【2026年最新】福岡県の注文住宅おすすめ15選|費用相場と大手・地元工務店

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福岡県内でマイホームを注文住宅として計画する際、はじめに悩みやすいのが、依頼先を地域の工務店にするか、全国に拠点を持つ大手ハウスメーカーとするかという選択です。

九州で最も大きな住宅市場である福岡には、福岡市と北九州市という2つの政令市があり、地域に根ざした工務店から全国規模の大手まで、依頼先の候補がとても多くそろっています。

候補が多いぶん、坪単価や住宅性能、デザインとの相性を丁寧に比較することが、納得のいく住まいを実現するための近道といえます。

本記事では、福岡都市圏・北九州・筑後・筑豊を含む福岡県全域を対象に、注文住宅を任せられる会社を、地域に密着した工務店から全国規模の大手まで一覧形式でご紹介します。

加えて、県内の費用相場や坪単価、利用できる補助金、警固断層・豪雨などの地域ならではの特性、さらに後悔を避けるための会社選びのポイントも整理しています。

福岡でのマイホーム建築を考えている方が、ご自身に合う依頼先を見極める際の参考にしていただければ幸いです。

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ポイント 〔新サイト名〕編集部

福岡で家を建てる方にまず意識していただきたいのは、「ランキング上位かどうか、坪単価が安いかどうかだけで依頼先を選ばないこと」という点です。福岡は全国的に見ても工務店の選択肢が多い地域で、地域の気候や土地柄にどこまで対応できるかは会社ごとに違いがあります。価格と性能、デザインの3点について自分なりの優先順位をつけ、複数の会社を比べてから決めることが、満足のいく住まいへの近道です。

※2026年10月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

目次

福岡県で選びたい注文住宅会社15選

福岡県で選びたい注文住宅会社15選

気候がおだやかで暮らしやすいとされる福岡ですが、警固断層帯を震源とする直下型地震や、九州北部で起こりやすい豪雨・水害など、注意しておきたい土地柄もあります。

会社を選ぶ際は、費用や外観の好みに加えて、揺れへの強さや断熱の性能、県内でどれだけ家を建ててきたかも比較の材料にしておくと安心です。

以下では、福岡県内で家づくりを相談できる15社を取り上げ、地域に根ざした会社を先に、全国展開の大手を後に並べています。

各社の特徴を比べる一覧表(タップで表示)
会社本拠地・施工エリア坪単価の目安主な強み
東宝ホーム北九州市/福岡県・広島公式坪単価記載なし制震・外断熱二重通気・60年点検
悠悠ホーム大野城市・福岡市/福岡・熊本・佐賀公式坪単価記載なし外断熱・健康志向・平屋が得意
健康住宅福岡市城南区/福岡都市圏公式坪単価記載なし自然素材・外断熱・HEAT20 G2標準
新日本ホームズ北九州市/福岡県公式坪単価記載なし北九州を拠点に地域密着
ディー・アンド・エイチ福岡市中央区/福岡都市圏公式坪単価記載なしデザイン性の高い注文住宅
リバティーホーム久留米市/福岡・佐賀公式坪単価記載なし最長50年保証・筑後が地盤
エコワークス福岡市博多区/福岡・佐賀・熊本ほか約110〜120万円八女地域材・ZEH・HEAT20 G2標準
Lib Work熊本県山鹿市/九州・福岡公式坪単価記載なし規格〜自由設計・上場企業
スウェーデンハウス福岡市ほか展示場/福岡県約93万円高断熱・北欧の木製サッシ
タマホーム福岡県全域約64万円福岡発祥・ローコストの大手
一条工務店福岡県全域約80〜105万円全館床暖房・高気密高断熱を全棟採用
トヨタホーム福岡県全域約91万円長期保証・鉄骨造
セキスイハイム福岡県全域約75万円〜工場生産の品質・ユニット工法
ヘーベルハウス福岡県全域約125万円ALCコンクリート・重量鉄骨
積水ハウス福岡県全域約120万円木造シャーウッド・業界最大手

※表中の坪単価は、各社が公表している情報と当サイトの坪単価に関する解説記事をもとにした参考値です。地域の工務店では坪単価が公開されていないケースが多いため、該当する会社は「公式坪単価記載なし」としています。金額はプランや仕様によって上下しますので、正確な費用は各社で見積もりを取って確かめてください。

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東宝ホーム|外断熱と制震技術を備えた北九州の地場メーカー

