【2026年最新】注文住宅おすすめ16選|静岡県で後悔しない選び方

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注文住宅を静岡県で建てようと考えたとき、全国展開の大手ハウスメーカーから地域の工務店まで依頼先の候補は幅広く、どの会社を選べばよいのか判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

静岡県は、東海地震や南海トラフ巨大地震の発生が想定されている、地震への備えが欠かせない地域です。会社選びでは知名度やデザイン性に加えて、「災害や地震に強い住まいをどうつくるか」という観点を持てるかどうかが、満足のいく住まいづくりにつながる重要なポイントになります。

本記事では、県内で家づくりを請け負う住宅会社を「地域密着」・「ローコスト」・「デザイン」・「高性能」・「大手」という5つのタイプに分類し、おすすめの16社をピックアップしてご紹介します。

さらに、東部・中部・西部の各エリアで依頼しやすい会社のほか、静岡という土地に合った耐震・防災の考え方や、活用できる補助金についてもまとめました。ご自身にぴったりの1社を探す際の参考にしていただければ幸いです。

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ポイント 〔新サイト名〕編集部

静岡での住まいづくりでまず押さえておきたいのは、耐震等級3という同じ表示であっても、静岡県内では想定する地震力を1.2倍に割り増した設計が求められるという点です。これは静岡県が独自に定めた基準で、全国的に見てもかなり厳しい部類に入ります。建築予定地の地盤や津波リスクと、依頼先の耐震・防災に対する考え方がかみ合っているかどうかを確かめましょう。静岡で家を建てるうえでは、この見極めが何より重要です。

目次

静岡県で選びたい注文住宅会社16選【5タイプ別・施工エリア早見表】

静岡県で選びたい注文住宅会社16選【5タイプ別・施工エリア早見表】

県内で家づくりを任せられる注目の住宅会社16社を、強みや特徴ごとに5タイプへ振り分けてご紹介します。

最初に、各社がどの地域で建築を請け負っているかを表にまとめました。建てたい場所をカバーしている会社を見つけたら、後半の会社別の解説もあわせてチェックしてみてください。

分類住宅会社おもな施工エリア
地域密着百年住宅中部中心・県全域
Standard東部
遠鉄ホーム西部
ローコストグッドリビング西部・中部
タマホーム県全域
イシカワ中部
デザインOWN RESORT HOME東部
福工房中部・西部
クラシスホーム県全域
高性能一条工務店県全域
アイ工務店県全域
イデキョウホーム中部・東部
静鉄ホームズ中部・東部
大手積水ハウス県全域
セキスイハイム東海県全域
トヨタホーム静岡県全域

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静岡県で家を建てる前の基礎知識|押さえたい3つのポイント

静岡県で家を建てる前の基礎知識|押さえたい3つのポイント

家づくりの計画を静岡県で進めるにあたり、事前に理解しておくと役立つポイントは3つです。

順番に解説します。

土地価格しだいで変わる総額の目安

建物本体の費用に土地代と諸費用を加えたものが、注文住宅の総額になります。

なかでも、県内のどこに建てるかによって金額の開きが大きいのは土地代です。

令和8年の国土交通省による地価公示を見ると、静岡県内の住宅地は平均で1平方メートルあたり72,300円となっており、変動は2年連続で横ばいです。

とはいえエリアによる開きは大きく、住宅地の最高価格は静岡市駿河区にある地点の1平方メートルあたり362,000円で、浜松市中央区の334,000円がこれに続きます。

反対に、海沿いの地域や郊外になると、地価は低めになりやすいといえます。

※出典: 静岡県「令和8年地価公示結果の概要」

同じ間取りや仕様の家を建てるとしても、土地の場所しだいで総予算に大きな違いが生まれます。

建築費だけを見るのではなく、土地にかける予算も含めてお金の計画を早めに考えておくと安心です。

地震への備えが欠かせない静岡で重視したい耐震性能

南海トラフ巨大地震や東海地震の発生が想定されている静岡県では、地震に強い家かどうかが住まい選びの重要な判断材料になります。

ポイントとなるのは、全国の基準よりも厳しい条件で耐震設計を行うよう求める県独自のルールが静岡県に設けられていることです。

建築基準法は地域別に「地震地域係数(Z)」を設けています。静岡県ではこれに加えて、県の建築基準条例(第10条の2)と平成29年の県告示によって、地震力に1.2を掛けた値で設計することが定められており、必要な壁の量についても同じように上乗せが求められます。

※出典: 静岡県建築基準条例第10条の2第1項に規定する知事が定める基準

言い換えると、耐震等級3という同じ表示の住宅であっても、静岡県で建てる家はより大きな地震力を前提に設計されているということです。

依頼先を比較するときは、県独自の基準への対応状況を確かめておくと判断しやすくなります。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

「耐震等級3なら全国どこで建てても強さは変わらない」と考える方は少なくありません。しかし静岡では地震力を1.2倍として計算するため、等級が同じでも、想定される揺れは他県より大きく設定されています。静岡で家を建てる際にぜひ確認しておきたいのが、1棟ずつ構造計算(許容応力度計算)を実施しているかどうかです。等級を示すだけで終わらせず、裏付けとなる計算の中身まで丁寧に説明してくれるかどうかが、信頼できる会社を見分ける手がかりになります。

