【2026年最新】不動産売却おすすめ会社15選|東京の相場と選び方

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「東京の物件を手放したいものの、依頼する不動産会社をどう決めればいいのか迷っている」という悩みを抱えている方も、少なくないでしょう。

全国的に見ても東京は不動産会社が集まっている地域で、どこへ依頼するかによって、売れる価格や売れるまでにかかる期間が変わりやすい傾向があります。

先に要点をまとめると、東京で物件を売る際は、物件の種類や売却で何を優先したいかを踏まえて、大手仲介、買取専門、地域密着という3タイプの中から複数の会社を見比べる進め方が向いています。

本記事では、東京で売却を考えるときに候補に入れたい15社を、3タイプに分けてご紹介します。

さらに、仲介と買取のどちらを選ぶかの判断軸や、エリアごとの売却相場、後悔を避けるための会社選びのポイントについても、賃貸不動産経営管理士の立場から解説します。

売りたい物件がマンションでも戸建てでも土地でも、参考にしていただける内容になっています。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

東京で物件を売るときにまず意識したいのは、「どの会社が一番か」より「所有する物件や売却の目的に合っているか」を基準に依頼先を決めることです。大手仲介、買取専門、地域密着の各タイプは、得意な物件の種類や売り方がそれぞれ違います。査定額の高さだけで判断せず、価格の根拠や販売の進め方をきちんと説明できる会社を、何社か見比べてみてください。

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目次

東京で不動産売却を任せたいおすすめ会社15選【大手仲介・買取専門・地域密着型】

東京で不動産売却を任せたいおすすめ会社15選【大手仲介・買取専門・地域密着型】

都内の不動産は相場の移り変わりが速いうえ、同じ東京でも都心部のマンションと多摩エリアの一戸建てとでは、適した売却方法も強みを持つ会社も異なります。

会社選びの前提として知っておきたいのは、不動産会社が大きく3つのタイプに分かれることです。

  • 大手仲介:ブランドの知名度と広いエリアからの集客力を生かし、多くの購入希望者に物件を届けられる
  • 買取専門:買主を探さずに会社自身が物件を引き取るので、短期間かつ少ない負担で現金に換えやすい
  • 地域密着:地元ならではのニーズや価格感を把握しており、条件が特殊な物件でも相談しやすい

売却で重視するのが価格なのかスピードなのか、さらに物件の種類が何かによって、合うタイプは異なります。

以下では、東京で売却を考えている方に向けて、おすすめの15社を3タイプに分けて取り上げます。

15社の比較早見表(タップで展開)
不動産会社分類おもな取扱物件東京エリアでの強み
三井のリハウス大手仲介戸建て・マンション・土地全国屈指の仲介実績、買取保証プランもあり
東急リバブル大手仲介戸建て・マンション・土地首都圏中心の店舗展開、建物保証サービス
住友林業ホームサービス大手仲介戸建て・マンション・土地戸建て売却で顧客満足度の評価が高水準
野村の仲介+大手仲介戸建て・マンション・土地都心部や高価格帯のマンションが得意
三菱地所ハウスネット大手仲介戸建て・マンション・土地売り出し前のサポートが手厚い
小田急不動産大手仲介戸建て・マンション・土地小田急線沿いの相場を熟知
大成有楽不動産販売大手仲介戸建て・マンション・土地大成建設グループならではのリフォーム提案
スター・マイカ買取専門中古マンション中古マンションの買取に専門特化
大京穴吹不動産買取専門マンション中心マンションの買取再販で多くの実績
インテリックス買取専門戸建て・中古マンションリノベーション再販のノウハウを蓄積
SREリアルティ買取・仲介戸建て・マンション・土地ソニーグループ発のAI査定と担当エージェント制
東京リビング地域密着戸建て・マンション・土地台東区が拠点、相続・空き家の相談にも対応
東京ストラテジーマネジメント地域密着(買取)収益物件・ビル・土地都心部の収益用不動産や難ありの物件が得意
東京不動産買取センター地域密着(買取)戸建て・マンション・土地など足立区が拠点、仲介手数料不要で直接買取
東京みらい不動産地域密着(買取)土地・マンション・戸建てなど新宿が拠点、独自の査定で素早く買取