東宝ホーム
出典:東宝ホーム公式

本社を北九州市小倉北区に置く東宝ホームは、地元に根ざした家づくりを続けてきた住宅メーカーで、1967年に創業した東宝住宅グループが母体となっています。

展示場は北九州・福岡・飯塚筑豊・久留米佐賀・熊本・広島の各エリアにあります。

同社の住まいを特徴づけているのは、壁内に湿気がこもりにくいダブル通気工法、揺れを軽減する「H.E.A.R.T」という制震システム、さらにベタ基礎とJ-WOOD工法を組み合わせた構造面の工夫です。

省エネ面でもZEH率75%(2023年)という実績があり、戸建住宅では国土交通省が認定する長期優良住宅として建てることもできます。

引き渡し後も60年にわたって点検を行う仕組みを整えているほか、一晩過ごして住み心地を確かめられる宿泊体験展示場も用意されており、入居後のサポートも重視している会社です。

悠悠ホーム|健康と快適さを重んじる福岡商圏の注目ビルダー

悠悠ホーム
出典:悠悠ホーム公式

1994年に設立された悠悠ホームは、本店を大野城市筒井に、本社機能を福岡市天神に置いている住宅メーカーです。

展示場は福岡・熊本・佐賀の3県にあり、これまでに累計5,500棟超を引き渡してきました。

住まいをまるごと断熱材でくるむ「外断熱工法」を全棟に取り入れており、高気密・高断熱によって季節を問わず過ごしやすい室内環境を目指しています。

加えて、空気や湿度、水の質に着目した独自技術「ウェルネス*ぷらす」を通じて、住む人の健康を意識した家づくりに取り組んでいます。

福岡商圏における注文住宅の着工棟数でも実績を積み上げてきたほか、平屋プランの選択肢が多いことも強みといえます。

入居後も健康的で心地よく暮らせるかどうかを大切にしたい方にとって、福岡で検討しやすい一社です。

健康住宅|外断熱と自然素材を重視する高性能住宅のプロ集団

健康住宅
出典:健康住宅公式

福岡市城南区七隈を本拠として1998年に創業した健康住宅株式会社は、暮らす人の健やかさを大切にした住まいづくりを理念とする住宅会社です。

創業時から一貫して高性能な住まいに特化しており、ZEH水準を大きく上回る「HEAT20 G2」水準の断熱性を全棟の標準仕様にしています。

無垢材をはじめとする自然素材と外断熱工法を掛け合わせ、室内の空気が心地よく保たれる家を提案している点が強みです。

永続点検や、住宅設備を対象とした10年保証などを組み込んだ同社独自の保証制度を用意しており、入居後も末永く安心して暮らせる体制づくりに力を注いでいます。

新日本ホームズ|北九州に根を張る地元密着の住宅会社

新日本ホームズ
出典:新日本ホームズ公式

北九州を拠点に地域へ寄り添った家づくりを続ける新日本ホームズ株式会社は、1983年(昭和58年)に設立された住宅会社です。

本社と北九州支店を活動の拠点とし、主に北九州エリアで住まいづくりに携わっています。

土地ごとの気候や生活スタイルを踏まえた提案に定評があり、北九州や福岡エリアで地元の住宅会社と腰を据えて話し合いながら家を建てたい方にとって、候補の一つとなるでしょう。

プランの詳細や坪単価については、モデルハウスの見学や相談会の場で把握しておくと安心です。

ディー・アンド・エイチ(D&H)|福岡都市圏でデザイン性の高い注文住宅

ディー・アンド・エイチ(D&H)
出典:ディー・アンド・エイチ(D&H)公式

福岡市中央区平尾に本拠を構えるディー・アンド・エイチ株式会社は、1991年(平成3年)に設立された注文住宅の会社です。

代表自身が家づくりをテーマにした著書を出しているなど、設計やデザインに対するこだわりの強さが持ち味です。

引き渡しを家づくりの終着点ではなく通過点ととらえ、入居後も施主との関係を大切にし続けることを方針としています。

福岡市内や福岡都市圏で、デザインを重んじた住まいを建てたい方に合う会社といえます。

リバティーホーム|最長50年保証を掲げる久留米発の筑後密着ビルダー

リバティーホーム
出典:リバティーホーム公式

久留米市藤光に本社があるリバティーホームは、2004年に設立された筑後地盤の住宅会社で、福岡県と佐賀県で施工を行っています。

完成後の長期的なフォローを重視しており、最長50年保証システムを打ち出している点が特色です。

久留米を中心とした筑後エリアで、地域の住宅会社と末永く付き合っていきたい方には有力な候補となるでしょう。

エコワークス|HEAT20 G2を標準とし八女の地域材を生かす高性能住宅会社

エコワークス
出典:エコワークス公式

エコワークス株式会社は、福岡市博多区を本拠に2004年に設立された、高気密・高断熱の住まいを手がけるビルダーです。

施工エリアは広く、福岡・佐賀・熊本が中心となっています。

これまでに国土交通省の長期優良住宅先導事業で複数回の採択を受けており、どの住まいでもZEHとHEAT20 G2相当の断熱性能を追い求めています。

自然素材や天然乾燥させた木材を惜しみなく取り入れるほか、福岡県産である八女地域材の供給網づくりにも加わっており、地域の木材の活用と環境への配慮を両立させています。