東部・中部・西部で異なる地域ごとの特徴

東西に細長い形をした静岡県では、地域ごとに気候や住まいをめぐる状況に違いがあります。

富士山麓や伊豆半島を抱える東部(沼津・三島・富士・伊豆など)は、東京方面との結びつきも強い地域です。県庁所在地を核に商業が発展しているのが中部(静岡市・焼津・藤枝など)で、西部(浜松・磐田・掛川など)には製造業が多く集まっています。

住宅会社の対応範囲も一様ではなく、限られた地域に根ざした地元の会社もあれば、県内全域をカバーする会社もあります。

希望する建築地が施工エリアに含まれているかどうかは、会社選びの初期段階でチェックしておきましょう。

西部の浜松エリアで家づくりを考えている方は、対象地域をさらに絞り込んでまとめた浜松市で注文住宅を依頼できるおすすめ会社の比較記事も参考になります。

後悔を防ぐ!静岡の注文住宅会社選びで押さえたい5つのポイント

後悔を防ぐ!静岡の注文住宅会社選びで押さえたい5つのポイント

静岡で家づくりを任せる会社を探す際は、下記の5つのステップに沿って比べていくと、相性のよい候補を見つけやすくなります。

STEP
総予算と建築エリアの決定

まずは土地代を含めた予算の上限と、県内の東部・中部・西部のうちどの地域に建てるかをはっきりさせます。

施工対応地域から外れている会社は、この段階で比較対象から除外できます。

STEP
耐震性能と防災対策のチェック

静岡基準(地震力1.2倍)に対応しているか、どの耐震等級を取得できるか、構造計算を行うか、さらに津波や地盤のリスクをどう捉えているかをチェックします。

STEP
坪単価にとどまらない総額での比較

建物本体の価格に加え、付帯工事費や各種諸費用まで含めた金額で見比べます。

表示される坪単価が低いという理由だけで決めてしまわないよう注意しましょう。

STEP
複数社からの間取り・デザイン提案

希望条件を何社かに伝えて、出てくるプランの質や担当者との相性を比べてみます。

施工事例やモデルハウスを見学するのも判断材料になります。

STEP
保証内容とアフター体制のチェック

家を引き渡した後に受けられる定期点検や、長期にわたる保証の中身をチェックします。

長い年月を過ごす住まいなので、完成後のサポート体制は欠かせない比較ポイントです。

ここからは、各ポイントをひとつずつ解説します。

地震地域係数1.2倍という静岡県の基準への対応力

先にも触れたように、静岡県には地震力を1.2倍として設計する独自の基準が設けられています。

標準仕様を耐震等級3としている会社であっても、全棟で許容応力度計算を用いた構造計算をしているか、制震装置を選べるかといった点では対応が分かれます。

注意点 〔新サイト名〕編集部

耐震を検討するときに見落としやすいのが、繰り返し襲ってくる揺れへの対策です。大地震では本震のあとにも余震が続けて発生します。一度きりの揺れには耐えられる設計であっても、揺れを何度も受けるうちにダメージが少しずつ蓄積していくケースがあります。揺れの大きさ自体を制震ダンパーなどで抑える工夫を備えているかは、静岡で長く暮らす住まいほど確認しておきたいポイントです。

津波や地盤など建築地ごとのリスク対策

海に近い地域なら津波による浸水の想定を、川の近くや埋め立てられた土地なら地盤がどれだけ強いかを事前に把握しておきたいところです。

静岡県の公表している津波浸水想定には、最高でどの程度の津波水位が見込まれるかが市町単位で示されています。

全棟を対象に地盤調査を行い、結果次第で地盤改良まで対応してくれる会社であれば、より安心して任せやすくなります。

坪単価と総額から見るコスパ・予算との釣り合い

坪単価は比較の目安として役立つ一方、どこまでの費用が含まれているかは会社によってまちまちです。

オプションや付帯工事費、諸費用まで加えた総額ベースで見比べるのがポイントです。

費用をできるだけ抑えたい方は、低価格帯のローコスト住宅をランキングで比較した記事もぜひご覧ください。

間取りやデザインを形にする提案力

要望の内容が同じでも、返ってくるプランや外観・内装の提案は会社ごとにかなり違ってきます。

何社かに相談して、提案内容のレベルや担当者と話しやすいかを比べてみるとよいでしょう。

保証期間とアフターサービスの充実度

注文住宅は完成・引き渡しがゴールではありません。

点検がどのくらいの間隔で行われるか、初期保証が何年あるか、保証を延長できる仕組みがあるかなど、住み始めてからのサポートをチェックしておくと安心です。

【高性能】揺れに備えて断熱・気密にもこだわる静岡の住宅会社4選

【高性能】揺れに備えて断熱・気密にもこだわる静岡の住宅会社4選

地震への強さや断熱性を優先して住まいを選びたい方へ、静岡で建てる家の中心的な選択肢となる高性能住宅の会社をまとめました。地震への備えが欠かせない静岡では、とりわけ関心を寄せたい種類の住宅会社です。

一条工務店(浜松発祥)|実物大実験で検証した耐震性・超ZEH・全館床暖房

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出典:一条工務店公式

浜松市で生まれ、現在は全国で事業を展開しているハウスメーカーが一条工務店です。

県内のモデルハウスは、御殿場・三島・富士・静岡・藤枝・袋井・浜松といったエリアの展示場に設けられています。

大学・研究機関と協力して実物大の実験を数多く行い、地震に耐える住まいづくりを突き詰めています。

検証の対象は耐震性にとどまらず、断熱性・気密性・耐火性・耐風圧性についても、実験を通じて個別に確かめているのが強みです。

標準仕様として、高断熱の「超ZEH」仕様と全館床暖房を取り入れているため、静岡で迎える寒い季節も床からぬくもりを感じながら暮らせます。坪単価は約80〜105万円がひとつの目安です。