マンションの売り先をもっと詳しく比べたい場合は、マンション売却に強い不動産会社10選の解説記事も参考にしてみてください。

三井のリハウス|全国屈指の仲介実績と23区の店舗網

三井のリハウス
※出典: 三井のリハウス 公式

三井不動産リアルティ株式会社が展開する三井のリハウスは、全国でも屈指の仲介取扱実績を誇る大手です。

東京23区内には店舗が数多くあり、それぞれの地域事情を把握した営業担当者がいることが強みといわれています。

売却を急いでいる方に向けては、スピード買取や買取保証といったプランも選べます。

建物のコンディションによってはリフォーム・リノベーションの提案を受けられることもあり、相続した物件のように一般的な仲介では売却が難しいケースでも相談先にしやすいでしょう。

知名度の高いブランドなので、不動産の売却が初めての方でも安心して任せやすいといえます。

都心のマンションはもちろん郊外の一戸建てまで対応範囲が広く、比較する候補に加えやすい1社です。

手数料の扱いや囲い込みの有無が気になる場合は、三井のリハウスに関する評判・口コミの解説記事も参考にしてください。

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※出典: 三井のリハウス 売却

東急リバブル|首都圏中心の店舗展開と建物保証サービス

東急リバブル
※出典: 東急リバブル 公式

東急グループに属する東急リバブルは、全国各地に拠点を持つ大手の不動産仲介会社です。

首都圏、とりわけ東京23区内に店舗が多く、地域ごとの特性をふまえた提案を受けやすい環境が整っています。

2025年度の売買仲介取扱件数は3,3922件で、大手らしい豊富な実績があります。

特徴的なのは、売り出し前に建物を点検し、保証を付けるサービスを利用できることです。

築年数が経った一戸建てやマンションでも、あらかじめ建物の状態を把握できるので、買主の心配を和らげつつ取引を進めやすくなります。

リスクを抑えながら売りたい場合は、保証の内容とあわせて販売戦略もチェックしておくと安心です。

実際の評判を詳しく知りたい方は、東急リバブルに関する評判・口コミの解説記事を参考にしてください。

※出典: 東急リバブル 売却査定

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住友林業ホームサービス|戸建ての売却で顧客評価に定評

住友林業ホームサービス
※出典: 住友林業ホームサービス 公式

住友林業グループに属する住友林業ホームサービスは、首都圏・近畿圏を主なエリアとして、不動産の仲介と買取を行っています。

「不動産仲介 売却 戸建て」部門のオリコン顧客満足度ランキングでは、2021年から2024年にかけて4年連続で第1位に選ばれました。

グループの母体が木造住宅の知見を多く蓄積してきた住友林業であることから、建物のコンディションを考慮した評価を受けられる可能性がある点も見逃せません。

販売活動は多方面にわたり、自社で運営する物件情報サイト「すみなび」、複数のポータルサイトでの物件掲載、新聞の折込チラシなどを組み合わせています。

買い手を集める力に優れているため、戸建てを手放したいと考えている方は、候補として検討する価値があるでしょう。

※出典: 住友林業ホームサービス 売却

野村の仲介+|都心や高額帯のマンション売却が得意

野村の仲介+
※出典: 野村の仲介+

野村不動産ソリューションズ株式会社が展開する野村の仲介+は、都心部のマンションや価格帯の高い物件の売却を得意とするブランドとして認知されています。

買取にも前向きで、野村不動産グループが持つ資本や情報のネットワークを生かした対応をとっています。

富裕層へのコンサルティングで培った知見が多く、好立地の物件なら築年数を重ねていても評価されやすい傾向がみられます。

物件の見せ方へのこだわりも特徴で、自社が運営する物件情報サイト「ノムコム」では、1物件ごとに多くの写真やパノラマ動画を載せています。

都心にあるマンションをできるだけ有利な条件で手放したい方にとって、比較の候補として押さえておきたい存在です。

※出典: 野村の仲介+

三菱地所ハウスネット|売り出し前のサポートが手厚い

三菱地所ハウスネット
※出典: 三菱地所ハウスネット 公式

三菱地所グループに属する三菱地所ハウスネットは、首都圏と関西圏を舞台に不動産事業を営んでいます。

「不動産仲介 購入 マンション 首都圏」部門のオリコン顧客満足度調査で第1位となった実績を持ち、サポートの手厚さで評価を得ています。