平屋のプランも多彩に用意されています。坪単価は約110〜120万円が目安とされ、住宅性能を優先して家を建てたい方に適しています。参考: エコワークスの価格を坪単価から詳しく見る記事

Lib Work|規格から自由設計まで選べる上場企業のコスパ重視住宅

Lib Work
出典:Lib Work公式

熊本県山鹿市に本社を構える上場企業のLib Work(リブワーク)は、福岡を含む九州エリアでも住まいづくりを手がけています。

WEBやSNSを使った集客を得意とし、商品構成も自由設計から規格住宅まで幅広くそろえている点が特色です。

費用をおさえつつ、デザインにもこだわった住まいを建てたい方にとって候補となるでしょう。

価格帯やプランの詳細については、資料請求やモデルハウスの見学を通じて確かめるのがおすすめです。

スウェーデンハウス|北欧発の木製サッシと優れた断熱性

スウェーデンハウス
出典:スウェーデンハウス公式

1984年に設立されたスウェーデンハウスは、北欧スウェーデンの住まいを源流とするハウスメーカーで、福岡県内にも展示場があります。

3層ガラスを用いた木製サッシなどによる優れた断熱性と、経年とともに風合いが深まる自然素材の外観が魅力です。

断熱性能と北欧風のデザインをどちらも大切にしたい方に向いているでしょう。

坪単価の目安としては、約93万円という数字が挙げられています。参考: スウェーデンハウスの価格を坪単価から詳しく見る記事

タマホーム|福岡生まれのローコスト系大手

タマホーム
出典: タマホーム

福岡県で創業し、全国へ事業を広げた大手ハウスメーカーがタマホームです。施工エリアは福岡県全域をカバーしています。

代表的な商品「大安心の家」に見られるように、手の届きやすい価格設定と、国産材を生かした品質を両立させている点が持ち味です。

価格を抑えた住まいでありながら設計の自由度があり、長期優良住宅や耐震等級に対応可能な商品もラインナップされています。

全国規模の会社ならではの安心感を得ながら、建築費も抑えたいと考える方に適した一社です。

坪単価はおおむね約64万円が一つの目安と言われています。参考: タマホームの坪単価に関する詳細記事

一条工務店|全館床暖房と全棟高気密高断熱を備えた性能重視型

一条工務店
出典:一条工務店公式

住宅の性能を最大の売りとして打ち出している全国規模のメーカーが一条工務店で、福岡県内は全域が施工エリアです。

どの住宅でも高水準の気密性・断熱性を確保しているほか、全館床暖房も標準的な仕様として取り入れるなど、暮らしの快適さに定評があります。

ZEHや太陽光発電への取り組みにも積極的で、毎月の光熱費をできるだけ抑えて暮らしたい方に合う会社です。

坪単価は約80〜105万円あたりが目安と言われています。参考: 一条工務店の坪単価に関する詳細記事

トヨタホーム|鉄骨構造と長期保証がもたらす安心

トヨタホーム
出典:トヨタホーム公式

鉄骨造の住宅を中心に展開する全国規模のメーカーがトヨタホームで、福岡県内であればどの地域でも相談できます。

「日本の住まいをよくしたい」を理念に掲げ、頑丈な構造と長い保証期間がもたらす安心感を持ち味としています。

耐久性に優れた家に、長い年月にわたって住み続けたい方にとって有力な候補となります。

坪単価については約91万円が目安として挙げられることが多いようです。参考: トヨタホームの坪単価に関する詳細記事

セキスイハイム|工場でつくるユニット工法の安定品質

セキスイハイム
出典:セキスイハイム公式

家の大半を工場でつくり上げるユニット工法を特色とする全国展開の大手メーカーがセキスイハイムで、福岡県全域で建築を請け負っています。

工場で生産する方式のため品質にばらつきが出にくく、太陽光発電と組み合わせた省エネ性の高い住まいづくりも得意分野です。

雨や風など天候の影響を受けにくい施工方法のため、品質の安定性を大切にしたい方に適しています。

坪単価は約75万円〜が一つの目安と言われています。参考: セキスイハイムの坪単価に関する詳細記事

ヘーベルハウス|ALCコンクリートと重量鉄骨が生む頑丈さ

ヘーベルハウス
出典:ヘーベルハウス公式

ALCコンクリート(へーベル板)と重量鉄骨造を掛け合わせた、頑丈なつくりを特色とする全国大手がヘーベルハウスです。施工エリアは福岡県全域に及びます。

火災や地震への強さで評価が高く、都市部の限られた敷地や3階建ての計画にも柔軟に応えやすいところが持ち味です。

安心感のある頑丈な住まいで、長い年月を過ごしたい方に適した選択肢です。