費用感をより詳しく知りたい場合は、一条工務店の坪単価に関する解説記事もあわせてご覧ください。

発祥の地である浜松とのつながりもあり、住まいの性能を何より重視する方にとって検討に値する会社といえるでしょう。

アイ工務店(全域)|性能8項目の最高等級相当と長期優良住宅

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出典:アイ工務店公式

アイ工務店は県内の全域をカバーしており、三島・富士・静岡・藤枝・袋井・浜松などに支店や展示場を置いています。

住宅性能表示制度の8項目について最高等級相当の水準を満たし、長期優良住宅の建築に取り組んでいます。

高温多湿なうえ寒暖差も激しい日本の気候に耐えうる木造住宅を、ダブル断熱工法をはじめとする独自技術によって形にしているのが持ち味です。

1mm単位で間取りを決められる自由設計に対応しており、坪単価は約89.5万円が目安とされています。

費用面をさらに詳しく確かめたい方には、アイ工務店の坪単価に関する解説記事が参考になるでしょう。

実際に建てた施主からの評価や気をつけたい点については、アイ工務店に寄せられた評判・口コミをご確認ください。

住宅性能と設計の自由度、どちらも大切にしたい方に合う会社です。

イデキョウホーム(富士/中部)|富士ひのきの家とHEAT20 G2基準・標準ZEH

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※出典: イデキョウホーム 公式サイト

富士市に本社を構えて家づくりを行っているのがイデキョウホームです。

創業は1948年で、製材所としてスタートしました。富士地区で70年以上の歩みを重ねてきた会社で、対応エリアは富士市・富士宮市を軸に、静岡市・沼津市・三島市など県の中部〜東部に広がっています。

地元のブランド材である「富士ひのき」を使った住まいづくりに加え、紙の生産で知られる富士市ならではの、紙を原料とした断熱材(セルロースファイバー)を採用している点も特色です。

性能の基準には、北海道並みの断熱水準とされる「HEAT20 G2」グレードを据えています。超高断熱のトリプルガラス、耐震等級3、長期優良住宅、全棟でのBELS取得、ZEH標準といった仕様を備えた高性能住宅を、地域に根ざした価格で届けています。

※出典: イデキョウホーム 公式サイト

富士エリアを中心に住まいを探していて、地元産の木材と優れた省エネ性能をどちらも手に入れたい方に適した会社です。

静鉄ホームズ(焼津/中東部)|2×4工法による性能と設計の自由度

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※出典: 静鉄ホームズ 公式サイト

静岡鉄道グループに属し、焼津市に本社を置いているのが静鉄ホームズです。

展示場は藤枝・静岡・清水・富士・三島にあり、県の中部〜東部をカバーしています。

地域に根ざして45年、5,500棟以上の建築実績があり、2×4(ツーバイフォー)工法をベースとした高性能な住まいを得意としています。

2×4パネルは自社の工場でつくり、躯体や基礎も独自に定めた基準に沿って施工しています。

制震ダンパーをオプションで追加することもでき、何度も続く揺れへの備えを強められます。

ZEH登録ビルダーの2024年度評価では最上位となる6つ星を得ており、断熱性・省エネ性に優れている点も魅力です。

フリープラン・フリーデザインによる自由設計に応じているほか、保証は最長60年まで用意されています。

※出典: 静鉄ホームズ 公式サイト

静岡鉄道グループという安心感を背景に、住宅性能と設計の自由さをどちらも求める中東部エリアの方におすすめです。

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【ローコスト】静岡で費用を抑えて建てられる注文住宅会社3選

【ローコスト】静岡で費用を抑えて建てられる注文住宅会社3選

建築費をなるべく抑えつつ、住まいの品質も妥協したくない方におすすめの会社を取り上げます。

グッドリビング(浜松/西部)|累計15,000棟・中間コストを省いた手ごろな価格

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※出典: グッドリビング 公式サイト

本社を浜松市中央区に構える住宅会社が、グッドリビングです。

創業は1980年で、施工棟数は累計で15,000棟以上にのぼります。「いい家を、より安く」という考え方を、創業時からぶれずに掲げてきました。

価格を下げられる理由もはっきりしています。資材をまとめて大量に仕入れることで単価を下げ、設計・施工を自社で一括して管理することで中間マージンを省き、さらに展示場の運営費や広告宣伝費も抑えるよう徹底しています。