売りやすい状態に整えるためのメニューが豊富で、ハウスクリーニング、ホームステージング、土地のクリーニング・メンテナンスなどを用意しています。

これらのサービスを使えば、購入希望者によい印象を持ってもらいやすくなり、成約までの期間短縮も期待できます。

物件の魅力をなるべく引き出したうえで売りに出したい方に合う1社です。

※出典: 三菱地所ハウスネット 売買仲介

小田急不動産|小田急沿線の相場動向に詳しい

小田急不動産
※出典: 小田急不動産 公式

小田急電鉄グループに属する小田急不動産株式会社は、1964年に設立された不動産会社です。

小田急沿線を中心とした市場の動きをよく把握しているため、このエリアで物件を売ろうとしている方には頼れる相手となるでしょう。

売却方法は仲介に限らず、買取やリースバックも選べるので、ご自身の事情に応じた手段をとりやすい点が魅力です。

新宿区・世田谷区・町田市をはじめ、小田急線が通るエリアで売却を検討中の方は、地元に強い1社として比較対象に含めておくとよいかもしれません。

担当者の質や囲い込みのリスクが心配な方は、小田急不動産に関する口コミや評判をプロが読み解いた記事もあわせてご覧ください。

※出典: 小田急不動産 会社概要

\ 小田急沿線の物件売却なら、地域に強い1社へ /

大成有楽不動産販売|大成建設グループならではのリフォーム提案

大成有楽不動産販売
※出典: 大成有楽不動産販売 公式

大成有楽不動産販売は大成建設グループに属する不動産仲介会社で、首都圏を中心に店舗を構えています。

強みは、建設会社のグループとして蓄積した知見をもとにしたリフォームやリノベーションの提案です。

「スピード買取」「即時査定」を掲げているので、早期に現金化したい物件についても気軽に相談できます。

売り出す前の支援も手厚く、建物・設備の事前検査や現況測量、解説付きのレポートなどが用意されている点も心強いところです。

東京23区内でファミリー層向けの物件や閑静な住宅地にある物件を売る場合に、検討の候補へ加えやすい会社といえます。

※出典: 大成有楽不動産販売 売買仲介・買取

スター・マイカ|中古マンションの買取が専門

スター・マイカ
※出典: スター・マイカ 公式

続いて、不動産会社が自ら物件を買い取る「買取専門」タイプの会社を取り上げます。

スター・マイカが専門としているのは、中古マンションを買い取ってリノベーションする事業です。

2025年11月期末時点で、買取実績は18,827戸に達しています。

築年数の古い物件や室内の劣化が目立つ部屋のように、仲介では売却条件が厳しくなりがちなケースでも、手を加えずそのままの状態で買取を相談できるのが強みです。

買い取った後に自らリノベーションを施して再販売する仕組みのため、仲介では敬遠されがちな物件にも値付けがしやすくなっています。

東京にある中古マンションを、内覧の対応やリフォームの手間をかけずにスピーディーに資金化したい方におすすめです。

※出典: スター・マイカ 売却

大京穴吹不動産|中古マンションの買取再販で多数の取り扱い

大京穴吹不動産
※出典: 大京穴吹不動産 公式

「ライオンズマンション」のブランドを持つ大京グループに属しているのが、大京穴吹不動産です。

主力となる買取再販の分野では、2013年3月期〜2026年3月期の累計で17,000戸を超えるマンションを扱ってきました。

マンション専門のリノベーションで培った知見を持っており、築年が経過していたり設備が古くなっていたりして売りにくいとされる住まいも、前向きに検討してもらえる場合があります。

売却の手段は買取・仲介のどちらにも応じているので、事情に合った方法を選択できるのも魅力です。

売却先がなかなか決まらずに困っているマンションを手放したいとき、候補に加えておきたい会社といえるでしょう。

※出典: 大京穴吹不動産 売却

インテリックス|リノベーション再販の知見が強み

インテリックス
※出典: インテリックス 公式

首都圏エリアを主な舞台として、不動産の売買事業を展開している総合不動産会社がインテリックスです。

得意分野は中古マンションの買取再販で、買取件数は年間1,000件以上、マンションの累計買取は29,000戸超に達しています(2026年5月時点)。

売却に関する蓄積が多いぶん、ほかの会社で売れにくいと判断された物件でも、買取の対象になる見込みがあります。

さらに、リノベーションを施したうえで売り出せる「バリューアップパッケージ」は初期費用0円で利用でき、築年数の経った物件を少しでも好条件で手放したい方の選択肢になります。