坪単価の目安として約125万円という水準が挙げられ、価格帯は上位のハイグレード層にあたります。参考: ヘーベルハウスの坪単価に関する詳細記事

積水ハウス|木造シャーウッドも擁する業界最大手の施工力

積水ハウス
出典: 積水ハウス

業界最大手として知られる全国展開のハウスメーカーが積水ハウスで、福岡県内であれば全域で依頼できます。

鉄骨造だけでなく木造の「シャーウッド」といった多彩な構法を用意しており、設計の自由度の高さと施工の力量が持ち味です。

ブランドの信頼性や提案の質を大切にしながら、時間をかけて理想の家を形にしたい方に合っています。

坪単価は約120万円が目安と言われており、ハイグレードな価格帯に属するメーカーです。参考: 積水ハウスの坪単価に関する詳細記事

ポイント 〔新サイト名〕編集部

福岡で依頼先を検討する際に特に気をつけたいのは、「得意とする領域が異なる地元工務店と全国大手を、同じ物差しで比較しないこと」という点です。地元工務店は地域事情への詳しさや融通の利く対応、費用の調整力に優れ、大手は規格化された構造による品質の安定と長期保証を強みとしています。タイプの異なる会社から2〜3社まで候補を絞り込み、条件をそろえて見積もりを依頼すると、各社の差が把握しやすくなります。効率よく多くの会社を見比べたい方は、注文住宅ハウスメーカーおすすめランキング15選もあわせてご覧ください。

福岡県で建てる注文住宅の価格水準・坪単価と地域ごとの特徴(2026年版)

福岡県で建てる注文住宅の価格水準・坪単価と地域ごとの特徴(2026年版)

福岡県内で注文住宅を計画するとき、多くの方が最初に知りたいと感じるのは、どのくらいのお金がかかるのかという点でしょう。

この節では、公的機関が公表している調査結果を手がかりに、建築費用や坪単価の水準と、福岡市における土地価格の動向を整理します。

福岡県における建築費用と坪単価の水準

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2024年度)」の集計では、福岡県で建てられた注文住宅の平均建設費が約3,699万円となっています。床面積1平方メートル当たりに直すと約31.4万円で、坪あたりにすると約104万円の水準です。

平均的な住まいの広さは約119.5平方メートルで、坪数でいえば約36坪ほどになります。

全国の平均値と並べてみると、福岡県は建築費用・坪単価のどちらも少し低めに収まっていることが下の表から読み取れます。

比較する項目福岡県全国の平均
平均建設費約3,699万円約3,932万円
1平方メートル当たりの建設費約31.4万円(坪約104万円)約33.3万円(坪約110万円)
平均住宅面積約119.5平方メートル約118.5平方メートル
平均世帯年収約605万円約653万円

※出典: 住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2024年度)」。集計の対象はフラット35を使って住まいを取得した人に限られるため、高性能な住宅を選ぶ傾向のある層が多めに含まれている可能性があります。数値は参考値として扱い、実際にかかる金額は各社から見積もりを取って確かめることをおすすめします。加えて、同調査でいう「注文住宅」は、土地の購入を含まない建物部分を主に集計したものです。土地探しから始める場合は、表の建設費とは別に土地の取得費用もかかる点に注意が必要です。

福岡市の土地価格と地域ごとの特徴

同じ県内であっても、用意しておきたい土地代はエリアによってかなり違ってきます。

なかでも福岡市では、天神ビッグバン・博多コネクティッドなどの大規模な再開発が進むなか、地価は上がる傾向が続いているといわれています。出典: 福岡市「令和8年地価公示一覧」

市内で住まいの候補として人気を集めている地域には、早良区・西区・中央区などがあります。

市の中心部は地価が上がりやすく、土地代の負担が大きくなりがちです。そのぶん、建物にかける費用に見合った価値があるかどうかを丁寧に比べることが大切になります。

反対に、福岡市を離れた北九州・筑後・筑豊などの地域では、土地の価格を比較的低めに抑えられるケースが多いようです。

建築地をどこにするかによって、土地と建物それぞれに回せる金額は変わってきます。計画の初期から、希望するエリアと全体の予算を照らし合わせておくと安心です。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