※出典: グッドリビング 公式サイト

保証については、新築住宅が地震で全壊・半壊した場合などに建て替えや補修の費用をカバーする制度に加え、最長60年に及ぶ独自の建物保証も備えています。

コストは抑えたいものの、建てた後の保証も手厚くしておきたいという方にとって、有力な候補になるでしょう。

タマホーム(全域)|大手ならではの信頼と割安さ

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出典:タマホーム公式

全国に拠点を広げる大手ハウスメーカーのタマホームは、静岡県内では静岡・富士・浜松を含む各地に支店や展示場を構えています。

看板商品の「大安心の家」に代表されるように、品質を落とさず購入しやすい価格に抑えているのが強みです。

坪単価はおおよそ平均64万円程度が目安とされており、大手に任せる安心と費用面の割安さを兼ね備えたい方に適しています。

より詳しい価格帯については、タマホームの坪単価をまとめた解説記事でも確認できます。

全国で積み重ねてきた施工の実績に加え、県内に複数ある拠点からフォローを受けられる点も心強いポイントです。

イシカワ(中部)|坪単価40万円台〜で品質と価格を両立

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※出典: イシカワ 公式サイト

自由設計の注文住宅を扱うイシカワは、「高品質・低価格の住まい」を掲げて家づくりを行っています。

対応エリアは、静岡・焼津・藤枝・島田をはじめとする中部地域です。

同社の旗艦商品である「BEST LIFE HOME」は基本の坪単価が40万円台からに設定されており、注文住宅の中では比較的手を出しやすい価格といえます。

費用を抑えたうえで、ZEH基準を満たす断熱性能をもった自由設計の住まいを実現できるのが魅力です。

※出典: イシカワ 公式サイト

建築費はできるだけ低くしたい一方で、間取りの自由さや住まいの断熱性も譲れないと考える中部エリアの方におすすめです。

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こちらの会社も候補に

今回取り上げた14社のほかにも、静岡県内で注文住宅を依頼できる会社はあります。
坪単価や価格帯も判断材料にしながら、一緒にチェックしてみてください。

【デザイン】静岡で洗練された住まいを叶える注文住宅会社3選

【デザイン】静岡で洗練された住まいを叶える注文住宅会社3選

住まいの外観やインテリアの美しさを重視したい方におすすめの住宅会社をまとめました。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

デザインを軸に住宅会社を比べる際、意外と抜け落ちやすいのが、見た目の良さと住宅性能を両立できているかという点です。外観や内装の美しさばかりに目を向けていると、断熱性や耐震性の検討が手薄になるケースも見られます。そこでおすすめしたいのが、施工事例の写真に加えて、断熱性能を示すUA値や耐震等級といった数値もあわせてチェックすることです。デザインと性能が標準仕様でそろっている会社であれば、長い年月にわたって快適な暮らしを続けやすいでしょう。

OWN RESORT HOME(三島/東部)|価格が明快な定額制デザイナーズ住宅

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※出典: OWN RESORT HOME 公式サイト

三島市本町のデバイス株式会社が展開しているデザイン注文住宅ブランドが、OWN RESORT HOMEです。

主な対応エリアは静岡県東部で、沼津・長泉・函南・伊豆の国・富士などで家づくりを手がけています。

母体がインテリアショップであることから、「デザイナー×性能×定額制」というコンセプトのもと、インテリアを起点に住まいを組み立てていく点に個性があります。

間取りの検討はもちろん、素材や照明、家具の選定に至るまで、担当のデザイナーが一貫して提案してくれます。

坪数をもとに価格が決まる定額制を採用しており、デザイン料にあたる設計費はかかりません。

「Haqua」という商品の場合、28坪プランは1,970万円(税込)からの価格設定です。

性能面も標準仕様で押さえられており、全棟で構造計算を行ったうえで、断熱性能UA値0.46・気密性能C値0.5・断熱等級6・耐震等級3を実現しています。

※出典: OWN RESORT HOME 公式サイト

静岡県東部で、デザインと性能のどちらも妥協せず、予算を把握しやすい住まいを建てたい方に適した会社です。

福工房(静岡市/中部)|土間と国産ひのきを活かす自然素材の家

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※出典: 福工房 公式サイト

静岡市駿河区に本社を構える福工房は、静岡・藤枝・袋井・浜松をはじめ、県内各地に数多くの展示場を展開している住宅会社です。

土間を設けた間取りや国産ひのきの床、無垢材をはじめとする自然素材を取り入れたデザインに持ち味があります。

玄関ホールや廊下を設けずに多用途で使える土間を取り入れたり、素足に心地よいひのきの床を採用したりと、天然素材が持つ肌ざわりや居心地のよさを重視しています。

家事のしやすい動線を意識した間取りを女性設計士が提案してくれるのも、福工房の魅力のひとつです。

本物の木の家を手の届きやすい価格で提供することを、モットーとしています。

※出典: 福工房 公式サイト

木のぬくもりを感じるデザインや、自然素材に囲まれた心地よい暮らしを望む方に合う会社といえます。

本物の木の家を手ごろな価格で届けるという考えを打ち出している福工房ですが、坪単価は選ぶ仕様やプランによって異なります。

静岡での建築費用の目安を知りたい方は、福工房の坪単価についてまとめた解説記事もチェックしてみてください。

クラシスホーム(全域)|デザイン・性能・価格が調和した家づくり

クラシスホーム トップページ
出典:クラシスホーム公式

東海地方に根ざして注文住宅を手がけるビルダーで、静岡県内での建築にも対応しているのがクラシスホームです。

選ばれている理由として挙げられるのが、デザインと性能、価格のつり合いのよさで、東海4県では9年連続で注文住宅の着工実績を持っています。

ハウスメーカーとも工務店とも異なるポジションに立ち、洗練されたデザインと住宅性能の両立を図っています。

坪単価は約43〜71万円が目安とされ、デザイン性の高さを考えると比較的手の届きやすい価格帯といえます。

価格帯についてさらに詳しく知りたい方は、クラシスホームの坪単価についての解説記事もご覧ください。

デザイン性を重視しながら、性能と価格の折り合いもきちんと考えたい方にとって、有力な候補となる会社です。

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【地域密着】静岡に根ざす頼れる地元の住宅会社3選

【地域密着】静岡に根ざす頼れる地元の住宅会社3選

ここでは、県内の風土や地盤の特徴をよく理解したうえで、長く地元で住まいを手がけてきた会社を取り上げます。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