※出典: インテリックス 売却

SREリアルティ|ソニーグループ発のAI査定と売主側のエージェント制

SREリアルティ
※出典: SREリアルティ 公式

SREリアルティの運営元は、ソニーグループに属するSREホールディングスです。

売主の味方として動く「エージェント制度」を取り入れており、売主・買主を1社でまとめて受け持つ両手仲介は原則として行わない方針をとっています。

基本は売主だけを代理する片手仲介のため、物件の囲い込みが起こりにくく、値段の交渉でも売主と利害が対立しにくいと言われています。

比較の際は、AI査定の技術を取り入れ、成約データに基づいて査定を支える仕組みを整えている点にも注目できます。

公式サイトの公表では、93.4%(2024年12月1日時点)という顧客満足度が示されています。

取引がどう進んでいるかを透明性のある形で把握したい方には、検討に値する1社です。

※出典: SREリアルティ 売却

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東京リビング|台東区を拠点に相続物件・空き家の相談に対応

東京リビング
※出典: 東京リビング 公式

ここから先は、限られたエリアを得意とする「地域密着」型の会社を取り上げます。

2003年創業の東京リビング株式会社は、台東区東上野にオフィスを置く不動産会社です。

事業内容は売買仲介・買取・賃貸管理で、都内を中心に東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県をカバーしています。

相続した物件や空き地・空き家についても相談を受け付けており、権利関係が入り組んでいるケースや、関係者が遠方に住む相続など、事情ごとに合わせた提案を期待しやすいのが強みです。

買取を選んだときは同社がそのまま買主になるので、仲介手数料は発生しません。

取引の多くがリピーターや紹介経由となっており、コンサルティング重視の姿勢をとっている会社です。

※出典: 東京リビング 不動産事業

東京ストラテジーマネジメント|都心の収益物件や訳あり不動産の買取に強み

東京ストラテジーマネジメント
※出典: 東京ストラテジーマネジメント 公式

2012年に設立された東京ストラテジーマネジメントは、千代田区飯田橋に本社を構える不動産会社です。

都心エリアを中心にグループでビルやマンションを複数所有しており、1棟商業ビルや区分店舗、1棟マンション、リノベ再販向けの物件、オーナーチェンジ物件といった物件の買取に力を入れています。

古いビル、旧耐震、稼働率の低い物件、再建築不可、借地・底地のように、他社では断られがちな物件も前向きに買取を検討しているのが特長です。

査定結果を最短即日で知らせてもらえる、スピード重視の買取にも応じています。

一棟収益物件や投資用ワンルームといった、東京にある収益不動産の売却を考えている方に合う会社です。

※出典: 東京ストラテジーマネジメント 不動産買取

東京不動産買取センター|足立区を拠点に仲介手数料不要の自社買取

東京不動産買取センター
※出典: 東京不動産買取センター 公式

東京不動産買取センター(株式会社緑伸)は足立区弘道に拠点を置き、東京を中心に関東エリアで不動産の買取を行っています。

対応範囲は東京に加えて、千葉・埼玉・神奈川の一部まで含まれます。

同社が直接買い取る形なので仲介手数料は不要で、瑕疵担保(契約不適合責任)の免責によってスピーディーに現金化しやすいのが特徴です。

残置物の片付けやクリーニング、リフォームを行わずに売り渡せるため、空き家や相続した物件を手放したい場合にも適しています。

買取が済んだあとも2か月程度は住まいとして使い続けられる期間が設けられており、新居探しと並行して売却を進めることもできます。

マンションや戸建て、空き家、土地、収益物件まで、扱える物件の種類は多岐にわたります。

※出典: 東京不動産買取センター(株式会社緑伸)