注文住宅の資金計画で陥りやすいつまずきが、「土地代がかさんで、建物の性能面を妥協せざるを得なくなること」です。地価の高い福岡市中心部で建てるなら、なおさら土地と建物にそれぞれいくら充てるかを先に固めておきましょう。坪単価のとらえ方や総費用のシミュレーションは、ハウスメーカー各社の坪単価を価格帯別に比べた記事や坪単価の算出方法をまとめた記事もあわせてご覧ください。

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後悔を防ぐ福岡の注文住宅会社の見極め方

後悔を防ぐ福岡の注文住宅会社の見極め方

選べる会社の数が多い福岡では、どんな物差しで比べるかによって家づくりの満足度に差が生まれます。

以下では、悔いのない会社選びのためにチェックしておきたいポイントを、5つのステップに分けて解説します。

STEP
坪単価・総額が予算に見合うかのチェック

比較の際は坪単価のみに注目せず、付帯工事費や諸費用まで含めた総額で見比べることをおすすめします。

坪単価を公表していない地元工務店も見られるため、条件をそろえてプランを依頼し、総額ベースの見積もりで比較すると安心です。

STEP
耐震・断熱などの住宅性能のチェック

福岡で家を建てるなら、警固断層帯に備える意味で耐震等級3を、夏の厳しい暑さや冬の冷え込みへの対策としてUA値・ZEH水準・HEAT20といった断熱性能の指標を見ておきたいところです。

会社を見比べる際は、性能の裏付けを具体的な数値で示してもらえるかどうかもひとつの目安になります。

STEP
好みのテイスト・デザインとのなじみやすさのチェック

施工事例に目を通したりモデルハウスを見学したりして、思い描く住まいのイメージに近いかを確かめます。

得意とする分野は会社によって違い、平屋・自然素材・デザイン住宅といった強みもそれぞれです。

STEP
福岡での施工実績と地域への対応力のチェック

希望するエリアで家を建てた実績があるか、福岡の気候や土地の特性を踏まえた提案をしてもらえるかを確かめておきましょう。

ハザードマップのチェックや地盤調査の場面で、同行やアドバイスをしてくれる会社であれば心強いでしょう。

STEP
保証内容とアフターサービスのチェック

家を引き渡したあとの点検の仕組みや、長期保証がどのような内容かを確かめます。

福岡には60年点検、最長50年保証といった制度を打ち出す会社もあります。長く暮らす住まいだけに、完成後のサポート体制は大切な比較ポイントです。

慎重に見極めたい会社の傾向

どの会社が「やめた方がいい」と一概に言い切ることは難しいものの、気をつけたいポイントは存在します。順位表だけを頼りに選ぶと、ご自身が重視する点とずれが生じるおそれがあります。

加えて、見積もりの内訳がはっきりしない、性能を数値で裏付けられない、契約を必要以上にせかしてくる、といった会社には慎重に向き合いたいところです。

いくつかの会社を比べながら、説明のていねいさや対応の誠実さも見極めていくと安心です。

どの会社にするか決めきれない場合は、第三者へ相談できる窓口を利用するのもひとつの方法です。

公平な立場から助言がほしい方は住宅相談窓口おすすめ8選を、プロに間取りや見積もりをチェックしてほしい方は注文住宅のセカンドオピニオン活用術を参考にしてみてください。

ポイント 〔新サイト名〕編集部

候補を絞る段階でおすすめしたいのは、「条件をそろえたうえで複数の会社から見積もりとプランを受け取り、並べて比較すること」です。要望を各社に同じ形で伝えておくと、価格や性能、提案力の差が見えやすくなります。反対に1社とだけ話を進めてしまうと比べる相手がいないため、提示された金額や提案が適正かどうかを判断しづらくなります。手間のかかる作業ではありますが、後悔を減らすうえで大きな効果が期待できるステップです。

福岡の家づくりで事前に確認したい土地と気候の特徴

福岡の家づくりで事前に確認したい土地と気候の特徴

温暖で暮らしやすいといわれる福岡にも、住まいを建てる前に理解しておきたい土地や気候ならではの事情があります。

依頼先を比べ始める前に、検討中の土地が安全かどうかもチェックしておくと安心です。

警固断層帯を踏まえた耐震面の検討

警固断層帯は福岡市の中心エリアを通っており、過去には2005年に福岡県西方沖地震も起きています。

南海トラフに関する想定ほど巨大地震への警戒が強調されるエリアではないものの、直下型の揺れに見舞われる可能性は否定できません。

住宅会社を比較する際は、耐震等級3に対応できるか、揺れを軽減する制震の仕組みや地盤調査を取り入れているかを確かめておきたいところです。

土地探しの段階でも、地盤がどの程度しっかりしているか、かつてどのような地形(低地・旧河道など)だったかを調べておくと、より安心につながります。

九州北部で相次ぐ豪雨と水害リスクへの対策

九州北部では福岡も含め、ここ数年、線状降水帯が引き起こす集中豪雨が繰り返し発生しています。

2017年に起きた九州北部豪雨の際には、川の氾濫や土砂崩れなどによって甚大な被害が出ました。

候補地を検討するときは、国土交通省が提供する重ねるハザードマップ、福岡市の防災マップといったツールを使い、洪水や土砂災害がどの範囲まで想定されているかを確かめておきましょう。

