売買仲介が得意
- ナイス(住まいの情報館)|横浜に本社を置く東証上場ナイスの分譲ノウハウを活用
- ウスイホーム|神奈川県を地盤に49年・仲介は年間3,000件超
- 三春情報センター(ミック)|横浜南部から鎌倉までに密着し中古+リフォーム再販も展開
- 羽賀不動産|囲い込みをせずに販売する横浜・横須賀の売却専門会社
- リブレ(LIBRE GROUP)|横浜に地盤を置く総合不動産グループ
- 東京テアトル|中古マンションや築古マンションを専門に買取
- スター・マイカ|中古マンションの買取を専門とする会社
- ドリームプランニング|再建築不可やがけ地といった難しい物件の買取が専門
- 横浜市不動産買取相談センター|中区を拠点に相続・任意売却の物件を自社で買取
15社の早見表(タップして表示)
| 社名 | タイプ | 主に扱う物件 | 横浜市でのポイント |
|---|---|---|---|
| 三井のリハウス | 大手仲介 | マンション・戸建て・土地 | 全国屈指の仲介実績・横浜駅やみなとみらいのマンション売却が得意 |
| 東急リバブル | 大手仲介+買取 | マンション・戸建て・土地 | 東急グループ・東横線/田園都市線/新横浜線の沿線に店舗が多い |
| SREリアルティ | 大手仲介(エージェント制) | マンション・戸建て | ソニーグループ・AI査定を活用し片手仲介を採用 |
| 大京穴吹不動産 | 大手仲介+買取 | 主にマンション | 大京グループ・仲介とマンション買取再販の双方に対応 |
| オークラヤ住宅 | 大手仲介 | 主に中古マンション | 独立系で中古マンションの仲介が得意 |
| 長谷工リアルエステート | 大手仲介(マンション) | 主にマンション | 長谷工グループ・マンションの売買仲介が得意 |
| ナイス(住まいの情報館) | 大手仲介+買取 | マンション・戸建て・土地 | 横浜本社の東証上場ナイス・地元で培った分譲ノウハウ |
| ウスイホーム | 地場大手(仲介+買取) | マンション・戸建て・土地 | 神奈川県を地盤に49年・買取やリースバックにも対応 |
| 三春情報センター(ミック) | 地域密着 | マンション・戸建て・土地 | 栄区で創業・横浜南部から鎌倉にかけて30店舗超・中古+リフォーム再販 |
| 羽賀不動産 | 地域密着(売却専門) | マンション・戸建て・土地 | 囲い込みをしない販売方針・横浜/横須賀の売却専門 |
| リブレ(LIBRE GROUP) | 地域密着 | マンション・戸建て・土地 | 横浜を地盤とする総合不動産グループ・自社ブランドの住宅も展開 |
| 東京テアトル | 買取再販 | 中古マンション | 中古・築古マンションを専門に買取・事故物件にも対応 |
| スター・マイカ | 買取再販 | 中古マンション | 中古マンションの買取に特化・現状のままで売りやすい |
| ドリームプランニング | 買取(ニッチ物件) | 戸建て・土地・共有持分 | 横浜発祥・再建築不可/がけ地/底地などの難物件を専門に買取 |
| 横浜市不動産買取相談センター | 買取(地域密着) | 戸建て・マンション・土地 | 中区が拠点・相続/離婚/任意売却の物件を自社で買取 |
三井のリハウス|全国屈指の仲介実績を持ち横浜のマンション売却が得意