東京みらい不動産|新宿に本社を構える独自査定の迅速な買取

東京みらい不動産
※出典: 東京みらい不動産 公式

2012年に設立された東京みらい不動産は、新宿御苑前駅からほど近い新宿区新宿に本社を構えています。

事業の中心は不動産の買取で、千代田区・港区・渋谷区・中央区・新宿区・目黒区の物件には重点的に取り組んでいます。

積み重ねてきた多くの買取実績と自社ならではの査定の仕組みを活かし、最短翌日には買取価格を示したうえで、翌日中の契約にも応じられるとしています。

同社自身が買主となる直接買取のため、仲介手数料は発生しない仕組みです。

旧耐震の建物や再建築不可の土地、借地権・底地、狭小地といった多様な条件の物件に加え、家具や家電が残っている状態や賃借人が住んでいる状態でも相談できます。

社内には宅地建物取引士や上級相続診断士、建築士がおり、相続に関する相談や不動産のトラブルについても、外部の専門家と協力しながら対応できる体制を用意しています。

※出典: 東京みらい不動産 当社の強み

ポイント 〔新サイト名〕編集部

東京には大手から地域密着型まで数多くの不動産会社がありますが、依頼先選びで大切なのは会社の大きさやランキングの順位ではありません。売却を考えている物件と同じ種類・同じエリアで、取引を手がけた実績を持っているかを確かめましょう。同じ「東京」でも、都心部のタワーマンションが得意な会社もあれば、郊外の戸建てが得意な会社もあります。候補を数社に絞って査定を依頼し、実績や提案の中身を比べるのがおすすめです。

【地域ごと】東京で家を売るときの価格相場(2026年最新)

【地域ごと】東京で家を売るときの価格相場(2026年最新)

エリアによって価格の水準や買い手の多さは異なるため、東京で売却を考えるなら最初に押さえておきたいポイントです。

おおよその相場が頭に入っていれば、不動産会社から出てきた査定額が適正な範囲かを見極めやすくなります。

このセクションでは、公的な統計を手がかりに、都内全域の成約価格と、23区および多摩地域の地価の動きを順に見ていきます。

東京都全域で見た成約価格(中古マンションと戸建住宅)

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が公表した「首都圏不動産流通市場の動向(2025年度)」を見ると、首都圏で成約した物件の価格は上がり続けている状況です。

物件の種類首都圏の平均成約価格㎡単価
中古マンション5,322万円84.63万円
中古戸建住宅3,958万円—
土地(100〜200㎡)4,027万円28.24万円

中古マンションは成約価格が13年続けて上がっており、高値圏を保ったままの状態です。

中古戸建住宅についても、前年度を上回るのは7年連続となりました。

もっとも、ここで示した数値は東京だけでなく神奈川・埼玉・千葉も合わせた「首都圏」全体の平均値です。

都内、とりわけ都心部では、首都圏の平均よりも高い価格で成約するケースが多くみられます。

また、表の数値はレインズに登録された成約事例をまとめたもので、実際の物件の価格は所在地や築年数次第で大きく上下します。

住まい全体の売却相場について掘り下げたい方は、2026年の最新傾向を含めて家の売却相場を整理した記事も参考にしてください。

※出典: 東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2025年度)」

23区における地価の推移(5年続けて上昇した区部)

東京都財務局が発表した「令和8年地価公示価格(東京都分)」では、区部の住宅地が前年比で9.0%上がったとされ、23区すべてがプラスとなるのは5年連続です。

上昇率は区によってばらつきがあり、大きく伸びた区もあれば、伸びが穏やかな区もあります。

エリア住宅地の変動率(前年比)
区部全体+9.0%
港区(区部でトップ)+16.6%
台東区+14.2%
品川区+13.9%
江戸川区+5.7%
葛飾区(区部で最も低い)+5.6%

1㎡あたりの住宅地平均価格は、区部全体で85.64万円、都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)で213.87万円です。

区ごとの価格差も大きく、足立区の41.08万円に対し、港区は301.4万円(いずれも1㎡あたり)と際立って高い水準です。

住宅への需要は都心の区を中心に今も強く、2026年に売却を考えている方には、引き続き比較的よい環境にあるとみられます。

中古マンションの相場を地域ごとに確認したい方には、築20年のマンションがいくらで売れるかを地域別にまとめた記事もおすすめです。

※出典: 東京都財務局「令和8年地価公示価格(東京都分)の概要」

東京23区のどこで売るかに応じた会社の選び方は、新宿区での売却・渋谷区での売却・大田区での売却・墨田区での売却・江戸川区での売却・練馬区での売却・豊島区での売却をそれぞれ取り上げた記事でくわしくまとめています。