なかでも「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」や「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」に指定された土地は、売買の際に行われる重要事項説明で説明を受ける対象となります。

レッドゾーン内の土地では建物の構造に一定の制限が設けられることもあるので、購入を決める前に宅地建物取引士へ確かめておくと安心です。

高温多湿な夏に備える湿気・防蟻・暑さへの工夫

夏場の福岡は気温も湿度も高くなりやすく、断熱性だけでなく、湿気への配慮やシロアリを防ぐ処理、強い日差しを和らげる設計上の工夫が、暮らしやすさに大きく関わってきます。

高気密高断熱を打ち出す住宅会社は増えてきていますが、暑さをしのぐ観点からは、窓をどこに設けるか、軒や庇で日差しを遮れるか、風が抜ける間取りになっているかも一緒に相談してみるとよいでしょう。

注意点 〔新サイト名〕編集部

「福岡は災害が少なめ」と受け止められることも多いのですが、警固断層帯による地震と九州北部で起きる豪雨、この2つのリスクについては、土地によって求められる備えが違ってきます。県内であっても、海に近いエリア、川沿いのエリア、丘陵地とでは、とるべき対策が同じとは限りません。候補の土地が見つかった段階でハザードマップをひと通り確認し、地域事情をよく知る地元の会社に相談するのが手堅い進め方です。九州の別エリアでの家づくりも視野に入れている方は、地域特性を見比べる材料として鹿児島県の注文住宅に関するおすすめ紹介記事もご覧ください。

福岡の注文住宅で活用したい補助金と住宅ローン控除(2026年版)

福岡の注文住宅で活用したい補助金と住宅ローン控除(2026年版)

注文住宅を建てる際は、公的な支援策や税の優遇をうまく組み合わせると、手元から出ていくお金を軽くできる可能性があります。

以下では、2026年時点で福岡県内に家を建てる方と関わりの深い、代表的な制度を取り上げます。

国が実施する補助制度と住宅ローン控除

国レベルで押さえておきたいのは、省エネ性能の高い住まいを後押しする「みらいエコ住宅2026事業」と、借入残高をもとに所得税などが差し引かれる「住宅ローン控除」が中心となります。

制度概要
みらいエコ住宅2026事業GX志向型住宅で110万円/戸、長期優良住宅で75万円/戸、ZEH水準住宅で35万円/戸を補助。長期優良住宅とZEH水準住宅は子育て世帯や若者夫婦世帯に限定。ほかに床面積50〜240平方メートルといった条件がある
住宅ローン控除毎年末の借入残高×0.7%を、最長13年間にわたり所得税などから差し引く仕組み。入居日が令和8年1月1日〜令和12年12月31日のケースが対象

※出典: 国土交通省「みらいエコ住宅2026事業について」/国税庁タックスアンサー No.1211「住宅借入金等特別控除」

みらいエコ住宅2026事業でGX志向型住宅の補助を受けるには、施工会社が「GX建築事業者」の登録を済ませている必要があります。候補にしているハウスメーカーや工務店が登録済みかどうか、契約を結ぶ前に問い合わせておくと安心です。

福岡県内の自治体による補助制度(例)

国の制度とは別に、福岡県や県内の市町村も、省エネ性能の高い住宅や移住者向けに独自の支援策を設けています。

主なものを以下にまとめました。

制度概要
福岡県 移住支援金県外から移り住んで就業するなどの条件を満たすと、単身で60万円、世帯で100万円を支給(18歳未満の子ども1人ごとに最大100万円を上乗せ)。対象となる市町村や細かな条件が定められている
大野城市 省エネ住宅推進補助金UA値0.6以下などを満たすZEHの戸建て住宅が対象で、補助額は20万円。令和9年3月31日まで受け付け、予算の上限に達すると締め切り
みやま市 ゼロカーボン推進事業補助金ZEHで3,000円/平方メートル(上限30万円)、GX志向型住宅で3,000円/平方メートル(上限50万円)などを補助。受け付けは先着順

※出典: 福岡県「移住支援金」/大野城市「省エネ住宅推進補助金制度」/みやま市「ゼロカーボン推進事業補助金」

ここで挙げた制度は、ほんの一部にすぎません。

制度があるかどうか、いくら受け取れるか、どのような条件が付くかは自治体によって違い、年度ごとに見直されることもあります。家を建てる予定の市町村が公表している最新の情報も、あわせてご確認ください。