地元に根を張る会社を選ぶ一番の利点は、土地ごとの地盤の性質や災害の起こりやすさを深く把握している点にあります。静岡で長年住まいを建ててきた企業は、エリア別に地盤の弱い場所や過去にどんな被害があったかを、肌感覚として理解しています。大手が持ちにくい”土地勘”は、地震の多い静岡においてとても大きな強みといえるでしょう。

百年住宅(静岡市)|大震災でも無傷とされるRC住宅と35年の災害保証

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※出典: 百年住宅 公式サイト

本社を静岡市駿河区に構え、地元に密着して住まいづくりを行っている会社が百年住宅です。

創業は1975年、当時の清水市(現・静岡市清水区)で、2026年には50年の節目を迎えます。

同社ならではの強みは、WPC(壁式プレキャストコンクリート)工法を用いた鉄筋コンクリート造の住まいです。

壁と床、天井をひとつにつなげたボックス状の構造になっており、揺れのエネルギーを建物全体で受け止める仕組みです。

公式サイトの情報では、1995年に起きた阪神・淡路大震災の際、被災エリアにあったWPC工法の住宅495棟が、窓ガラス1枚の破損もなく全棟無傷だったと紹介されています。

※出典: 百年住宅 公式サイト

保証面も充実しており、地震・津波・台風を対象とした災害保証は35年、構造躯体については最長100年の保証が用意されています。

鉄筋コンクリート造である強みは地震への備えにとどまらず、火災や台風、水害に対しても強さを発揮しやすい点にあります。

目安となる坪単価は約104万円で、地元系の住宅会社の中では高い部類に入りますが、「何より災害への強さを重視したい」と考える方にとっては検討する価値のある会社です。

価格帯をさらに詳しく知りたい方は、百年住宅の坪単価を詳しくまとめた記事もあわせてご覧ください。

Standard(沼津市/東部)|費用対効果にこだわる自由設計の住まい

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※出典: Standard 公式サイト

Standard(スタンダード)は本社所在地が沼津市岡宮で、静岡県東部をメインの営業エリアとしている住宅会社です。

創業は2007年と歴史は浅めですが、117名の社員を抱え、東部エリアを中心に数多くの住宅を手がけてきました。

ブランドは2本立てで、自由設計を軸とする「SmileBox」と、限られた予算の中で理想の住まいを実現する「123HOME」を用意しています。

掲げているブランドメッセージは「無理しない、でも妥協しない」で、デザインや品質を保ちながらコストパフォーマンスとのバランスを大切にしている会社です。

沼津や三島、富士、御殿場、伊豆といった県東部で住まいを建てたいと考えている方に適しています。

※出典: Standard 公式サイト

遠鉄ホーム(浜松市/西部)|遠州エリアで土地選びからまとめて相談できる住宅会社

遠鉄ホーム トップページ
※出典: 遠鉄ホーム 公式サイト

遠州鉄道グループで住宅事業を担っているのが遠鉄ホームで、浜松や磐田、袋井、掛川、湖西をはじめとする静岡県西部(遠州エリア)を主な対象エリアとしています。

地元に根ざして80年の歩みがあり、年間約200棟以上の住宅を建てています。

鉄道やバス、不動産といった地域のインフラを担う遠鉄グループに属しているため、土地探しから住まいの完成までを一つの窓口に任せやすい点が持ち味です。

耐震面では全棟が耐震等級3を取得しており、構造計算も許容応力度計算によって全棟で行われています。

工法には、震度7クラスの地震が繰り返し起きても耐えられるよう考えられた「eストロング工法」が採用されています。

断熱面についても、標準仕様の段階でZEH基準を満たしています。

※出典: 遠鉄ホーム 公式サイト

土地選びに心配がある方や、グループ全体の力を活かして安心感をもって家づくりを進めたい県西部の方に適した住宅会社です。

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【大手】静岡県内で施工実績の多いハウスメーカー大手3選

【大手】静岡県内で施工実績の多いハウスメーカー大手3選

全国展開で培われた技術力と、充実したアフターサポートを強みとする大手各社を取り上げます。

積水ハウス|鉄骨造と木造シャーウッドを揃える総合力

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出典:積水ハウス公式

全国に拠点を広げる積水ハウスは、静岡県でも静岡・浜松・三島といったエリアに支店を設けています。

構造は鉄骨造に加えて木造の「シャーウッド」も選べ、設計の自由度の高さと頑丈な躯体を両立している点が強みです。

目安となる坪単価は約120万円で、価格帯としては上位に入ります。一方で、長期にわたって暮らせる住まいづくりや、大手ゆえの研究開発力とサポート体制は大きな魅力といえます。