三井不動産リアルティ株式会社が運営する三井のリハウスは、仲介の取扱実績が全国でも上位に入る大手の不動産会社です。
横浜市内でも横浜駅・みなとみらい・青葉台・たまプラーザなどに店舗を構えており、エリアの実情をよく知る担当者へ相談できる環境があります。
早めの売却を希望する方に向けて、買取保証やスピード買取といったプランも揃っています。
物件の状態によってはリフォーム・リノベーションの提案が受けられることもあるため、相続した物件のように一般的な仲介だと買い手がつきにくいケースでも、相談先として検討しやすいでしょう。
知名度の高いブランドなので、不動産の売却が初めてという方も安心して任せやすいと考えられます。
郊外の戸建てからみなとみらいの築浅マンションまで対象が広く、比較する候補に加えやすい1社といえます。
手数料の水準や囲い込みの実情が気になる場合は、三井のリハウスの評判と口コミをまとめた記事も確認してみてください。
※出典: 三井のリハウス 売却
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東急リバブル|東横線・田園都市線・新横浜線の沿線で充実した店舗展開

東急リバブルは東急グループに属する仲介大手で、全国各地に営業拠点を広げています。
東横線・目黒線・田園都市線・新横浜線(東急新横浜線)が走る横浜市内では店舗数が多く、横浜駅・青葉台・たまプラーザ・日吉・新横浜など、主要駅ごとの地域性を反映した売却提案を期待しやすい点が魅力です。
売買仲介で年間に扱った件数は33,922件(2025年度)に達しており、規模の大きさを示す実績といえます。
売却に先立って建物を点検し、保証を付けられるサービスを備えている点にも目を向けておきたいところです。
築年数の古い戸建てやマンションであっても、物件の状態をあらかじめ把握しておけるため、買主が抱く不安を和らげつつ取引を進めやすくなります。
評判や口コミの詳細については、東急リバブルに関する口コミと評判の解説記事をご覧ください。
※出典: 東急リバブル 売却査定
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SREリアルティ|売主側に立つエージェント制とソニーグループ発のAI査定

SREリアルティを運営しているのは、ソニーグループに属するSREホールディングスです。
売主の立場で動く「エージェント制度」を取り入れ、売主と買主を1社で同時に受け持つ両手仲介を基本的に行わない方針をとっています。
売主の代理人に徹する片手仲介が軸となっているため、物件の囲い込みが起きにくく、値下げ交渉などの場面でも利益相反が生じにくいといわれています。
成約データに基づいて査定をサポートするAI査定技術を取り入れている点も、他社と比べる際のポイントになります。
公式サイトでは、顧客満足度が93.4%(2024年12月1日時点)と公表されています。
取引がどう進んでいるかを、可視化された状態で確かめたい方に合う1社といえます。
横浜駅やみなとみらいの人気マンションを、納得したうえで手放したい方は比較の対象に加えてみてください。
※出典: SREリアルティ 売却
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大京穴吹不動産|仲介・買取の両方に対応し、マンション再販の実績も豊富

マンションの分譲や管理で実績のある大京グループに属する不動産会社が、大京穴吹不動産です。
横浜エリアにおいても、仲介と買取のどちらにも対応可能です。
買い取ったマンションをリノベーションやリフォームで再生し、改めて販売する買取再販を数多く手がけてきたノウハウがあります。
時間をかけてでも高い価格を目指す仲介と、短期間で現金に換えられる買取を、同一の窓口で見比べられるのは便利なポイントです。
港北ニュータウンや横浜駅周辺といったエリアのマンションを大手グループの体制のもとで売りたい方、あるいは買取も選択肢に入れておきたい方にとって、相談しやすい会社といえます。
※出典: 大京穴吹不動産 売却
オークラヤ住宅|中古マンションの売買仲介が得意な独立系

首都圏を拠点に営業するオークラヤ住宅は、中古マンションの売買仲介に強みを持つ不動産会社です。
横浜エリアにあるマンションの売却についても相談できます。
マンションの売却に絞ったノウハウを蓄積しており、価格の決め方や販売の進め方に関する提案力が持ち味です。
横浜駅・みなとみらい・センター北のように需要が底堅いエリアでは、相場に沿った売り出し価格を設定できるかどうかが成約を左右します。
査定額の根拠やマンション市況の動きについて、専門的な解説を求める方にとっての相談窓口になり得ます。
売却する物件がマンション中心という方は、候補に加えておきたい会社です。
※出典: オークラヤ住宅 公式サイト
長谷工リアルエステート|長谷工グループの知見を活かすマンション仲介