注意点 〔新サイト名〕編集部

補助金を利用するうえで見落としやすいのが「申請時期と予算の上限」です。先着順で受け付け、予算を使い切った段階で締め切る制度が多いうえ、着工より前に申請するタイプと工事完了後に申請するタイプが入り混じっています。段取りを誤ると補助を受けられないケースもあるので、契約の前に依頼予定の会社へ「利用できる補助金と申請の流れ」を確認しておくと安心です。なお、税制・補助金の内容は2026年6月時点の情報です。ご自身に適用できるかどうかは、税理士または自治体の担当窓口へお問い合わせください。

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福岡県で選択肢に入るほかのハウスメーカーと工務店

福岡県で選択肢に入るほかのハウスメーカーと工務店

福岡県には、本記事で取り上げた会社のほかにも、住まいづくりの相談先として候補になるハウスメーカーや工務店が存在します。

坪単価の目安や会社ごとの強みをさらに確認したい場合は、下の表にまとめた関連記事をご覧ください。

住宅会社主な特色詳しく解説した記事
三井ホーム意匠性に優れた住宅や全館空調を取り入れたい方にとって、比較対象にしやすい大手住宅メーカーです。三井ホームの価格・坪単価
エースホームフランチャイズ方式の強みを活かし、土地柄に応じた住まいづくりを相談できる会社です。エースホームの価格・坪単価
アイ工務店収納量や生活動線への配慮を取り入れた自由設計の家を比較しやすい住宅会社です。アイ工務店の価格・坪単価
昭和建設福岡県を主な地盤とし、標準仕様の充実度と価格の釣り合いを重んじた家づくりを比べられます。昭和建設の価格・坪単価
谷川建設檜の魅力を引き出す木造の家づくりや、地元に密着した対応が持ち味です。谷川建設の価格・坪単価
ヤマト住建気密・断熱性能の高さや省エネ性に重きを置いた家づくりを特色としています。ヤマト住建の価格・坪単価
木下工務店完全自由設計で家を建てられ、都市部の敷地でも相談先にしやすい会社です。木下工務店の価格・坪単価
鬼丸ホーム福岡・山口エリアを主な営業範囲とし、地元に根付いた住まいの相談がしやすい会社です。鬼丸ホームの価格・坪単価
アキュラホーム設計の自由度と費用面の釣り合いを大切にした家を比べられます。アキュラホームの価格・坪単価
ミサワホーム「蔵」に代表される大容量の収納空間など、スペースを無駄なく使える家を提案している会社です。ミサワホームの価格・坪単価
アイダ設計明快な価格体系と、設計から施工まで自社で一貫して担う体制が持ち味です。アイダ設計の価格・坪単価
住友林業木の風合いを生かした自由設計の家を比較しやすい住宅メーカーです。住友林業の価格・坪単価
パナソニックホームズ耐震性能や住宅設備にこだわりたい方の候補になりやすい会社です。パナソニックホームズの価格・坪単価
クレバリーホーム外壁タイルが標準仕様に含まれ、維持管理のしやすさに配慮した家が持ち味です。クレバリーホームの価格・坪単価
ユニバーサルホーム地熱床システムをはじめ、住み心地を重んじた家づくりを特色としています。ユニバーサルホームの価格・坪単価
大和ハウス鉄骨造の住宅を主力とし、ゆとりある空間の設計や大手らしい幅広い提案が魅力です。大和ハウスの価格・坪単価
アエラホーム気密性・断熱性に優れた家を建てたい方の比較候補になる会社です。アエラホームの価格・坪単価
住友不動産都市部向けの住宅や意匠性に優れた家を比べやすい大手住宅メーカーです。住友不動産の価格・坪単価
ヤマダホームズ住まい本体と暮らしに関わる設備を一括で相談しやすい住宅メーカーです。ヤマダホームズの価格・坪単価
一建設分譲住宅の分野で蓄積した知見を生かし、費用面に配慮した家づくりを比べられます。一建設の価格・坪単価
レオハウス自由設計と価格の兼ね合いを考えた家づくりを比較できます。レオハウスの価格・坪単価
アイフルホーム子育て中の家庭に向けた住宅や、選びやすい商品ラインアップが特色です。アイフルホームの価格・坪単価

福岡での注文住宅づくりに関するよくある質問

福岡で注文住宅を建てるときの費用と坪単価はどのくらい?