積水ハウスの坪単価についてまとめた記事で、より詳しい価格帯を確認できます。

ある程度の予算を確保でき、ブランドへの信頼や会社としての総合力を優先したい方に合う一社です。

セキスイハイム東海|東海地震に備えるユニット工法×日差しを活用した省エネ

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出典: セキスイハイム公式サイト

静岡県エリアを受け持つセキスイハイム東海は、御殿場から浜松にかけて県内の広い範囲に展示場を展開しています。

ボックスラーメン構造などを用いた独自のユニット工法によって建物の揺れへの強さを高めており、東海地震に備えた家づくりに力を入れています。

風・水・火への強さにも優れ、家の主要な部分を天候に左右されない工場内でつくることで、仕上がりのばらつきを抑えています。

坪単価は約75万円からが目安となり、太陽光発電を組み合わせたエネルギー効率の良さも高く評価されています。

セキスイハイムの坪単価を詳しく取り上げた記事では、価格帯をさらに細かく確認できます。

大手ならではの品質管理体制のもとで、揺れへの備えとエネルギー効率の両方を手に入れたい方に合う会社です。

トヨタホーム静岡|耐震等級3が標準の鉄骨ラーメン構造

トヨタホーム トップページ
出典:トヨタホーム公式

トヨタグループの一員として住まいづくりを担うトヨタホーム静岡は、三島・富士・静岡・藤枝・浜松といった地域に展示場を置いています。

自動車生産で磨かれた鉄の扱いのノウハウを住宅に応用しており、柱と梁をひとつに組み上げる鉄骨ラーメン構造や、災害への強さを追求したEST工法が採り入れられています。

標準仕様の段階で耐震等級3に対応していることも、見逃せないポイントです。

設備面では独自開発の全館空調「澄みごこち」と24時間自動換気が用意されており、坪単価は約91万円が目安です。

保証は最長60年と長く、将来にわたって安心して暮らしやすい体制が整っています。

トヨタホームの坪単価を掘り下げた記事を読むと、価格帯をより具体的に把握できます。

大手の手厚い保証を受けながら、鉄骨造ならではの安心感と全館空調による心地よさを得たい方に適しています。

上で取り上げた会社に加えて、全国展開の大手まで比較の対象を広げたい方は、注文住宅メーカーのおすすめを順位づけした記事もチェックしてみてください。

費用をできるだけ抑えたいなら、プランがあらかじめ決まった住宅を比べた規格住宅の人気順を紹介した記事も役立ちます。

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静岡で検討できるその他の工務店・ハウスメーカー

静岡で検討できるその他の工務店・ハウスメーカー

前章までに取り上げた会社のほかにも、静岡で住まいの相談先になる工務店やハウスメーカーは存在します。

坪単価の目安や会社ごとの強みをさらに確認したい場合は、下表のリンク先の記事をご覧ください。

社名主な特長詳しい解説
三井ホーム大手の一社で、デザインにこだわった家や全館空調を取り入れたい方が比較候補にしやすい会社です。三井ホームの価格・坪単価
エースホームフランチャイズ方式の強みを生かし、エリアの特性に応じた家づくりについて相談できます。エースホームの価格・坪単価
パパまるハウス規格住宅が主力で、建築費用を抑えた家を比較候補に入れやすい会社です。パパまるハウスの価格・坪単価
秀光ビルド明快な料金体系を打ち出しており、コストを抑えた注文住宅を考える際の候補になります。秀光ビルドの価格・坪単価
ヤマト住建省エネ性能や高断熱・高気密に重きを置いた家づくりに力を入れています。ヤマト住建の価格・坪単価
アキュラホーム設計の自由度とコストの釣り合いを大切にした家を比較できます。アキュラホームの価格・坪単価
ミサワホーム「蔵」と呼ばれる大収納空間をはじめ、スペースを無駄なく使う間取りの提案が持ち味です。ミサワホームの価格・坪単価
アイダ設計自社で一貫して手がける体制と、明瞭な価格表示が強みです。アイダ設計の価格・坪単価
住友林業木のぬくもりや質感を生かした、自由設計の家を考えたい方に合う会社です。住友林業の価格・坪単価
クレバリーホーム標準仕様に外壁タイルを採用しており、メンテナンスのしやすさに配慮した家づくりが特色です。クレバリーホームの価格・坪単価
ユニバーサルホーム地熱床システムをはじめ、住み心地の快適さを大切にした家づくりを行っています。ユニバーサルホームの価格・坪単価
ヘーベルハウス耐久性に重きを置いた鉄骨造の家を考えたい方が、候補にしやすい会社です。ヘーベルハウスの価格・坪単価
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静岡で家を建てる前に押さえたい災害リスクと備え方

静岡で家を建てる前に押さえたい災害リスクと備え方

静岡県内に注文住宅を計画している場合は、どの土地にするかを検討する時点で、候補地の災害リスクをつかんでおくと安心です。

南海トラフ地震・東海地震に向けた住まいの備え(静岡県第4次地震被害想定)

南海トラフ巨大地震や東海地震が発生した場合に、大きな揺れが想定されている地域の一つが静岡県です。

県がまとめた静岡県第4次地震被害想定によると、沿岸の平野部をはじめとするエリアでは、最大で震度7に達すると見込まれています。

先に紹介した、地震地域係数を1.2倍とする独自の基準も、こうした地震リスクの大きさを踏まえて設けられたものです。

※出典: 静岡県「第4次地震被害想定」

住まいの計画では耐震等級3を前提にしたうえで、構造計算を行っているか、制震装置を取り入れられるかといった点も確かめ、静岡基準に沿った家づくりができる会社を選ぶと、地震への備えにつながります。

沿岸エリアで想定される津波浸水(市町別の最高津波水位)

南海トラフ巨大地震(マグニチュード9.1モデル)を前提として静岡県が公表している津波浸水想定には、市町別に見込まれる最高津波水位がまとめられています。

市町名最高津波水位の想定
下田市33メートル
南伊豆町26メートル
御前崎市19メートル
湖西市15メートル
牧之原市14メートル
掛川市13メートル
静岡市駿河区12メートル
沼津市10メートル
焼津市10メートル
富士市6メートル