長谷工リアルエステートは、マンション事業を展開する長谷工グループに属する仲介会社です。
横浜エリアの物件も取り扱っています。
グループ内で蓄えてきたマンションに関する知識を生かし、マンションの売買仲介に力を入れています。
長谷工グループが手がけた物件はもちろん、横浜市内のマンション全般を売却したい方にとって、検討先に加えやすい会社です。
大規模マンションの分譲や管理を通じて積み上げたノウハウがあり、マンションならではの売却の注意点を相談したい方に適しています。
※出典: 長谷工リアルエステート 公式サイト
ナイス(住まいの情報館)|分譲事業の知見を持つ横浜本社の東証上場企業

横浜市に本社を置き、東証に上場しているナイス株式会社が、住まい全般の相談先として運営しているのがナイス住まいの情報館です。
分譲マンションや分譲戸建てを手がけてきた経験を土台に、不動産売却の支援にも取り組んでいます。
集客面では、人の往来が多い立地の店舗で来店客に対応するほか、SUUMO・HOME’S・at homeといった大手ポータルサイトとの連携も行っている点が目を引きます。
公表されている数字によると、販売を始めてから4ヶ月で74%が売却完了しているとのことで、早期の成約を意識した売り方をアピールしています。仲介だけでなく買取の窓口もあるので、両方の条件を見比べたうえで方針を決められます。
地元横浜に本拠を構えているため、横浜の相場事情に通じた大手企業に話を聞きたい方は、検討してみるとよいでしょう。
※出典: ナイス 不動産売却
ウスイホーム|神奈川県で49年の歴史・仲介取引は年間3,000件超

神奈川県に根を張る不動産会社のウスイホームは、1976年に創業し、1979年に会社を設立しました。
店舗は横浜・湘南・横須賀の各エリアに置かれています。
横須賀・横浜・湘南エリアに広がる店舗網を背景に、仲介での取引件数は年間3,000件を超えるとされています(取扱高397億円、本社:横須賀市久里浜)。
地元に密着した売る力が持ち味といえます。
売り方の選択肢が広いのも魅力で、市場で買い手を探す「仲介」のほか、グループ会社が買い取る「買取」や、売ったあとも同じ家に暮らし続けられる「レントホーム(リースバック)」から、目的に応じて選択できます。
地元での販売力に加えて、住み替えも含めて一つの窓口に任せたい方に適した会社です。
※出典: ウスイホーム 不動産売却
三春情報センター(ミック)|横浜南部から鎌倉まで地域密着・中古住宅のリフォーム再販

横浜市栄区で1977年に創業し、地元に根ざした営業を続けている不動産会社が、株式会社三春情報センター(ミック)です(宅地建物取引業 神奈川県知事免許(10)第13749号/本社:横浜市港南区日野)。
横浜南部を主な営業エリアとし、港南区・南区・磯子区・金沢区・栄区・戸塚区、さらに湘南エリアの鎌倉・藤沢にかけて30店舗超の店舗網を築いています。
社内には二級建築士事務所があり、一般建設業・マンション管理業の体制も備えています。
手の届きやすい価格帯の中古マンション・一戸建てに、リフォームやリノベーションを施してよみがえらせる事業にも注力しています。売る側の支援にとどまらず、買う側から見た物件の魅力を高める工程まで自社でまとめて担えるのが持ち味です。
港南台・上大岡・金沢文庫をはじめとする横浜南部で戸建てやマンションを売りたい方にとって、地域で長く営業を続ける会社として検討の価値があります。
※出典: 三春情報センター(ミック) 公式サイト
羽賀不動産|横浜・横須賀に特化した売却の専門会社・囲い込みのない売り方