フラット35利用者調査2024年度によると、建設費は平均で約3,699万円、坪単価は約104万円ほどが目安となっています。

なお、この金額は主に建物にかかる費用を示したもので、土地の購入費は含まれていません。

土地探しから始める方は土地代が上乗せになるため、希望エリアの地価も踏まえたうえで全体の予算を組むと安心です。

福岡で避けたい・トラブルになりやすい住宅会社はどう見極める?

費用の明細があいまいな会社、性能について数値の裏付けを示せない会社、契約を急がせる会社は慎重に見たほうがよいでしょう。

ひとつの会社を一概に良し悪しで判断するのは難しいものの、何社かを比べて説明のていねいさや施工実績をチェックすれば、自分に合わない会社を選んでしまうリスクを減らせます。

福岡で費用を抑えた注文住宅を建てることはできる?

可能です。タマホーム(坪約64万円)など、価格を抑えた商品を用意している会社も見られます。

あらかじめプランが決まっている規格住宅や、ローコスト住宅を検討するのも一つの方法です。

あわせて人気のローコスト住宅ランキングや人気の規格住宅ランキングもチェックしてみてください。

福岡で平屋を建てることはできる?需要は高い?

建てられます。福岡には平屋プランを積極的に提案している住宅会社がいくつも見られます。

なかでも悠悠ホームやエコワークスは、平屋向けのプランを豊富に用意している会社です。

敷地の面積や予算に合わせて検討しやすいので、平屋を考えている方は施工経験の豊富な会社へ相談してみると安心です。

福岡でマイホームを建てるにはどれくらいの年収が目安?

フラット35利用者調査によると、福岡県内で注文住宅を建築した世帯の平均年収は約605万円となっています。

もっとも、実際に求められる年収は、建物価格や土地代、手元の自己資金、ローンの借入条件などによって異なります。

坪単価の求め方についての解説記事で総額の捉え方を確認しつつ、余裕をもった資金計画を立てておくとよいでしょう。

福岡で暮らすならおすすめのエリアは?

人気が高いエリアとしては早良区・西区・中央区などが知られていますが、地価や災害リスクの状況は場所ごとに違います。

暮らしやすさだけで決めず、ハザードマップで災害の危険性をチェックしてから選ぶと安心です。

地価の高い地域を選ぶ場合は、土地と建物にそれぞれどれだけ予算を割くかもあわせて検討しておきましょう。

八女杉など福岡県産の木材を使った家は建てられる?

建てられます。八女地域材をはじめとする福岡県産材を取り入れている会社があります。

エコワークスなどは、地域材の供給網(サプライチェーン)に参画している会社として挙げられます。

地元の木材を活かした住まいに興味がある方は、地域材を扱っている会社へ問い合わせてみるのがおすすめです。

福岡で満足できる家づくりを叶えるポイントのまとめ

福岡県では、全国規模の大手と地元に根ざした工務店がしのぎを削っており、依頼先の候補を幅広く検討しやすい地域といえます。

記事の締めくくりとして、納得のいく家づくりにつながるポイントを振り返ります。

  • 建築費の目安:福岡県で注文住宅を建てる場合、建設費は平均で約3,699万円、坪単価は約104万円ほどが一つの基準です。全国平均と比べると少し低めの水準にあります。
  • 住宅性能:警固断層帯を踏まえた耐震性能に加え、温暖で湿気の多い気候に適した断熱・防湿・防蟻の対策が講じられているかを、具体的な数値をもとにチェックしておくと安心です。
  • 立地と災害リスク:警固断層帯や九州北部で起こる豪雨への備えとして、土地を探す時点からハザードマップに目を通しておくことが大切です。
  • 依頼先の選定:順位や坪単価の低さだけを判断材料にせず、価格や性能、デザイン、施工実績、保証といった共通の物差しで複数の会社を見比べることが、失敗を遠ざける有効な方法といえます。
  • 補助制度と相談先:みらいエコ住宅2026事業のほか、福岡県や市町村による補助金も上手に取り入れ、判断に迷う場面では中立の立場の相談窓口を頼るのも一つの方法です。
ポイント 〔新サイト名〕編集部

マイホームは、人生の中でもとりわけ大きな買い物です。家づくりで何より大切にしたいのが、「急がずに、複数の会社を公平な目で比較すること」です。依頼先の候補が多い福岡だからこそ、価格や性能、土地に合わせた提案力を一社ずつじっくり確かめる時間が、後悔を防ぐいちばんの備えになります。家づくりを始める際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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田崎 義人のアバター 田崎 義人 賃貸不動産経営管理士

大学在学中に、人材派遣・セールスアウトソースのスタートアップに参画。その後、賃貸不動産会社専門商社に移り、新規事業開発・営業責任者として東証マザーズ上場後に執行役員を務める。
【資格】
賃貸不動産経営管理士

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