多摩地域の地価と相場の動き

多摩地区では住宅地が前年より3.9%上がり、26市2町のすべてがプラスとなるのは4年連続です。

上がり幅は区部に比べて穏やかなものの、再開発が進む地域や駅に近く便利な地域では底堅い値動きが続いています。

自治体住宅地の変動率(前年比)
多摩地区全体+3.9%
国分寺市(多摩でトップ)+7.2%
国立市+7.1%
立川市+7.0%

多摩地区全体の住宅地平均価格は、1㎡あたり24.82万円となっています。

他方、住民の減少や高齢化が進んでいる地域や、移動手段がバス中心となる地域では、価格が横ばいもしくは下がる動きもみられます。

多摩エリアでは同じ市の中でも、駅までの距離や暮らしやすさで買い手の付き方が変わりやすいため、地元の事情をよく知る不動産会社に相談するのがおすすめです。

あわせて、東京で不動産を手放す際には、仲介手数料や税金といった出費も発生します。

仲介手数料には法律で上限があり、売買価格の400万円超の部分には「取引額×3%+6万円(+消費税)」がおおよその上限として適用されます。

売却益が出たときは譲渡所得税の対象となりますが、自宅を売る場合は「3,000万円特別控除」といった特例によって、税の負担が軽減される場合もあります。

かかるお金の内訳は、早見表で仲介手数料の目安がわかる記事や、売却後の確定申告の進め方をまとめた記事でご確認いただけます(税制に関する内容は2026年10月時点のものです)。

※出典: 東京都財務局「令和8年地価公示価格(東京都分)の概要」

多摩地域での売却をお考えの方は、八王子市での売却・武蔵野市での売却・立川市での売却・調布市での売却について取り上げた各記事も参考にしてください。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

査定額は「この条件であれば買い手が見つかりそうだ」という見込みにすぎず、実際の売値が決まったわけではありません。最終的に残るお金は、査定額から税金・仲介手数料・諸費用を引いた「手取り」を基準に考えることが大切です。値上がりが続くエリアでも、出費まで含めて事前に計算しておけば、売却後の資金計画が崩れにくくなります。

東京で物件を手放す際の仲介と買取の選び分けの基準

依頼先を比べ始める前の段階で、東京の物件をどの方法で売り出すのか、つまり「仲介」と「買取」のどちらを使うのかを決めておくと、その後の判断が進めやすくなります。

売り方は大きく2つに分かれ、ひとつは個人などの買い手を広く募る「仲介」、もうひとつは不動産会社自身が物件を買い受ける「買取」です。

東京では業者による買取へのニーズも高く、「不動産買取業者おすすめ」というキーワードで調べる方も少なくありません。

どちらが合うかは、売値を重視するのか、売り終えるまでの早さを重視するのかによって異なります。

最初に、2つの方法の特徴を下の表で比べてみます。

比較のポイント仲介(買い手を探す売り方)買取(不動産会社が買う売り方)
売れる価格の水準相場並みの価格を狙いやすい目安は仲介で売る場合の7〜8割程度
売却までの期間おおむね3ヶ月〜半年程度最短で数日〜1週間程度
仲介手数料の有無かかる原則かからない
内覧への対応対応が求められる基本的には発生しない
向いている人期間に余裕があり価格を重視したいできるだけ早く現金に換えたい

仲介の強みは、相場に近い水準での成約が見込める点にあります。

ただし、購入希望者が現れるまでに期間を要することが多く、内覧への立ち会いや価格・条件のすり合わせもこなす必要があります。

買取の場合、売値は相場を下回りやすいものの、短期間で売却を終えられる点が特徴です。

仲介手数料が発生せず、内覧に伴う負担も軽くなるので、築年数の古い戸建てや相続で引き継いだ物件を早めに片付けたいときに適しています。

例として、東京23区内で人気のあるマンションは仲介で高めの価格を目指しやすいのに対し、古い戸建てや相続後に空き家となった家を急いで手放したいなら、買取を選ぶのが現実的といえます。

空き家を買取で売る場合の利点や注意点、業者の見極め方については、空き家買取の長所と短所、依頼先の選び方をまとめた記事で詳しく取り上げています。

買取を軸に考えるなら、この記事で取り上げたスター・マイカ・大京穴吹不動産・インテリックス・SREリアルティのほか、地元に根ざした買取会社も検討先に入ります。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