横浜市神奈川区を拠点とする株式会社羽賀不動産は、不動産の売却と買取を専門に扱っています(宅地建物取引業 神奈川県知事免許(2)第30342号)。
独立前に大手仲介会社などで約8年キャリアを重ねた代表者が、横浜・横須賀エリアの売却を専門に手がけています。
高い査定額が出たのに買い手がつかない、囲い込みによって本来出会えるはずの購入希望者に情報が届かない――こうしたつまずきを防ぐために、販売戦略、つまり売り方そのものを重んじているのが同社の特色です。
案件はいずれも代表者自身が受け持ち、月ごとに引き受ける件数を絞ることで、売主ごとにきめ細かく向き合えるようにしています。
じっくり時間をかけて満足できる価格を狙いたい場合はもちろん、早さを優先して買取を検討したい場合にも相談が可能です。
横浜で物件を売るにあたり、担当者に最後まで寄り添ってもらいたい方に合う会社です。
※出典: 羽賀不動産 公式サイト
リブレ(LIBRE GROUP)|横浜を拠点とする総合型の不動産グループ

横浜に本拠を置くリブレ(LIBRE GROUP)は、売買や仲介、買取に加えて資産運用にも携わる総合型の不動産グループです。
傘下には、仲介・買取の担当会社、プロパティマネジメント(資産の運用・管理)の担当会社、自社ブランドの住宅を開発するデベロッパーなどがそろっており、売ったあとの住み替えや資産の運用についても同じグループ内で相談しやすい体制です。
自社ブランド住宅として「カタレル」シリーズを開発・分譲しており、「考え尽くされたプランとデザイン」をコンセプトにしています。住まいを企画する力を背景にした提案も期待できるでしょう。
売却だけで終わらせず、その先の住み替えや資産の組み替えも含めて横浜で相談先を探している方は、検討してみてはいかがでしょうか。
東京テアトル|中古マンションや築古マンションを専門に買取

続いて紹介するのは、不動産会社自身が買主となる「買取」を主力とする会社です。
1946年に設立された東京テアトルは、中古マンションや築年数の経ったマンションの買取に特化しています(宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10331号/本社:東京都新宿区)。
横浜エリアにあるマンションも買取の対象です。
通常の流通市場では買い手が見つかりにくいマンションであっても、これまで積み上げた経験と知見をもとに対応できるのが強みです。
築年数が古い、設備に不具合を抱えている、バス便の立地でエレベーターもないといった条件の物件でも相談を受け付けており、直接買取と買取保証付き売却のどちらかを選択できます。
買取の実績は年間320件超にのぼるとされています。
もともと映画館や飲食店といったサービス業を基盤とする企業であり、押しの強い営業はしないと打ち出していることも、気軽に問い合わせやすい理由のひとつです。
横浜にある築年数の古いマンションを、なるべく手間なく売却したい方に適しています。
※出典: 東京テアトル マンション売却
スター・マイカ|築古も対象の中古マンション専門買取

中古マンションを買い取り、リノベーションを施して再販する事業に注力しているのがスター・マイカです。
これまでに買い取った戸数は18,827戸(2025年11月期末時点)という規模です。
築年数の古い住戸や室内の劣化が進んだ住戸は、仲介だと売り出しの条件が厳しくなりがちですが、手を加えずにそのままの状態で買取を相談できるのが強みです。
購入後に自社で改修して再び販売する仕組みを持っているため、一般の買い手から避けられがちな住戸でも値付けがしやすいとされています。
横浜市にある中古マンションを、内覧の立ち会いやリフォームの負担なしに早く現金に換えたい方に適した選択肢です。
※出典: スター・マイカ 売却
ドリームプランニング|がけ地や再建築不可といった扱いの難しい物件を買取