※出典: 静岡県「津波浸水想定について(解説)」

地域によっては、津波の影響が出始めるまでの時間が最短2〜3分と見込まれています。海に近い土地を検討するときは、浸水がどの程度想定されているか、避難しやすい場所かどうかもあわせて確かめておくと安心です。

リスクが高い土地を見分けるための土地選びの視点

住むのに向かない場所が一律に定められているわけではありません。ただ、危険性の高い土地をできるだけ選ばないという視点は、土地探しの段階から持っておくと役立ちます。

各自治体の出しているハザードマップを見れば、津波浸水想定区域や土砂災害警戒区域、洪水浸水想定区域といったエリアに当たるかどうかを調べられます。

注意点 〔新サイト名〕編集部

土地の購入を決める前に、お住まい予定の自治体が公開しているハザードマップで、複数の災害リスクを重ね合わせて確認しておくと安心です。ひとつの災害で問題がなさそうでもそこで判断を終えず、津波・地震・土砂災害・洪水といった複数のリスクを一通りチェックしておくことを意識してみてください。危険性がある土地だとしても、内容を把握したうえで、地盤改良や住宅の性能によって備えるという方法も考えられます。また、土地の弱いところを包み隠さず伝えてくれる会社かどうかも、会社選びの参考になるはずです。

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静岡の注文住宅づくりで活用したい補助金・支援制度

静岡の注文住宅づくりで活用したい補助金・支援制度

国や静岡県が用意している補助金・支援制度をうまく利用できれば、静岡での家づくりにかかる実質的な出費を軽くできる可能性があります。

※ここで紹介している補助金・税制の内容は2026年10月時点のものです。制度ごとに予算の上限や受付期間が決められているため、ご利用前に各窓口へ最新の内容をお問い合わせください。

国が実施する補助金と住宅ローン控除

国による支援の柱のひとつが、省エネ性能の高い家づくりを促すための補助金制度です。

2026年度に実施されている「みらいエコ住宅2026事業」では、住宅の性能区分ごとに補助額が決められており、GX志向型住宅なら最大125万円、長期優良住宅なら最大80万円、ZEH水準住宅なら最大40万円などが対象となります。

※出典: 国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」

住宅ローン控除も、併せて利用を検討したい制度のひとつです。

入居が2026年(令和8年)であれば、原則13年間にわたって、年末時点のローン残高に0.7%を掛けた額が所得税などから差し引かれる仕組みです。

※出典: 国税庁「住宅借入金等特別控除」

いずれも全国共通の国の制度なので、静岡県で家を建てる場合も対象になります。

省エネ住宅・県産材を対象とした静岡県の補助金

静岡県では、県が独自に設けた住宅向けの補助制度も用意されています。

「省エネ住宅新築等事業費補助金」は、ZEH水準にあたる省エネ性能を備え、県内の中小工務店が手がけた戸建て住宅を対象に、定額40万円を補助する制度です(子育て世帯や若者夫婦世帯は対象外で、国の制度を利用する形になります)。

加えて、しずおか優良木材をどれだけ使ったかによって最大30万円、森林認証材の採用で最大10万円の加算も受けられます。

「住んでよし、しずおか木の家推進事業」は県産材の利用を促す制度で、木造住宅の新築でしずおか優良木材の使用量が10立方メートル以上になる場合、最大30万円の補助を受けられます(森林認証材を使った場合は最大10万円が追加されます)。

※出典: 静岡県「住宅・建築物に関する助成制度」

県内産の木材で住まいをつくりたいと考えている方は、こうした補助制度も選択肢に入れておくと安心です。

地震への備えに使える耐震・防災関連の助成

地震への備えに関する助成が充実している点も、静岡県の特徴として知られています。

「TOUKAI(東海・倒壊)-0」というプロジェクトの取り組みとして、建築時期が昭和56年5月以前の木造住宅を耐震改修する場合、一般世帯は90〜120万円、高齢者のみ世帯などは110〜140万円の補助を受けられる仕組みがあります(金額は市町ごとに異なります)。

「わが家の専門家診断」という名称で、専門家に耐震診断をしてもらうことも無料で可能です。

※出典: 静岡県「住宅・建築物に関する助成制度」

これから新築する方はもちろん、所有する土地に今ある住宅を建て替えるかどうか検討している方にとっても参考になるでしょう。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

「利用するつもりだった補助金が、気づいたときには予算の上限に達していた」というケースは珍しくありません。人気のある制度ほど、早い時期に受付が締め切られてしまうこともあります。そこでおすすめしたいのが、依頼先を比較する時点で、対応可能な補助金を各社に聞いておくことです。申請の経験が豊富な会社であれば、手続き面でのサポートも期待できるでしょう。

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静岡県で家づくりを考える方のよくある質問

県内での家づくりについて、検討段階の方から多く届く疑問を取り上げて回答します。

静岡県内で建てる注文住宅の費用は、どの程度が目安ですか?

総額は建物本体価格・土地価格・諸費用を合わせた金額で、なかでも土地代の違いが金額を大きく左右します。

県全体で見た住宅地の平均は1平方メートルあたり72,300円です。一方、静岡市駿河区には362,000円の地点もあり、エリアごとの開きが目立ちます。

坪単価で比べても、ローコスト系の40万円台から大手の120万円程度まで、建物の価格帯は広く分かれています。

予算は建物だけで考えず、土地まで含めた合計額で組み立てておくと安心です。

地震に強い住まいを静岡で実現するには、どこを確認すればよいですか?