仲介と買取に優劣はなく、売主それぞれの状況に合わせて選ぶ方法です。手元に残る金額と売却の期限、どちらを重く見るのかを最初にはっきりさせておくと、依頼先を絞り込みやすくなります。住宅ローンの返済予定や住み替えの日程がすでに決まっている場合は、多少価格が下がっても買取で早さを優先したほうが、費用や手間まで含めて有利になることもあります。

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後悔を避けるための東京の不動産会社選びと売却の進め方

後悔を避けるための東京の不動産会社選びと売却の進め方

東京で営業している不動産会社はたくさんあるものの、どこも売却が得意とは限りません。

この章では、後悔しにくい依頼先の見極め方と、売却がどのように進んでいくのかを順に紹介します。

最初に、売却に向けた基本の進め方を順番に見ていきましょう。

STEP
相場の目安をつかむ

査定の申し込みに先立ち、周辺で実際に成約した事例や公示地価を参考にして、価格のおおまかな水準を知っておきます。

あらかじめ目安を持っておけば、各社から出てくる査定額が適正かどうかを見極めやすくなります。

STEP
依頼する会社の種類を決める

大手の仲介会社、買取を専門に扱う会社、地元に根差した会社の中から、物件の種類や売却の目的にふさわしいものを選択します。

価格を重視する場合は仲介、スピードを優先する場合は買取を選ぶのが一般的な考え方です。

STEP
いくつかの会社から査定を取り寄せて見比べる

査定を1社に限ると妥当な価格を読み違えるおそれがあるので、いくつかの会社に声をかけます。

一括査定サイトを利用すれば、物件情報を一度入力するだけで複数の会社に同時に申し込めます。

STEP
価格の「根拠」と売り出し方をチェックする

提示額の大小よりも、その金額になった理由や、どんな買主にどのように売り込むのかを筋道立てて話せる会社を選択します。

STEP
依頼先と媒介契約を交わす

任せられる会社が見つかったら、一般媒介・専任媒介・専属専任媒介という3種類の中から契約形態を決めて締結します。

以上のとおり、東京で依頼先を選ぶ際は「相場をつかむこと」と「複数の会社を見比べること」から始めるのが基本です。

複数の会社へ査定を頼む際は、大手ばかりで固めずに、そのエリアの事情に通じた会社を少なくとも1社加えておくと、価格の根拠や販売方法の差を横並びで比較でき、判断材料が増えます。

効率よく複数の会社へ査定を申し込みたい方は、一括査定サイトのおすすめ19選と選び方のポイントをまとめた記事をご覧ください。

媒介契約は下の表のように3種類に分かれ、ほかの会社にも依頼できるかどうかや、レインズに登録する義務の内容に違いがあります。

契約の種類他社との併用レインズへの登録売主への報告
一般媒介可任意なし
専任媒介不可7日以内2週間に1回以上
専属専任媒介不可(自己発見取引についても不可)5日以内1週間に1回以上

契約を締結したあとは、販売開始→内覧への対応→価格の交渉→売買契約の締結→物件の引渡し、の順に手続きが進みます。

東京で仲介により売却する場合、販売開始から引渡しまでに3ヶ月〜半年程度かかるのが目安とされますが、物件の条件や売り出し価格の設定によって前後します。

売却全体の流れを押さえておきたい方は、家を売却する方法を8つの手順に分けて紹介した記事も参考にしてください。

注意点 〔新サイト名〕編集部

契約を取るために相場より高い査定額を示し、数か月後に「問い合わせが少ないので価格を見直しましょう」と値下げを勧めてくる会社もあるため注意が必要です。提示額が高いという理由だけで依頼先を選ばず、価格を導いた根拠と、売り出し方がどこまで具体的かを丁寧に確かめてください。レインズへの登録時期や、どのポータルサイトにどのような形で載せるのかまで具体的に説明できる会社なら、安心して任せやすいでしょう。

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東京で不動産を売るときのよくある質問

東京で不動産の売却を考えている方から、寄せられることの多い疑問を取り上げて回答します。

東京で不動産を売るとき、不動産会社に嫌がられる行動はありますか?

物件にとって不利な事情を伏せたまま話を進めることと、売却するつもりがないのに査定の依頼だけを何度も重ねることは、不動産会社にとって特に対応しづらい行動です。

雨漏りや過去に起きたトラブルといった気がかりな点は早い段階で伝え、実現可能な売却プランを担当者と練り上げていくほうが、最終的には売却が滞りなく進みやすくなります。

東京で不動産会社を選ぶ際に参考になるランキングはありますか?