横浜市中区に本社を構える株式会社ドリームプランニングは、2002年に設立された不動産会社です(宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10812号/資本金1,000万円)。
共有持分や事故物件、私道、傾斜地・がけ地、市街化調整区域、再建築不可、借地、底地など、通常の市場では買い手がつきにくい「ニッチな不動産」を買い取り、再生したうえで販売することを専門としているのが大きな特色です。
扱いの難しい物件について、旭区・南区・中区などで買い取った実績が積み上がっています。
一般的な仲介会社や買取業者に断られがちな物件の相談先として、検討リストに加えやすい存在です。
「受け継いだ土地が再建築不可と判明した」「共有持分のみを売りたい」のように、込み入った事情を抱える売却に適しています。
※出典: ドリームプランニング 公式サイト
横浜市不動産買取相談センター|相続や任意売却にも応じる中区の自社買取会社

横浜市中区羽衣町に拠点を置き、不動産の買取を専門に手がけているのが横浜市不動産買取相談センターです(運営:自社買取サービス)。
対象となる物件は土地・空き家・ビル・アパート・マンション・戸建てなど多岐にわたり、住み替えや任意売却、離婚、相続などの事情を抱えた売却についても相談を受け付けています。
取得した物件はリノベーション住宅に生まれ変わらせたり、土地分譲や建売として活用したりする方針のため、資産としての価値を考慮して査定するとしています。
会社自身が買主となるので広告を出す必要がなく、近所に知られにくい形で売却を進められる点や、仲介手数料が発生しない点もメリットです。
対応エリアは中区を軸とした横浜市とその近隣で、県内全域や都内の物件も扱っています。
スピードを重視しつつ、周囲に気づかれずに横浜市内の不動産を売りたい方にとって、候補の一つになるでしょう。
※出典: 横浜市不動産買取相談センター 公式サイト
【エリア別】横浜市で不動産を売る際の価格相場(2026年最新)