静岡県では地震地域係数について1.2倍とする独自の基準が設けられているため、その基準に沿って設計できる会社かどうかが選ぶ際のポイントになります。

たとえば、耐震等級3が標準仕様になっているか、1棟ずつ許容応力度計算(構造計算)を実施しているか、制震装置を取り入れられるかといった点がチェック項目として挙げられます。

構造自体の強さに着目し、鉄筋コンクリート造や2×4工法から選ぶという考え方もあります。

避けたほうがよいハウスメーカーは、どう見極めればよいですか?

会社ごとの良し悪しを一律に決めつけるのは難しいものの、判断の手がかりになるポイントはあります。

良い面に加えて弱点も包み隠さず伝えてくれるか、見積書の項目がわかりやすく分かれているか、耐震性能について根拠を具体的に提示できるか、契約をせかしてこないか、などが挙げられます。

何社かを見比べて、説明がどれだけ丁寧か、担当者と話しやすいかを確かめておくと、思っていた会社と違ったという事態を防ぎやすくなります。

県内に「住んではいけない」とされる土地はありますか?

一律に線引きされた場所は存在しないものの、津波浸水想定区域・土砂災害警戒区域・洪水浸水想定区域といったエリアは、危険性の高い土地として知られています。

各区域の範囲は、自治体が公表しているハザードマップから調べられます。

リスクを抱える土地であっても、状況を把握したうえで地盤改良や住まいの性能によって対策するという道もあります。

土地を購入する前に、ハザードマップに目を通しておくと安心です。

ローコストで静岡に注文住宅を建てた場合、総額はどの程度になりますか?

坪単価40万円台から建築できる商品を扱うローコスト系の会社もあります。

たとえば延床面積30坪で坪単価45万円の場合、建物の本体価格は約1,350万円となります。ただし、土地代や付帯工事費、諸費用は別にかかります。

土地をすでに持っているか、どのエリアで建てるかによって最終的な金額は大きく異なるため、本体価格のみで判断せず、総額同士で見比べることが重要です。

静岡市と浜松市とでは、注文住宅会社を選ぶ基準に違いがありますか?

選び方の基本は変わりませんが、会社ごとに対応できるエリアが異なる点には気をつけたいところです。

静岡市をはじめとする中部に拠点を置く会社、浜松市をはじめとする西部に拠点を置く会社、そして県内全域で施工する会社があります。

浜松市や西部エリアで家を建てる予定の方は、浜松に地域を絞って紹介している記事も一緒にご覧いただくと、地元に根差した会社を探しやすくなります。

平屋の注文住宅を静岡で建てることはできますか?

可能です。今回取り上げた会社の多くで、平屋向けのプランや施工事例が用意されています。

階段のない平屋はバリアフリーで生活しやすい反面、延床面積が同じでも2階建てと比べて広めの敷地が必要になりがちです。

郊外を中心に土地にゆとりのあるエリアが多い静岡は、平屋を選択肢に入れやすい地域といえるでしょう。

費用をかけずに利用できる相談窓口を探している方は、おすすめの住宅相談窓口を比較した記事もあわせてご覧ください。

まとめ|静岡の注文住宅選びに欠かせないエリア・タイプ・耐震の視点

記事の締めくくりとして、静岡県で注文住宅を計画する際に押さえておきたい要点を振り返ります。

  • 対応エリアを確かめる:県内でも東部・中部・西部のどこに建てるかによって、施工を請け負える会社は変わってきます。建築予定地が対応範囲に入っているかどうかを、比較の出発点にするとよいでしょう。
  • 会社のタイプを見極める:地域密着、ローコスト、デザイン、高性能、大手という5タイプのうち、ご自身が優先したい価値と相性のよい会社を選ぶのがおすすめです。
  • 耐震性をチェックする:地震への備えが特に重視される静岡には、地震力を1.2倍として扱う独自の基準が設けられています。耐震等級3の取得、構造計算の実施、制震の採用などに対応しているかを見ておくことが、納得のいく住まいにつながります。
  • 補助金・控除を上手に使う:国や静岡県による補助金、住宅ローン控除などを組み合わせることで、実際の負担額を軽くできるケースがあります。
  • 土地の災害リスクを把握する:土地を探す段階からハザードマップや津波浸水想定に目を通し、災害への備えを早めに考えておきましょう。
ポイント 〔新サイト名〕編集部

静岡で住まいを建てる際に何より重視したいのは、エリアに見合った性能かどうかという点です。いくら住宅の性能が高くても、敷地が抱える災害リスクを踏まえていなければ、その価値は十分に発揮されません。反対に、リスクを把握したうえで必要な対策を講じておけば、静岡の地でも長く安心して暮らしていけるでしょう。今回取り上げた16社は、得意とする分野がそれぞれ異なります。まずは気になる会社をいくつか選んで資料を請求し、建築予定のエリアや重視したいポイントに合っているかを比べてみるのがよいでしょう。

理想の住まいを静岡県でかたちにするための第一歩として、複数の会社から情報を集め、じっくり比べてみてはいかがでしょうか。

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田崎 義人のアバター 田崎 義人 賃貸不動産経営管理士

大学在学中に、人材派遣・セールスアウトソースのスタートアップに参画。その後、賃貸不動産会社専門商社に移り、新規事業開発・営業責任者として東証マザーズ上場後に執行役員を務める。
【資格】
賃貸不動産経営管理士

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