買取価格の高さだけで会社の優劣を一律に決めることは難しく、どの会社が高く評価されやすいかは物件の種類や地域によって異なります。

たとえばマンションの再販を得意とする会社もあれば、戸建てや土地の売買を数多く手がけてきた会社もあり、それぞれ強みが違うからです。

順位そのものよりも、ご自身の物件と同じ種類・同じエリアでどれだけ取引実績があるかを確かめておくと安心です。

東京で1,000万円の家を売った場合、税金はどのくらいかかりますか?

課税の対象は売却額の1,000万円ではなく、売ったことで利益(譲渡所得)が生じたかどうかによって税額が変わります。

譲渡所得は、売却価格から取得費と譲渡費用を差し引き、さらに特別控除の額を引いて求めます。

自宅を売る場合に「3,000万円特別控除」をはじめとする特例を利用できれば、納める税額がゼロになることも珍しくありません。

利益が生じたときの税率の目安は、所有期間5年以下なら約39%、5年超なら約20%とされています(2026年6月時点)。

あわせて相続した家を手放すときの注意点をまとめた記事にも目を通していただき、ご自身のケースに当てはまるかどうかは税理士へ確認されると安心です。

東京で不動産を売り終えるまでの期間はどのくらいですか?

仲介を利用するなら、販売開始から物件の引渡しまでに3ヶ月〜半年程度を見込んでおくのが一般的です。

一般にマンションは買い手が見つかるまでが短めで、戸建てや土地は物件の条件次第で長期化しやすい傾向です。

現金化のスピードを重視するなら、最短数日〜1週間ほどで手続きを終えられる買取を検討するのも一つの方法です。

東京でマンションを売却するなら、どの会社が向いていますか?

向いている会社は、マンションのタイプや築年数、立地するエリアによって異なります。

都心にある築浅物件であれば大手の仲介会社で高めの価格を目指しやすく、築年数が古い物件やスピード重視の売却であれば、マンションの買取を得意とする会社が候補になります。

依頼先を決める前に、複数の会社から査定を取って見比べる方法をおすすめします。

マンション売却に向く会社を10選で紹介した記事もあわせてご覧ください。

大手と地域密着型の不動産会社では、どちらに依頼するのがよいですか?

一方が優れているとは言い切れないため、両者を比べてみることをおすすめします。

大手には広いエリアから買主を集める力やデータを活用した査定という強みがあり、地域密着の会社には地元ならではの需要や相場感に詳しいという強みがあります。

大手と地域密着の会社に1社ずつ査定を依頼し、価格の根拠や販売戦略の違いを見比べることで、好条件の買主を逃すリスクを抑えやすくなります。

まとめ:東京で不動産を手放す際は相場の理解と相性のよい会社探しが第一歩

物件のおおよその価値をつかみ、所有する住まいや売却の目的にふさわしい依頼先を見極めることが、東京で満足のいく売却につながりやすくなります。

ここでは、記事全体のポイントを振り返ります。

  • 東京で営業する不動産会社には大手仲介・買取専門・地域密着という3つのタイプがあり、向き不向きは物件の特徴や売却の目的によって異なる
  • 価格を重視する場合は仲介、現金化のスピードを優先する場合は買取が基本的な選択肢になる
  • 区部の住宅地では価格が5年連続で上がっており、2026年も比較的売却を進めやすい状況にある
  • 提示額が高いかどうかだけで判断せず、金額の裏付けや売り出し方の計画を複数の会社で見比べることが重要
  • 大手と地域密着の会社に1社ずつ依頼して比較すると、見逃しを防ぎやすくなる

東京では、依頼先の提案内容によって売れる価格や売却までにかかる期間が変わりやすい傾向があります。

最初の一歩として複数の会社へ査定を申し込み、安心して相談できるパートナーを探してみてはいかがでしょうか。

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田崎 義人のアバター 田崎 義人 賃貸不動産経営管理士

大学在学中に、人材派遣・セールスアウトソースのスタートアップに参画。その後、賃貸不動産会社専門商社に移り、新規事業開発・営業責任者として東証マザーズ上場後に執行役員を務める。
【資格】
賃貸不動産経営管理士

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