横浜市で不動産を手放す前に、最初に確認しておきたいのが直近の価格水準です。
このセクションでは、国が公表しているデータを使い、取引価格と地価の動きをまとめました。
18区からなる横浜市は、エリアごとに物件の特徴と価格水準がはっきり異なります。大きく分けると、商業地を含みタワーマンションや都心型マンションが多いみなとみらい・関内・横浜駅周辺(西区・中区・神奈川区)、田園都市線・東横線・グリーンライン沿線で居住用のマンションや戸建てが中心となる青葉区・都筑区・港北区、そして戸建てが主体の郊外住宅地が広がる磯子・金沢・栄・旭・瀬谷区など、という構図です。
実際の取引価格の目安
国土交通省「不動産情報ライブラリ」に掲載された横浜市の2025年の成約価格情報から見ると、価格帯の目安は以下のようになります。
| 種別 | 中心となる価格帯 | 備考 |
|---|---|---|
| 中古マンション | 中心は約2,500〜6,000万円 | 築年数の古い郊外物件なら2,000万円台、みなとみらい・西区の築浅や大型物件では1億円超の例も |
| 戸建て(土地+建物) | 中心は約3,000〜7,500万円 | 人気の青葉・港北・西区などでは1億円超、郊外の築古物件では2,000万円台の例も |
具体例を挙げると、鶴見区の中古マンション(3LDK・築10〜20年・60〜75㎡)が2,700万〜5,600万円、港北区日吉本町の戸建てが6,200万〜1億4,000万円台で成約したケースがあります。
市内であっても区や最寄り駅、築年数によって価格は大きく開くため、ご自身の物件と条件が近い取引事例を参照することが重要です。
※出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(横浜市分を抽出)
公示地価の推移
令和8年(2026年)地価公示では、横浜市における住宅地の平均価格が1㎡あたり266,000円となっています。
区ごとに見ると、価格には以下のような開きがあります。
| 区 | 2026年(令和8年)の住宅地平均価格(円/㎡) | 前年からの変動率 |
|---|---|---|
| 西区 | 425,400 | +7.0% |
| 中区 | 405,800 | +3.6% |
| 港北区 | 362,400 | +4.0% |
| 青葉区 | 334,000 | +2.6% |
| 神奈川区 | 332,800 | +5.2% |
| 都筑区 | 317,600 | +4.0% |
| 鶴見区 | 310,000 | +4.1% |
| 南区 | 244,900 | +3.0% |
| 緑区 | 240,800 | +2.8% |
| 港南区 | 224,800 | +2.8% |
| 泉区 | 222,700 | +3.4% |
| 保土ケ谷区 | 219,700 | +3.5% |
| 戸塚区 | 218,100 | +2.7% |
| 旭区 | 212,400 | +3.2% |
| 磯子区 | 206,300 | +2.0% |
| 金沢区 | 199,000 | +2.5% |
| 瀬谷区 | 195,100 | +3.3% |
| 栄区 | 189,100 | +2.8% |
| 横浜市全体(参考) | 266,000 | +3.3% |
区別で最も高いのは西区(425,400円/㎡)で、中区・港北区・青葉区・神奈川区がその後に並びます。
反対に、栄区(189,100円/㎡)や瀬谷区・金沢区といった郊外の区は、比較的求めやすい水準です。
市全体でみても住宅地は前年から+3.3%と値上がりが継続しており、再開発が進む地域や交通の便がよい地域、たとえば西区(+7.0%)・神奈川区(+5.2%)などが上昇を引っ張っている状況です。
※出典: 国土交通省 令和8年地価公示 第6表(市区の住宅地の平均価格等)・第8表(市区の対前年平均変動率)
また、売却を進めるうえでは、価格に加えて発生する費用も把握しておきたいところです。
仲介手数料には法律上の上限があり、売却価格が400万円超のケースでは「取引額×3%+6万円+消費税」がおおよその上限となります。
さらに、売却で利益が生じると譲渡所得税の対象になりますが、マイホームの場合は最大3,000万円の特別控除が適用できるケースもあります。
費用と税金について詳しく知りたい方は、仲介手数料の早見表をまとめた記事や売却後の確定申告について詳しく紹介した記事をご参照ください。
横浜市内の区ごとに会社を選びたい方は、港北区での不動産売却・港南区での不動産売却についてまとめた記事もあわせてご確認ください。
周辺エリアでの売却状況については、川崎市での不動産売却・藤沢市での不動産売却・相模原市での不動産売却の各記事で取り上げています。
横浜市の不動産売却における仲介・買取の選び分けの目安

横浜市で不動産を手放す際、仲介にするか買取にするかによって、売値や完了までにかかる期間には大きな差が生じます。
仲介とは、市場に物件を出し、不動産会社に買い手を見つけてもらう売り方を指します。成約までに日数を要するものの、相場並み、あるいは相場を上回る金額での売却も期待しやすい点が強みです。
一方の買取では不動産会社自身が買主となるため、内覧への対応がほとんど要らず、短い期間で現金を手にしやすいのがメリットです。ただし、買取価格は仲介で売る場合と比べて7〜8割程度にとどまるのが一般的な目安といわれています。
| 比べるポイント | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 売れる価格の水準 | 相場並み〜相場を上回る金額も期待できる | 仲介時の相場に対し7〜8割程度が目安 |
| 売却完了までの期間 | 3ヶ月〜半年ほどが一般的 | 早ければ数日〜数週間ほど |
| 仲介手数料 | 支払いが発生する | 直接買取なら原則として不要 |
| 内覧の受け入れ | 求められる | ほとんどない、または不要な場合が多い |
| おすすめの人 | 売却を急がず、価格を重視したい人 | スピード重視の人・相続物件や築古物件を売る人 |
需要が底堅いみなとみらい・横浜駅周辺・青葉台などの人気エリアにあるマンションであれば、仲介でじっくり買い手を探し、高い価格を目指す方法が適しているといえます。
反対に、旭区・瀬谷区・栄区などに建つ築年数の古い戸建てや、相続で引き継いだ空き家、再建築不可やがけ地といった条件を抱える物件をスピーディーに現金へ換えたいときは、買取を選ぶほうが合う場面が少なくありません。
横浜市内で買取を比べるなら、候補として挙げられるのは東京テアトルやスター・マイカによる中古マンションの買取、ドリームプランニングによる扱いの難しい物件の買取、横浜市不動産買取相談センターが手がける自社での買取、ウスイホームのリースバックサービスであるレントホームなどです。
住み替えに伴う売却や空き家の処分をお考えの場合は、空き家買取の流れとポイントをまとめた記事とリースバックのおすすめ各社を比べた記事にも目を通してみてください。
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後悔しない横浜市の不動産会社選びと売却までの手順

横浜市で後悔のない売却につなげるためには、相場を調べる段階から媒介契約を結ぶところまで、手順をひとつずつ踏んでいくことが重要です。以下の5つのステップに沿って見ていきます。
地価公示や不動産情報ライブラリを活用し、物件がある地域の価格水準をおおまかに確認します。
高値を狙うのか、売却のスピードを優先するのかという目的と物件の特徴をもとに、地域密着・大手仲介・買取のうち相性のよいタイプを検討します。
依頼先を1社に限定せず、性格の異なる会社をいくつか選んで査定を申し込みます。
提示された金額の大小より、価格を算出した理由や販売の進め方を重視して確かめます。
専属専任・専任・一般という3種類の契約のなかから、自身の状況に合うものを選択します。
媒介契約は3つの種類に分かれており、ほかの会社へ同時に依頼できるかどうかや、不動産会社が負う義務の内容に違いがあります。
多くの会社に広く販売を任せたい場合は一般媒介、特定の1社にしっかり動いてほしい場合は専任・専属専任が候補になります。
| 比較ポイント | 一般媒介 | 専任媒介 | 専属専任媒介 |
|---|---|---|---|
| 複数社への同時依頼 | 可能 | 不可 | 不可 |
| 自分で探した買主との取引 | 可能 | 可能 | 不可 |
| 契約できる期間の上限 | 定めなし(慣行は3ヶ月) | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
| レインズ登録の義務 | 義務なし(任意) | 7日以内に登録 | 5日以内に登録 |
| 売主への業務報告 | 義務はなし | 2週間に1回以上 | 1週間に1回以上 |
※出典: e-Gov法令検索 宅地建物取引業法
媒介契約の締結後は、売り出し、内覧への対応、価格の交渉、売買契約の締結、物件の引渡しという順番で手続きが進んでいきます。
仲介で売る場合、販売開始から引渡し完了までにかかる期間は3ヶ月〜半年ほどがひとつの目安とされています。
会社の見極め方や売却手続きについてさらに知りたい場合は、不動産一括査定サービスを比べたおすすめ記事、マンション査定サービスの比較記事、家の売却手順の解説記事も参考にしてください。
\ 候補の会社へ一度に査定を申し込む /
横浜市で不動産を手放すときによくある質問(FAQ)
横浜市での売却時、不動産会社が最も嫌がる売主の行動とは何ですか?
根拠を示さずに大きな値下げを求めることや、他社にも同条件で声をかけている事実を伏せたまま話を進めることなどが代表例です。
ただし、査定を複数の会社に頼むのは、売主として当然認められた権利です。
要望や事情を包み隠さず伝え、裏付けのある価格や売り方を担当者と一緒に練り上げていくほうが、最終的には信頼関係を築きやすくなります。
横浜市内の不動産会社を順位付けしたランキングは存在しますか?
物件の所在地や種別次第で相性の良い会社は異なるため、どんな物件でも横浜市で1位になる会社を決めるような順位表は、あまり参考になりません。
順位よりも、売却予定の物件と同じエリア・種別での取引実績や、査定価格の裏付けをどこまで丁寧に説明してくれるかを比較の軸にするとよいでしょう。
横浜市で3,000万円で自宅を売却した場合、税金はどの程度になりますか?
課税の対象は売却で得た利益(譲渡所得)の部分で、売れた金額そのものに丸ごと譲渡所得税が課されるわけではありません。
購入時にかかった費用や売却時の諸費用を差し引いた残りが課税対象となり、自宅の売却であれば最大3,000万円を差し引ける特例が使える場合があります。
税率の目安は、所有期間5年以下なら約39.63%、5年超なら約20.315%です(出典: 国税庁 No.3211・No.3208)。
記載内容は2026年10月時点で確認したものです。具体的なケースについては、税理士などの専門家へご相談ください。
横浜市で不動産を売り終えるまで、どのくらいの期間を見込めばよいですか?
仲介で売る場合は、販売開始から物件の引渡しまでに3ヶ月〜半年ほどかかるのが一般的な目安です。
不動産会社による買取なら、早ければ数日〜1週間程度のうちに売却代金を受け取れることもあります。
横浜駅周辺やみなとみらいのように需要が底堅いエリアかどうか、売り出し価格が相場とかけ離れていないかによっても期間は変わるため、いくつかの会社に見込みを聞いておくと安心でしょう。
マンションの売却先として、横浜市ではどんな会社が候補になりますか?
横浜駅周辺・みなとみらいの物件なら大手の仲介会社やマンション売却を得意とする会社、築年数の経った物件なら地元に根ざした会社や買取に対応できる会社が選択肢になります。
得意分野は物件の種別によって異なるので、マンション売却はどこがいい?おすすめ10選もあわせて読みつつ、いくつかの会社を見比べたうえで決めるとよいでしょう。
横浜市で依頼するなら、大手と地元密着型のどちらが向いていますか?
横浜駅周辺やみなとみらいのマンションなど、広い範囲から買い手を探したい物件では大手仲介の集客網を活かしやすく、郊外の一戸建てや相続した物件など土地柄ならではの事情が関わるケースでは、地元に根ざした会社が力を発揮しやすい傾向があります。
片方だけに決めてしまわず、性格の異なる会社に並行して査定を頼み、結果を見比べる方法が、横浜市では無理のない進め方といえます。
まとめ:横浜市で不動産を売るなら相場の確認と信頼できる会社探しが第一歩
ここまでの内容をもとに、横浜市で不動産を手放す際に押さえたいポイントを振り返ります。
- 売却を任せる先には3つのタイプ(「大手仲介」「買取専門・買取再販」「地域密着」)があり、所在エリアや物件の種類によって強みを発揮しやすい会社は異なります。
- 仲介にするか買取にするかは、売却後に手元へ残る金額を重く見るのか、売り切るまでの期日を重く見るのかによって決めるのが一般的です。
- 2026年の横浜市の住宅地地価は+3.3%と引き続き上がっており、西区や神奈川区など交通・生活の便がよいエリアが上昇を後押ししています。価格帯の目安は、中古マンションが約2,500〜6,000万円、戸建てが約3,000〜7,500万円あたりに集まっています(ただし区や地域によって開きが大きい点には気をつけてください)。
- 会社を見比べる際は、提示された査定額が高いかどうかに加えて、金額を算出した理由や売り出し方の方針を具体的に示してくれるかに注目するとよいでしょう。
- 大手仲介の会社と、横浜市に根ざした地域密着の会社を織り交ぜ、性格の異なる複数の会社へ査定を申し込むことが、売却後の後悔を防ぐうえで有効な方法といえます。
最初の一歩として、無料査定を複数の会社に依頼し、所有物件のおおよその価格水準と各社の対応ぶりを見比べてみてはいかがでしょうか。
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